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zoom RSS 「楽しい」って?

<<   作成日時 : 2007/07/13 21:02   >>

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 甲状腺ってどこにあるか知ってます? そう聴かれて身体のどこを指します?

 お腹? 頭?

 ややぁ・・・そんなに皆無知ではないでしょう。そう、。気管の軟骨に引っ付いています。のっけからこんな話題で、まぁこれがどういう働きをしているかって言う話ではないんです、全くもって。

 今日甲状腺の手術があったんです。勿論、喉の手術なので全身麻酔です。全身麻酔はうちの病院の常勤の麻酔科医がかけました。ごく普通に麻酔を導入して、何事もなく手術が終わって、ごく普通に麻酔から醒めて、別段変わったところもなく、退室の準備をしていたら、

「・・・・・○○・・・・しい・・」

 と、麻酔から醒めたばかりでまだぼんやりしたままの患者さんが言うんです。

「・・・・・○○・・・○○・・・し・・・・」

 おや?

 何と?

「・・・・・○○・・・」

 麻酔から醒めてぼんやりした状態のまま患者さんが一生懸命何かを訴えているのはよくあることです。大体が「痛い・・・」「喉が痛い・・・・」「痰が出る・・・」。または「おしっこがしたい。」なんです。
 よくあることで、喉が痛いのは麻酔の為に気管にチューブを挿入していたから。これは時間の経過と共によくなっていきます。傷が痛いのは除痛が効いていないので、すぐさま痛み止めを追加。おしっこがしたくなるのは、尿道カテーテルを入れている違和感。
 大体予想が付くんです。ぼんやりした患者さんは自分から訴えたいと思ってもごもご喋るんですが中々伝わりにくいもの。そういう時は消去法で効いていくのが一番。

 今日の患者さんも何か言ってるのに聞き取れない。

 同僚の看護師と顔を見合わせて一秒首を傾げ、

「傷が痛いんですか?」(←これが消去法。yes/noで答えが分かる。)

 と聞き返す。そこで頷かれれば対処しますが、

「・・・・・○○・・・・しい・・・」

 患者さんはそう繰り返し言いながら首を振りました。

「ん?何て?」

 私には聞こえなかったけど後輩には聞こえたのかと思い彼女に問いかけたんですが、後輩も首を傾げるばかり

「どうしました?どこかしんどいですか?」

 患者さんが徐々にはっきりと目を開けるようになって、もごもご口元が動いてきたので、そう問いかけたら、

 今度ははっきりと聞こえたんです。

 なんと・・・


「・・・楽しい・・・・」


 と・・・・・・。

 えっ!?

 た・・・・楽しい? 楽しいって・・・・「fun」のこと?

 楽しい!!!???

 その言葉の意味するところって、何

 手術、楽しかった?

 麻酔、愉快だった?

「た・・・・楽しい・・・・んですか?」

 聞き返したら患者さんは

「んーーーー、楽しかった・・・・楽しいわ・・・」

 って言うんです。何度聞き返しても同じ。うわごとのように「楽しい」という言葉を繰り返すので、私達は「?」の状態。
 すると先輩看護師さんがポツリ。

「楽しい、いい夢を見てたのかしらね。」

 ほぅ・・・・

 麻酔の先生、

 グッジョブ

 
 しかしまぁ、手術の全身麻酔から醒めて第一声が「楽しい」だった人は、初めてです。そんなにいい夢を見てたのかなぁ・・・。普通だったらそう考えて結論を出すんだけど、そうとは思えないんですよ。この患者さん、「楽しい」発言の後にしきりに自分の主治医の先生の事を聞いたんです。

「先生は? 先生はどこ?」

 って。先生って、麻酔の先生のことかな?って思ったんですが、どうも違うみたいで、退出間際に主治医の先生を見つけたので、患者さんに声をかけてくださいって呼び止めたんです。先生が患者さんに「終わったからね。帰って休もうね。」って声をかけると、

「先生、ありがとうありがとう。」

 と、はっきりと言って先生に握手を求めてきたんです。先生はちょっとテレながら「はいはい。」って感じで握り返してあげていました。これって、手術のことで頭が一杯って感じの対応じゃないですか?手術前からきっと手術のこと色々心配されてたと思うんですよね。入ってこられたときも『宜しくお願いします。』って凄く頭を下げていらしたから、余程不安だったんじゃないかと思っていたんですが、終わっての第一声がこれ・・・・。とてもじゃないけど夢を見ていたとは思えないんです。

 
 全身麻酔から醒めるのは、うちの病院では手術室のベッドの上です。そこから病棟までベッドで帰るんですが、あとから患者さんに聞くと、病室に帰ってからの記憶しかないようで、手術室で一回目を醒まして、「○○」って言ってたんですよと教えてあげると、「覚えてないです。」って必ず言われます。
 だから麻酔から醒めて第一声って、意外と「本音」が出るところ。私達だって目が覚めてすぐに難しいこと聴かれたら「もうっ!!」って思ったり「へいへい、分かりやした。」みたいに気分になるじゃないですか。だから、結構な確率「本音」がでます。そう私は思っているんですが・・・・。

 勿論「本音」なので、「良かった、生きてる。」って言う人もいますし、「私、大丈夫?」って聞かれたこともあります。整形外科の手術では、「足ある?」とか。
 まぁ、寝起きに看護師さん見て「ここは天国じゃないよね。」って冗談を飛ばしたツワモノもいますけど こういう人は根っからのお調子者キャラかもね。

 なので今回「楽しい。」と言われ、なんだか笑うに笑えず、不思議な気分になりました。

 返すとしたら

「ん〜〜〜、良かったね。」

 という感じですかね・・・。
 
 でも、何が楽しかったんだろ--!!!???

 気になります〜〜〜 !!!!          

                           

 今日は比較的仕事が少なかったので、のんびりと昼休憩をとっていたら、一緒にご飯を食べていた先輩が映画の話をしていたんです。一頻り映画の話をして、原作が本になっていることとか話していた後、

「時間があるから本が読みたいのよね。」

 等といわれたので、私は

「どんな本がいいんですか?」

 と聞き返したら、

ミステリーがいいかな。」

 インターネットで色々調べながら、私が読みたくて迷っているものをお勧めしておきました

「読んだら感想教えてください。」

 なーんて条件付きで。それをきいて読むかどうか決めるつもりの私。実は凄く気になる推理小説があるんですが、何となーーーくミステリーは手が出せなかったりするんですよね。
 ずばり石持浅海さん。これを機に先輩に読んでいただくことになりました。と言っても本当に手を出してくれるかどうかは・・。
 他に東野圭吾さんや宮部みゆきさんなんかを勧めておきました。ちょっと大御所過ぎますかね? 咄嗟には思いつかないよー。

 インターネットをいじりながら先輩が

「横なんとかさんって言う小説家知らない?」

 と聞いてくるので、

「もしかして、横山秀夫さんのことですか?」

「そうそう、その人

「『半落ち』とか『影踏み』とか書いた人ですよね。」

 著書を調べながら、先輩がどれにしようか迷っている様子でした。

「そういえばこの人、『出口のない海』を書いてますよ。それは全然ミステリーとは関係ない戦争ものですけど。映画になりましたよね。」

「ふぅん、そうなんだ・・・

 先輩、それで知ってるんじゃないんですか?

 何故突然横山さんだったのかは微妙に分からないんですが、本に目覚めた先輩には、ミステリー以外のオススメも一杯言っておきました。伊坂さんとか、石田衣良さんとか、浅田さんとか。ふふん、役に立ちました、私の雑学読書。あ山崎豊子さん言うの忘れた。肝心なところには働かないんだから

                          

 台風のため、明日も明後日も雨のようです。世の中3連休らしいですが・・・。
 
 雨でも、よい休日になりますように。

 雨が降っても、優しい休日になりますように。

 ベランダの洗濯物は乾かないけどね・・・。

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