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zoom RSS 確実に左胸を!

<<   作成日時 : 2008/01/22 22:10   >>

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 朝っぱらの仕事場、モグラーずの巣穴の一つで、とある整形外科医の悲鳴にも似た声が響き渡っておりました。

 そこは肘の骨折をしたおこちゃまの整復手術をしていた某巣穴。

 私は巣穴のパトロールを兼ねて、ふらふらと夢遊病者のように彷徨っていたんですが(丁度仕事の手が切れて、手持ち無沙汰だったともいう)、その絶叫というか、怒鳴り声の後、ばたばたと部屋から走り出てくるモグラ達・・・いや・・・スタッフが、大慌てで滅菌した覆い布を大量に抱えて再び巣穴に戻っていくのを呆然と眺めておりました。
 大概、担当している外回り看護師が走りながら飛び出してくる時は「何かあったとき」と相場は決まっています。
 慌てていると人間、走るものです。普通のんびりはしないよね。

「何事!?」

 と思っていたんですが、手伝いに入ったスタッフは一杯いたし、邪魔になりそうだし、とりあえず患者さんがどうのこうのという救急ではなさそうという判断の元、「触らぬ神に祟りなし」という先人の知恵に従わさせていただきました

 昼休憩、その騒動の渦中にいた後輩と一緒になり、一体何があったの?と聞いたんです。その整形外科医が突然切れて大声を出すのはすごーーーく日常的なことなので、取り立てて大したことではないんだろうなーと思っていたんです。ちょっとした事で大声を出すのは、手術中物に当たったり発散させたりという事が出来ないため、声で感情を吐露するしかないとも言えます。
 制限される状況って、意外とキレやすいものですよ、全く

「それがですね・・・術野に突然髪の毛が落ちていたんです。」

「・・・・・えっ!?」

「さっきまでなかったのに、気付いたら『あっ!?』って感じで。」

 かかか・・・・・か・・かかかか・・・髪の毛?
 それって、勿論滅菌してないものよね


「だ・・・大丈夫だったの?」

 これがどれだけ一大事な事なのか、皆様はお分かりいただけるでしょうか? 
 簡単に言えば、滅菌(ばい菌が一つもいない状態)のところに、不潔(ばい菌だらけ)の髪の毛が落ちてきたと言う事です。←・・・簡単すぎてありのままですが。

 うーん、コレをどういったら適当か

 飲料用ミネラルウォーターの中にウン○が入ってると言う感じ?
 枕が牛糞みたいな感じ? ←・・・・??????

 違うなー。
 ただ汚い!という事とは違うもんなー

 ありえない!

 と言う事の方が近いもんなぁ。
 ありえない・・・・ありえない・・・・・・

 晴一くんが実は女性だったとか?

 ・・・・それ位かなぁ?

     どれ位だよ!!!!

 まぁ、察してください 結局そうなるか。

「で、皆不潔だーって慌てながらも『誰の髪の毛?』って目で詮索しあってるんです。」

「わかるーーー!!!」

「その先生なんて、あからさまに私の事見てて。」

「やりそう。まず疑われるの私達だもんね。」

「でも、髪の毛は凄く短くてカールしてるんですよ!私はロングヘアーだし『絶対違う!』って。」

 有らぬ疑いだよ、全く!
 しかしまぁ、こう言う事はあってはならないことなので、皆がぴりぴりしながらその後の手術をしたことは言うまでもないでしょう。手術する部分を開けた後に不潔となった場合は、兎に角兎に角綺麗に洗って洗って洗いまくり、覆い布を新しいものに変えたりします。それだけ人間の体の中は滅菌状態なんですよ。悪い虫に付かれないように気をつけてくださいね!

 今回は関係のない術野に落ちていたので大事には至らなかったようです。開けた部分じゃなくて良かった〜〜〜

                          

 その後輩とそのまま話をしていたら、

「昨日面接しました。」

 という話に。面接と言っても、再就職とかではないんです
 私たちの病院では、一年間の目標みたいな達成目標を年度初めに書かされるんです。それをどれだけ達成できているかとか、一年間の自分はどうだったかとか、そういった事を上司と年一回、面接するんです。
 自分で申請しないと自分の成果を評価してくれないなんて淋しいなーって本音では思ってます。これが数字で表されるものだったら頑張りようもあるんだけど、私たちの仕事は日常の業務を何事もなく普通に行うのが一番大切なこと。何事もなく済むというのが一番 それをどう評価しろと言うのか・・・難しいんですよ、これがホントに!
 それなのに具体性の在る目標を上げろとかいわれるし、「当たり前の事を当たり前にこなす」という「それなり」は、私たちの場合評価の対象にはならないんですよ。

 逆を言えば上司は、日常の私たちの「それなり」を見てくれてはいないと言う事。出来て当然というラインが毎年どんどん上がってきています

 その面接です。何を聞かれるかといえば、自己目標の出来具合と、来年の身の振り方とか、仕事場の要望とか・・・あとは個人的に色々。
 後輩は、

後輩:「まぁ普通に終わりましたけど、『あなたの目標は?』って聞かれました。」

うまうま:「目標ねぇ・・・。何なの?何て答えたの?」

後輩:「『そうですねぇ、恙無く平和に暮らすことです』って。」

   はい?

うまうま:「ねぇ、師長の聞きたかった目標って『仕事の』目標じゃなかったの?」

後輩:「そーなんですよ!そうだったらしくて。言ってから気付いたんです

うまうま:「・・・・で、師長はなんて?」

後輩:「『そういうことじゃないわって怒られました。」

 やっぱりね

後輩:「『あなたの穏かな仕事ぶりとか性格とか見ていると、病棟で患者さんと
     触れ合っているほうが似合うのかと思うわ。』
って言われました。」

うまうま:「でも、オペ室に移動させたのあなた達じゃん!ってことだよねー!!」

後輩:「そーですよ!!! そう思ってるんなら適材適所でしょ〜〜〜

 その後後輩は、まるでフォローのように、『こんな救急の場面は合っていなくて大変だろうけど、これも勉強だから!』と励まし(???)のお言葉をいただいたそうですが、全く励ましにもフォローにもなっていませんて、師長

後輩:「その後ですね、『何か私に言いたいことある?』って聞かれたので・・・」

うまうま:「・・・『言っていいんですか?』とな?」

後輩:「『言いますよ!』ってですか?」

うまうま:「『言うけど泣かないでくださいね!』ってね。」

 ・・・・私達、一体師長を誰だと思ってんだか・・・・
 スタッフと温度差の在る上司を持つって、辛いんだよ〜〜。

後輩:「でもまぁ、色々あるじゃないですか。一杯あるから手っ取り早く

    『ワタシ、白髪が増えたんです。』 と。」

       
       はいっ!?

       白髪・・・・あぁ、そうね、増えた増えた!!!

        私もそうだもん!!!

        分かるわぁ〜〜〜


うまうま:「で、師長さんは?」



後輩:「『アナタ、それは年よ。』・・・と。」









        25歳に「歳」と言い張る還暦。






 いや・・・・生きてきた時間の問題ではない・・・・





       言いたいことは、そういう事じゃなくてさぁ・・・・





 増えたんだよ、白髪。悩んでんだよ、ソコ!!!



  
      
     
   複雑な思いを抱きながら、25歳後輩は思ったと思います。




            ・・・・とりあえず・・・・歳はどっちな!!!



後輩:「いろんな意味をこめて言ったんです

うまうま:「うん、そうだね・・・

後輩:「 『そこだよ、そこ!察しろよ!』という風に返されちゃいました。」

うまうま:「・・・・そうだね・・・そのようだね・・・

 つまり、返り討ちに合ったと言う事ですね。
 これを、流石上司と言うべきかどうかは、測りかねます。
 
 うちの師長は、バイタリティー溢れる60歳。もう若者なんてじゃないほど。
 一体どこからそんな勢いが?という感じですが、ここだけの話、頑張ってるのに浮いちゃう人っているじゃないですか。ああいう感じです。これを温度差と言って誤魔化していますが、束縛とも締め付けとも捉えられがちな勢い。
 哀しいかな、空回り・・・ 歯車が誰とも噛み合わないんです。噛みあう人を求めているのかも分かりませんし、きっとかみ合わせようとは絶対思っていないと思います。師長ですから、スタッフを牽引する力も必要なんです。犬ぞりの様にただひたすら橇を引くあの力強さもたまには必要。

 しかしまぁ、うちの師長の凄さって、このやりとりに尽きるわな・・・。

                           

 うちの手術室って、凄いところだなぁ〜〜〜。こうして振り返っていると、仲が良いんだか悪いんだか。けど この結束力は何だ!? 団結力は何だ!? 緊急時の対応の素早さは何だ!? と言う感じです。
 
 手術場はどちらかと言えば状況的に救急という場のようです。私が求める穏かな死を看取る所ではなく、迫り来る乱暴な死に立ち向かうところのようです。 (知らんかった〜〜〜)
 けど、人の命を救うのは同じ人ですから、人の域を超えてはいけないと思うんです。ただ闇雲に救うのではなく、確実な「生」として救う・・・それが大事
 だからこそ、医療の高度化があり、伴って高度な判断力が必要。その高度な判断力を支える知識が必要で、経験に寄らないリーダーシップが必要。

 むりむりむりむりむりむりむりむりむりむり!!!!!

 私、ついていけません・・・
 今のところ私たちの手術場がそういった命の現場になることは少ないので、今の私でも大丈夫のようですが、外来当直などでそんな場面に立ち会ったとき、私一体どーなるんでしょう!?「生」に固執しない救急現場の看護師って、足手まといじゃないのか?って気分です。
 
 大体、知識って言葉が苦手なんですよ〜〜〜

 ところで皆様は心臓マッサージ出来ます?



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