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zoom RSS ニンジンか輝きか・・・

<<   作成日時 : 2008/02/03 22:06   >>

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 麗らかな日曜日、自宅にいるのは珍しいことです。自宅待機の昼間、いつも何をしようか迷ってしまいます。普段違うことに費やしているこの時間、いつも出来ないことをすればいいんだけど、家でじっとしていると色んな事を考えてしまい、ぐたぐだになってしまうのが常の私。

 ベリーちゃんの様子を看て「経過観察」との診断を下した後、久しぶりに図書館に行って来ました。

 いつぞやは毎日のように通っていたけど、忙しくなってからはなかなか行くこともなく、新刊の方にばかり目が行っていたんだけど、随分前に刊行されている森津先生の本を探そうと出かけました。
 図書館には最近パソコンで本のありかを探す「蔵書検索」が出来るようになっていて、簡単に何処に何の本があるか探すことが出来ますよね。
 コレってすごく便利!

 ナノに・・・ なかったーーー!!!!

 森津先生の本は全て貸し出しか、違う場所の図書館に行っていて、私の行った図書館には置いてなかったんです 仕方ない。人気があるってことだもんね。

 日曜日とあって、図書館は子供達の姿がいっぱい 受験シーズンもまだまだ終わっていないので、子供達のはしゃぎ声を聞きながら窓際では受験生の熱心な勉強姿を見かけたりします。
 日のあたる暖かい場所では年配の方が本に見入っていられたり、若者たちが何冊も小説を片手に書棚を眺めていたりと、そこに在る光景の懐かしさや暖かさにとっぷり浸っていた時間でした。

 森津先生の本がなかったので、ぶらぶらと書棚を漁っていた私。特に目当てのものもなかったので、何冊か目を通していいものがあればなーと思っていたんです。
 図書館って、何時もは読まない作家さんとの思いも寄らない出会いがあったりします。これが妙味 最近の本屋さんは古いものはおかないところが多いですしね。全集が置いてあるのも図書館ならでは。学生時代は、海外文学全集の読破を考えていましたが、ドフトエフスキーでつまずいた。始めの方じゃん・・。

 そこで、素敵な本と出合いました
 私が考えていたことが本になってる!それも、私が欲しかったような示唆がいっぱい!

 ドイツ文学のコーナーにあり、タイトルを

 「ニンジンより大切なもの」 
              ボリス・フォン・スメルチェック:著
                       清水紀子:訳 
主婦の友社

 と言います。実は、私このタイトルに惹かれたんです。
 「あ、ニンジン!馬の話かな?」って思ったの だってドイツだし、凄く薄い絵本の上級バージョンみたいなものだったので(「チーズはどこへ行ったの?」みたいな?)きっとそうだ!と思ったのが手に取った始まり。

 でも、表紙には真っ暗な地中に一本のニンジンが描かれていて、その上を歩くのは一匹(?)のウサギ

 あぁ!ニンジンって、ウサギのニンジンね!!!

 変なところで納得しちゃいました。
 すんごく可愛らしいイラストが盛り込まれていて、本当に読みやすい上、翻訳されている日本語の分かりやすいこと
 
 ウサギのハンニバルは、ニンジン工場で働くウサギさん。家には可愛い奥さんと子供がいて、順調に出世をし、マイホームを手にいれ、順風満帆

 なのにある日、妻のヘレナから言われます。

「あなたはいつ、瞳の輝きをうしなってしまったの!?」

 そんなはずはない!自分は変わっちゃいない!妻の言う事を理解できないハンニバルは、よくよく問題と向き合います。(←意外と素直ですよね、ここ。)

 鏡に映るぼろぼろの自分。
 生活の充実具合とは反対に、輝きを失ってしまった瞳。
 
 何故?

 ハンニバルはふと思います。

「こんなに仕事が楽しくないのは何故?そう、仕事が楽しくない!

 毎日休日の事ばかり考えている。

 定年するまで我慢している自分。

 何でこんな風になったんだろう!?」
 

 そんな時、ウサギ村にやってきた怖い狐がいるとの噂が流れます。武器を持ってウサギを殺して食べていく狐の噂に、ハンニバルもびくびく!
 けれど、もしかしたら話し合いで出て行ってくれるかもしれないと、勇気を出して姿を確かめに行ったハンニバルが出会ったキツネは、よろよろと木の棒を杖にした、一頭の老キツネ
 怖がるどころか、空腹を抱えたキツネを可哀相に思い、自宅へ招待するハンニバル。始めは怖がっていたヘレナも次第に打ち解け、ヘレナご自慢のニンジンの煮込みを囲み、お話。

 ヘレナは話しているうち、キツネの不思議な魅力に気付きます。

「どうしてアナタの瞳はそんなに輝いているの?」

 姿はよぼよぼなれど、老キツネの瞳はきらきらと絶えず輝いて希望を満たしています。ハンニバルの無くしてしまった輝きがそこには在ったのです。

 キツネは話し始めました。瞳の輝きを取り戻した話、

 「太陽の洞窟」「黄金の書」を見つけた話を・・・・。

 翌日、希望を胸に、ハンニバルはその洞窟を目指して旅に出ます。何日かかるかわからない、何処にあるか分からない「太陽の洞窟」を目指して。そして、瞳の輝きを取りもどす挑戦に出かけるのです。

                       

 旅の中でハンニバルは、「幸せのテントウムシ」と名乗るフォルトゥーナに出会います。

 彼女は

「ハンニバルに出会うべくしてであったの。
 アナタの事なら何でも知っているわ。」


 と言います。幸せを届けるテントウムシが何故自分に?

「幸せのテントウムシは、アナタみたいなタイプのところに飛んでいくの。 自分の人生を掴もうと頑張っている人に引き寄せられるの。」

 ハンニバルはフォルトゥーナの話を聞き入ります。

「幸せは神出鬼没。『幸せ』は運でも偶然でもない。
 幸せになる準備が出来ている人にだけ訪れるもの。」


 ハンニバルは聞きます。

「でも、我が家の隣にいる仕事もしないで怠け者のウサギに宝くじが当たったのは何故なの?彼は幸せになる準備なんて全然してなかったよ。」

 全くですなぁ・・・ハンニバル、意外に聡明と思いましたね、私。
 フォルトゥーナは言います。

ラッキーハッピーは別のものよ。」

 ・・・・・すげぇ・・・

 物語の中でフォルトゥーナの存在は重要。本当に可愛いテントウムシです。
 こんな指南役が傍にいるなんて、ハンニバルは羨ましいものです。

 本当だったら幸せのテントウムシは、対象には気付かれないようだけど、フォルトゥーナは風邪を引いていて、くしゃみが止まらなかったんですって。ハンニバルの近くでお役目をしようとしたときに、くしゃみのせいで気付かれてしまったの。だから仕方なく姿を見せるしかなかったんだと言ってます。
 
「気付かれたなら挨拶するのが礼儀でしょ。」

 とね。
 「幸せ」のテントウムシも、時にはこんなへまをするんですね。

 ハンニバルの旅は、こうした旅物語に似合わず、途中で辞めざるを得なくなってしまうのですが、その後は読んでのお楽しみ 全部で200ページもない冒険物語の中に、私達が必ず迷う全てが詰まっているんです。

 後書きで著者も訳者も書いていますが、

「仕事を見つける」

 時の迷いがこの本だそうです。

「ドリームジョブ」

 と訳されいる、自分にあった自分だけの仕事を見つける旅がハンニバルの旅。ウサギだから皆この仕事に付かなければならないというお仕着せの常識を突破してこそ、自分らしい「ドリームジョブ」を見つけることが出来る。それには手放さなければならないものが沢山合ったり、時間がかかったり、大変なこともいっぱいあるけれど、自分が輝いていく為には必要なこと。

 「ニンジン」よりも「輝き」が大事

 ハンニバルは気付いていくのです。
 私達は、気付けているのかな・・・。 
 ウサギより、幾らでも仕事を選べる私達。
 「ドリームジョブ」につけているかな?
 
 いいえ・・

 私、今の仕事を「ドリームジョブ」にしたいのです!

 見つけるのではなく、芽吹かせたいんです!

 本当の私にとって「ドリームジョブ」が違う場所にあったとしても、今のこの仕事を「ドリームジョブ」に仕上げることも出来るはずですよね。
 
 だって、辞めたくないもん

 楽しくなくても、仕事嫌だなって思っても、仕事場変わりたいって思っても、看護師であることを辞めようとは思わないからなぁ・・・。

 これも、ドリームジョブ?

 



 「ニンジン」より大切なもの、得られているかな?


 私も、輝けるかな? これから、もっとずっと・・・!!!

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