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zoom RSS 君に捧ぐ天の歌

<<   作成日時 : 2008/03/31 21:47   >>

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 3月末の月曜日です。昨日とは打って変わって道路が乾いております。けど、寒さは何となく厳しい。この温度差で皆が花粉症ならぬ鼻炎にかかっているよう。
 花粉の入る隙もないはずのモグラーず巣穴で、くしゅんくしゅんと可愛いくしゃみがあちこちから聞こえてきます。そのたびごとに

「大丈夫?」

 という声がかかる辺り、医療者ですなぁ・・・

 とまぁ、こんなのんびりした月曜日でした。ところで、物を扱う仕事の方は今日が結構大変な日になったはず。というか、もう少し前からやってるのかな?
 よくデパートなんかでも目にしたことがあるはずですが、

棚卸し

 の日だったんです、うちの病院。これが何を意味するのか・・・。
 コレが意味するところは、

税金と労働

 と言う事に尽きます。兎に角兎に角、大変な作業なのです。何でコレを手術室の私たちがしているかといえば、私たちは病院の衛生材料の倉庫である「中央材料室」を兼務しています。
 中央材料室には、滅菌されたガーゼから吸引チューブ、気管切開チューブ、果ては使い捨ての注射器や針、点滴のルートなんかがぜーんぶあるところ。病棟や外来は必要なものを中央材料室に注文してから貰っているのです。
 この衛生材料を、全て「資産」と考えて、一つ一つに税金がかかってくるんです。

 そりゃ、あーた!!!

 骨折に使うスクリューやプレート一つ一つにも何円っていう税金がかかってきて、病院が払う税金って何百万にもなるんです。在庫が多ければ多いほど、この額も正比例。なので、できるだけ在庫を持たないのが理想なんだけど、緊急手術などで使うと仮定すると、どうしても余分な在庫が増えてしまうし、ないと手術が出来ない!と言う事もしばしば。
 ジレンマってこういうときに使う言葉ですよね。非常災害の時に使う為の備蓄についても対象なんだから

 なので、年度末にはどのくらい病院が在庫を持っているのか計算する為、全ての在庫の数を数えなければならないのです。
 注射器何箱、針何箱、チューブ何箱、スクリュー何本、プレート何本・・・

 むっき〜〜〜〜!!!!

 イライラする〜〜〜!!!!

 細かい文字で何百という数の品物を数えて書き上げていくのは、20代の仕事です。30代には辛いです。・・・といっても、私は品物を指示していただけなんだけど。
 棚卸しって、本当に大変。埃と数と、ここから割り出される税金の大きさというプレッシャーに押しつぶされながらの作業。毎年この時期、スーパーが一日休んで棚卸しをするあのスタッフの大変さを共有するわけです。しかしね、私たちは休めないから仕事しながらなのよ。緊急手術が3件も入ったっていうのに。

 町で「棚卸し」の予告を見かけたら、「お疲れ様」と両手を合わせてあげてください。

「えー、何で休みなのよー!腹立つー!!

 とは決して言わないように・・・お願いします

                         

 ちょっと切ない話をします。いえいえ、決して私の失恋話ではなくて・・・

 ドイツのアウシュビッツのドキュメンタリーを、昨日だったかな?NHKでしていたんですが、ご存知ですか?たぶん、世界遺産の話だったと思います。アウシュビッツ収容所跡に建てられた博物館?記念館?が、世界遺産に登録されているらしいですね。すいませんが、私は全然知りませんでした行けばアウシュビッツ収容所跡が見られるとは知っていたし、いつかは行ってみたいと思っていましたが、記念館まであるとはね・・・
 そこでは数々の遺品や当時の文書などを保存、展示しているようです。

 話題になっていたのは、その記念館の事でも、遺品の修復作業の事でもなく、世界遺産という共通点をアプローチとした、広島との関係。

 関係っていっても、特にないんですが・・・何だか表現するのに難しいんですが・・・。
 番組の事ではなく、私の思いを書くことにします。

 アウシュビッツ収容所での惨劇は、第二次世界大戦のドイツの惨劇として色濃く、決して忘れられる事はないと思います。ドイツといえばそう表現され、「ドイツ」という国自体が嫌煙されていた時代もあったようです。
 ただ人種が違うからと言って人間が人間を意味もなく、それこそ変えられない自分のアイデンティティを否定されて殺されて、人間はかくも残酷になれるものかと思う・・・。それは誰もが思う「訳が分からない」状態。当時迫害をしていた側の人だって、今なら何故そんなことをしたのか分からないというでしょうね。
 日本にだって、「部落」という差別があったり、アイヌの人達に対する差別が当然のようにあったこともあり、意味のない人間の残虐行為に頷けることもあります。
 
 アウシュビッツの惨劇を何故だとかどうしてだとか語るつもりではなくてですね。番組の中ではそのアウシュビッツ収容所から脱走を図り、成功、生還した男性が取材に応じていたんです。もう大分お歳を召されているんですが、精力的に講演活動をされているようです。印象的だったのはその人の言葉。
 その男性はアウシュビッツから脱走したあと、一軒の農家に匿われ、終戦を迎えます。危険を冒して自分を救ってくれた農家の家族とは、今も交流があるそうです。

「自分はここの納屋でもう一度生まれたのだ。」

 そう語る男性の言葉が、

「人間は信用できるものだと言う事を、この人の存在が証明してくれる。」

 そう言って、当時少女だった農家の娘さんを抱きしめる男性の言葉が、本当にじーんと心に響きました。お涙頂戴と言う言葉ではなく、何だか真実の、確かにを持った響きとして落ちてきた気がします。

 キレイゴトではなく、痛みを伴った真実。

 昭仁くんの歌詞の言葉が、不意に過ぎった瞬間です。痛みを伴ったからこそ、その男性は本物の人生の音楽を響かせることが出来ているんでしょう。命の暖かさ、命の音楽。
 私にそんな存在が居るかな?と、思いました。自分が生きてきて、この人が生きているから私があるのだと、その人がいるから人間の本質が信じるに足るものだと理解できる存在が、あるでしょうか?

 番組の中では、同じ世界遺産に登録されている広島の原爆ドームが取り上げられていました。この原爆ドームが世界遺産の登録を申請したとき、協議会では中国とアメリカの反対を受けたようです。考えようによっては当然。
 そんな中で原爆ドームの世界遺産登録を推進した人物が、ドイツにいたのです。アウシュビッツの生還者だったか、経験者だったか、館長さんだったか、ちょっと申し訳ないんですが忘れましたが。
 その方が原爆ドームを世界遺産に登録するのに挙げた理由の一つとして、

「アウシュビッツは収容所が世界遺産に登録されたのではなく、その惨劇を忘れまいとする記念館が登録されただけ。言うなれば後世の人間が作り上げたもの。逆に原爆ドームは、それ自体が戦争の歴史である。」

 と。

 また、

「アウシュビッツの悲劇はもう一度ナチス・ドイツという独裁国家が誕生しない限り繰り返されることはない。

 けれども原爆ドームはこの世で今現在も再び起こりうる可能性のあるもの。

 戦争とは、そういうもので、それ程身近なもの。」


 と。

 これを聞いた時、あぁ、そうか・・・と思いました。
 被爆国として広島が位置づけられているもの、求められているものはこう言う事なんだなと。アジアのどこにでも、日本が、唯一被曝した広島が、戦争に於ける自国の罪に目をつぶって、「被曝したんだ、可哀相だろう。」って言っているだけのようにとられていることでしょう。
 時々私だって思います。被曝するに足る悪行だってしてきたはずなのに・・・と。けれど、その罪を償いながら、被爆国として戦争の惨劇を語り、平和の尊さを宣言し続ける必要があるのだと、この番組の言葉で思いました。世界に於ける広島の果たすべき役割、原爆ドームの世界遺産登録の意図とは、そういう事なんだとね。

 アウシュビッツはユダヤの人達への差別と虐殺、けれど広島は不特定多数、無差別の大量虐殺と表現されていました。
 私はそんな風に考えたことはありませんでした。大量虐殺・・・・・そうだったの!?という感じです。(言葉にするには難しいことなんですが。)
 原爆を使わざるを得なかったアメリカの意図も分かる知識も持っています。けれど、原爆記念日に平和を祈る気持ちはいつもときも同じ。その気持ちで広島を訪れることもあるし、原爆ドームを眺めることもあります。

 なんというか、複雑な気持ちでしたね。広島とアウシュビッツと・・・どちらが残酷でどちらが凶悪なのかなんて比べようもないもの。
 それぞれどちらもが、人間の色々な意味と色々な面での「凄さ」を表現しているものなんでしょう。

 全く上手く言葉に出来ませんが、なんだかこの番組、深いなーと思った次第です。
 
 アウシュビッツでは、毎年開放記念日には生還した人達で集会が開かれるようです。

 映画「シンドラーのリスト」を思い出しました。
 美談だけではないのが、現実です。

 アウシュビッツでは、およそ100名の脱走者が居て、それを受けて300名の見せしめ殺人が行われたそうです。
 人を殺すことがゲームか日常、お昼ごはんと同じだった時代の話。

 小説「トキノオ」の世界も、こんな風だったのでしょうか?
 けれどあの小説にこんな深い悲しみや孤独がないのは、晴一くんが戦争を知らないで居てくれるからこそかも。

 現実は、淋しく切なく、そして時に一輪の花のように可憐なもの。

 複雑な思いに駆られた番組でした。

                           

 その番組が昨日。

 今日はがらりと変わって、ポルノグラフィティ出演の「Hey×3」。忘れるところだったんですが、間一髪録画に間に合いました。良かった〜〜。演奏する曲目は何だろう?やっぱり「あなここ」なのかな。

 DVDリリースの予告も出ているし、楽しみ♪



 それよりそれより!

 明日から4月だよーーー!!!

 新しい人達が入ってくるよーーー!!!

 ドキドキ〜〜〜

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
むむ、、と考えながら読ませて頂きました。

原爆ドームには修学旅行で行ったのですが、正直、、怖くて、逃げ出したい衝動に駆られました。目を背けてはいけないのに事実と向き合えない自分がとても小さく思えたのを覚えています。
本当に‘キレイゴト’だけでなく、真実とも向き合っていかなければなりませんね。
痛感です。

ポルノグラフィティの歌詞はホントにいつもすごい!!ほぉ、と思わせてくれたり、勇気づけてくれたり。私は4月から一人暮らしなので『あなここ』や『Search the best way』の歌詞は心に強く響きます。

『トノキオ』もさすが、の一言です。あんなお話が書けてギタリストさんですか、、と(笑)

HEY!×3見ましたよー♪『リンク』かな、とも思ったんですけどやっぱり『あなここ』でしたね☆晴一さんが出だしのメロを弾き終えて、指にはめてたのを置いてギターに戻る瞬間が好きなんですぅ  惚

DVD絶対買いです♪♪

長々と失礼しましたっ  汗;
ふみこ
URL
2008/04/01 21:12
 ふみこさん、一人暮らしですか?羨ましい反面、自分が一人暮らしをするときには結構最初は淋しかったのを思い出します。
 そんなときこそ、力になるのがポルノグラフィティですね。ホント、最近頷けるなーというものが多いです。晴一くんの思考世界の深さがますます深くなった気がします。もっとさらっとした音楽もいいかな、なーんて。

 才能の多い人ですね。
 DVD、勿論買いです!

 新しい生活、新しい環境で新しいポル友をいっぱい見つけてくださいね〜〜♪ポルノの二人も、影ながらふみこさんの背中を押してくれているはず!

 
うまうま
2008/04/02 19:32

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