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<<   作成日時 : 2008/05/21 21:40   >>

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 昨日、わんこの調子が優れないと書いた私。仕事が早くに終わったので、いつもお世話になっている獣医さんのところへ受診に行って来ました。相変わらず朝からご飯を食べずにぐったりしているわんこ。行きの道中もじっと座って時々窓の外を見上げる程度。いつもだったら大騒ぎでウンチ騒動まで起こしてるはずなのに

 病院の待合室で待っていると、診察を待っていた家族がうちのわんこを見て

「かわい〜〜 かわい〜〜

 と連発。言われるたびわんこはそっちへ向いて二コッ

    お主も悪よのぅ・・・・

 元気がないせいで、「大人しくっていい子ね」とお褒めの言葉までいただけました。あらら。こんな肩書きうちのわんこには似合わないことですのよ。

 ・・・・そんな診察室の鼻高々時間と比べ、診察の結果は散々でした・・・

 わんこ、重病人決定。何と言っても
画像

 診察代がこんなに掛かったんだからね。これでも2割引なんだけど

 診断名は、胃腸炎腎結石です。

 以前から尿路結石に悩まされていたわんこ。療法食を食べて去勢をし、かなり体調も上向きになったし膀胱炎になることもなくなり、おしっこの勢いはそりゃあもう、10代の若者と比べても引けを取りません
 なので、飼い主は勘違いしてました 療法食を「もういいか・・・・」と切っていたんです。
 これが裏目に出てしまったのーーー!!!

 尿路に限らず、腎結石とは・・・。

 症状を説明して検査をしてもらい、結果を聞く段階で、シャーカステンに掛けられた2枚のレントゲン写真。

「悪いことを話すからね。」

 うぉ〜〜〜、先生!!!! 悪い事もあったのですか〜〜〜

「これ。」

 レントゲン写真を一目見たとき、嫌〜な感じで白く写っていたモノを指した先生。

「ここが腎臓で、これがなんだ。」

「・・・・腎結石・・・・ですね。」

「うん。ほら、ここは膀胱なんだけど、ここにも何個か写ってる。」

 うぎゃ〜〜〜ホントだーーー!!!
 
 石は実質のものなので、レントゲン写真ではっきり写ります。もう少しで石になりそうな予備軍まで。
 あー、やっぱりーーー
 この子、そういう体質なんだーーー。

 しかし、尿路結石ならまだしも、腎結石とは
 フードを変えて4ヶ月で、腎臓の結石を作るとは、意外に注意が必要な体質っぽい。

「これ位の小ささなら、無処置でもいいと思うんだけど、これが腎臓のどこに出来るかで病態は変わるよね。おしっこが流れていくところを塞ぐようになれば水腎症を引き起こす。」

「いま腎機能は悪くないですよね?」

「悪くないけど、血液検査に異常が出てくるときは、腎臓の機能の3/4は悪くなってると考えていい。今からちゃんと療法食に変えて、結石が溶けるかどうかを見ていかないとね。」

 犬の結石でも、ストルトバイト結石であれば食事療法で溶けていくこともあるそうです。

「わんちゃんの持っている石がどんな成分のものなのか、ソコまではちょっと分からないけど、今は療法食へ転換して、経過を見よう。」

 と言う事になりました。療法食はカロリーが高いので、肥満のわんこにはちょっと倦厭したいんだけど、石が通り道のどこかで引っかかってしまっては痛みに変わってしまうので、背に腹は変えられないとりあえずの療法食を出してもらい、胃腸炎のお薬を貰って帰宅しました。

 不思議なことにうちのわんこは、あの病院に行っただけで元気になる子。あそこで悪いものが治るって知ってるんですよね。なので、帰ってきた途端

「ごはん頂戴

 結局、この3日間ろくすっぽ食べずに吐いてばかりだったくせに、療法食にもかかわらずぺろりと1/2分を食べました。いきなりなので少なめにしました。

 なんなんだ、この効果!!!

 医者って凄いね。

                          

 さて、そんな医療のお話。「ナースのお仕事」です。
 今日の私のお仕事は、「低位前方切除術」。結腸の手術です。といっても、外回り介助なので、術式自体には関わることはないんですが、全身麻酔なので患者さんの全身状態の管理をする麻酔医と関わることが多いんです。

 しかも今回の患者さんは糖尿病を患っていて、糖尿病の病態の指標となるヘモグロビンA1cという値が、何と普通の人の2.5倍

 こんなんでよく麻酔を承諾したなぁ・・・ と思うほど。こんな値で手術して大丈夫なの!?という心配の方が先に来ました。案の定、麻酔中の循環動態の変調が激しく、微妙なコントロールをするのに麻酔医も苦労してました。

 その手術が終わって何気なくテレビを見ていたら、ワイドショーでも糖尿病の話題が取り上げられていてビックリ

 皆様、糖尿病の事、どんな風に理解してます?
 ただ単に血液中に糖分が多いって言うわけではないんですよ。

 ご存知のとおり、壊疽、失明、腎不全など、色んな合併症を引き起こすのが怖いところ。

 けれど、手術場の私たちから言わせれば、何よりも全身状態が脆弱というのが本音。表現が適切ではないかもしれませんが、身体が脆いんです。
 糖尿病は内科分野の、内分泌系の病気で、専門医は大概内分泌系の専門医の資格を持っていたりします。

 けれど、今日の患者さんの全身状態を見ていて、麻酔医と話したのは、

「糖尿病は、循環器の病気だね。」

 という事です。
 始りは内分泌の障害(膵臓からでるインスリンというホルモンの分泌不足や分泌不能)です、確かに。ホルモン分泌の様々を総称して「内分泌(系・器)」と呼びます。そこから始まって身体に「病気」として現れるのは、血液から起きる障害が主。神経障害もありますがね・・。
 なので、全身麻酔下で患者さんの循環動態を見ていると、「糖尿病の怖さって、循環器に出てるよなぁ。」と思うわけです。
 全身を流れる血液。全てのことが血液によってまかなわれていると言っていいほどのものです。そこが傷害されるわけですから、全身状態が崩れてくるのも頷けますよね。

 糖尿病という病気の名前でイメージが何となく良くない感じですし、制限も多いのに意外と元気に過ごされる期間が長い。元気だと思っている時ほど、いろんなことに注意を払わなきゃいけないっていうのは苦痛です。なので思わず挫折してしまうことの方が多いはず。それが糖尿病の怖さ
 
 生活習慣病、なんて風に簡単に言われますが、この病気は本当に「制限」されることの多い病気です。自分で何でもできる体調の変化を感じない時からの注意、啓発、そう言ったものが重要になってくる。こちらも一杯指導はしますが、どういっても「楽に制限」できる方法なんてないんです。ヘビースモーカーがタバコをやめるようなもの、アルコール依存症の方がお酒をやめるようなもの・・それ位辛い事の多い毎日

 しんどいはず。辛いはず。けれど、やらなければ命の保証がない。
 透析に入ってしまえばなおさらの事。

 癌も苦しいけれど、糖尿病も苦しい。
 同じ「病気」なんです。

 どんなにシビアな全身状態でも、兎に角デリケートに管理する麻酔科医の腕は本当に頭が下がります。麻酔科医の人間に対する考え方は、普通の先生とはちょっと違う目線です。これが救急の目線なんだなと感じる毎日。
 救急分野で活躍するのは、救急医ではなく、実は麻酔科医なんですよ。最近は救急医の方がずーっと取り上げられてますけどね。麻酔科医が当直をしている救急病院は頼れるというのが私の持論です。
 麻酔科医、めっちゃハードやけど・・・

 病気の怖さを感じた一日でした。

 はぁ〜、最近重い記事ばっかり書いてる?

      ポルノのDVD、すっかり忘れてたよー!!!

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
お久しぶりです〜〜〜☆
ワンコ、大丈夫ですか?!
うちも1歳前後のときストラバイトが出来て、
べらぼうに高いドッグフードを与えてましたよー
なんとか治ってくれたので、今は常用食?を
与えてますが・・・
食事療法だけでなんとか治ってくれたらいいですね!
こと
2008/05/22 01:00
 ことさん、ありがとうございます〜〜♪お陰さまでわんこは重病とは思えないほど元気いっぱいです。
 コーギーは結石になりやすいと知っていたのに療法食を止めてしまったのがいけないんですよねぇ…。これは私のミスです。

 ことさんとこのわんちゃんも結石になってたんですか! 治ってよかったです〜〜。
 そのべらぼうに高い療法食、これからきっと一生続けていくんです(><)わんこも辛いけど、私のお財布も辛いーー!!!
うまうま
2008/05/22 22:09

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