〜近畿☆瀬戸内☆うまうま交響楽団 ♪

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zoom RSS 君が結ぶ未来の絆

<<   作成日時 : 2008/08/31 22:21   >>

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 土曜日から日曜日に掛けて、私は病院の当直業務についていましたの。休みの日の小児科二次救急は結構忙しいと言うのに、朝一番から乗馬に行き、帰ってきたら当直用におやつを作り、しばし仮眠を取って御風呂入って出勤!あわただしかった・・・

 仕事始めは16時45分からなんですが、30分位に救急外来の門をたたくと、日勤をしていた看護師さんとばったり。先日の院長先生とのお話会の件を話したり、日中にあったことなんか聞いたりして、ちょっと申し送りと言うよりはおしゃべりって感じでしたね。
 仕事始めから整形外科のギプス巻きの患者さんが来たりと、日勤の続きの仕事をこなしていたら、来ました来ましたぐったりお子ちゃまが・・

 看護師さーーーーーーーん!!!!

 センセーーーーーーー!!!!


 最近の傾向は、1歳に満たない赤ちゃんの発熱と子供の下痢。なんだかベビーばっかり見ていた感じです。一緒に仕事をする看護師長さんは成人病棟の師長さんで、当番の先生はあいも変わらず何故か今年ずーっと一緒に仕事をする羽目になっている2コールの達人小児科医
 私的にうちの病院で一番仕事人格接し方に安心が持てる先生なので、この先生との当直が決まった時にはホッとしました。今回も電話でのコールは2回まで。もう数えるのが癖になります。

 しかしこの先生、何度かブログにも書いたけど、忙しさを引き寄せる上、点滴が多い 成人病棟の看護師長さんと一緒と言う事は、誰が子供の点滴を取れるというんだろう!?という不安を抱きつつも、

「じゃ、いつもの点滴。」

 ひぇ〜〜〜!!!!きたキターー!!!

 師長さんが点滴の準備をしている間、子供を預かって両手を眺める私。

「師長さん、ここに見えてますのでどうぞ。」

「えっ!?私取れるかしら!?」

「私だって無理です。というか、私は無理です

 しぶしぶ師長さんが格闘しているところへ、ちらりと背後から先生の視線。
 目が合った途端

『取れないの?』

 と目で話された。 そんな目で見ないで下さい・・・無力なのは分かってます・・・
 徐に先生はもう片方の手を握り、さくっと針を入れる。

 神業・・・・

 この神さま、一回失敗したんだけど、てへっと笑って

「あ、ごめん。コッチだったわ。」

 先生!!!それはどういう言い訳なの!?
 どこと血管を間違えたって言うの!?

「ごめんごめん、悪かったよ

 かなりお利口さんで、暴れず泣かずじっと点滴の行く末を見つめていた子供に向かって謝ってました。

 以前から、私はこの先生の診察にとっても安心感を感じると書いてきましたが、相変わらずです こんにちは、こんばんわの挨拶から始まって、どうしたの?と聞く様子も、お母さんが上手く説明できなくて堂々巡りしている話を誘導するのもお上手 焦っていないと言うか、一息つかせてくれます。十分話を聞いてくれた後にしっかり先生のほうから説明されるので、お母さん達もうんうん頷きながら聞いてます。
 実はこの先生、ちょっと早口の上地元の方ではないので少しばかり言葉のイントネーションが違うんですが、それが逆に何だか柔らかく聞こえるんでしょう、すんなり言葉が入ってくる感じです。説明に使う例え話も身近で分かりやすい 私は後ろで聞きながら、そうかそうかと相変わらず勉強しています。

 そんな中、夜中に生後数日の赤ちゃんを連れたお母さんがやってきました。今日は一歳に満たない赤ちゃんが多く、本当にお子ちゃまばかりみていた気がします。
 穏かでおっとりとしたお母さんがベビーカーに乗った赤ちゃんを連れて診察室に入り、

「じゃ、赤ちゃんはベッドに寝かせましょう。」

 と先生に言われて赤ちゃんを抱えようとした時、お母さんは突然手を止めてはっと顔を上げ、先生を見返しました。見返された先生は「ん?」と言う顔をして一瞬固まり、傍にいた私も「おや?」と思って成り行きを見ていたら、そのお母さん、

「先生、○○大学にいらっしゃいませんでした?」

「・・・・・えっ!?」

 お母さんは赤ちゃんを抱き上げながら、さっきまでの少し不安そうな顔を崩し、頬に柔らかな笑顔を浮かべていました。本当に、先生を確認した途端に表情が変わりました

「○○大学、いましたよね?こちらに来られてたんですか?」

 決して激しくない、押し付ける感のない穏かな口調で優しく語るお母さん。
 先生も

「えぇ、いました。今はコッチに来てるんですよ。」

 と、いつものにこっとした笑顔が出てきました。

「○○大学で上の子が手術を受けたときに見ていただいたの、先生でした。」

 あ、そうなんだ!
 
 先生は思い出しかけてそうですぐには思い出せない風でしたが、そのお母さんは「思い出せなくてもいいんですよ。」と微笑みながら言い、

「わぁ〜、でも先生がこっちに来られているなんて、安心です。心強いです。」

 と言われました

 その時の表情がとっても優しくて穏かで、本当に安心しきった感じだったのが印象的でした 待合室では不安な様子でベビーカーに乗る子供の様子を伺っていたお母さん。先生の前ではまるで自分が診察を受けに来たかのように、先生を頼りにしていました。全部が全部おんぶに抱っこで頼りきり、お任せ、と言う感じではなく、信頼できる先生に自分の家の近くの病院で会えたと言う事に安らぎを覚えたようです。

 大学の医局に居て、色んなところへ派遣されていく先生の運命も皮肉ですが、そこここで培った信頼関係はこうした形でまた強くなるんですね。私の地域から遠くの大学病院へ子供の手術を受けに行く不安と恐怖の中、この御家族にとって先生の存在がどれだけ大きかったのか、痛感させられた一瞬でした。

 検査結果を待つ間、待合室でほっとした安堵感からか、ちょっと疲れた様子のお母さん。子供はベビーカーですやすや寝ていました。丁度患者さんの合間だったので、少しお話させてもらいながら時間つぶしです。声をかけると、

「ここで先生に会えるなんてびっくりしました。」

 お母さんは胸を撫で下ろすゼスチャーを加えて言いました。

「上のお子さんが手術をしたんですか?」

「えぇ。手術は外科の方の管轄になるんですけど、その前に小児科の受診をするんです。その時があの先生で。すぐに外科の方で入院、手術になって、いざ退院という時にはまた小児科フォローしてもらうんですが、それもあの先生でした。」

「じゃあ、術前と術後しか診てもらってないのに覚えてらしたんですね。」

 お母さんは恥ずかしそうに笑ってました。

「先生、専門はやっぱり大学でとってらしたのと同じ専門領域を見ているんですか?」

 大学病院では、小児科も細かく専門領域が分かれているようで、アレルギー、内分泌、循環器など等、それぞれの症状の先生にかかるようになるそうです。この先生がそのお母さんのお子さんの専門領域で活躍されていてので関わりがもてたんでしょうね。

「えぇ、確かにその分野も診られていますが、うちの場合は専門というよりは・・・」

「何でも診られるんですね。」

「そうですね。オールマイティです。」

 お母さんと一緒にお話が盛り上がって笑い合いながら時間を過ごしました うちのような中規模病院では、専門分野を極めるというより細々とした日常の病気を治していくことの方が多いんです。確かに専門外来はありますが その時流行する病気ばかりを診る事になる日もありますし、自分の研究分野にジャストミートする症例の患児に突如出くわす事だってあります。
 当直が一緒になったこの先生にも専門分野があり(それについて研究しているのかどうかは不明だけど)、専門外来はもたれていないものの、大学から来られる教授が行うその専門外来を影で支えておられます。今までうちの病院の小児科常勤医師ではフォローできなかった専門分野なので、そういう場面でもとってもあり難い上に心強い先生なんです。

「こちらに来られているなんて知りませんでした。この病院の近くに住んでいるので、本当にびっくり。」

「お子さんの手術は大分前なんですか?」

「一年と少し前です。○○の手術で。」

 はいはい・・・・確かにジャストミートで専門ですね。
 
「本当に、安心です。嬉しい・・・

 手術をした子供を続けてみてもらえるというそれだけの事ではなく、ただ素直に言われました。先生の存在を確認した瞬間から、彼女の中で言葉にしたかった一言・・・。ピンポイントの喜びではなく、これからの医療に対する安心を全て得られたような笑顔でした。

 その時のお母さんの安心感をなんと表現して言いのか分からないんですが、私が常々感じていた先生の診療に関する全てのプラスのイメージが全部詰ったようなイメージでした。私が感じていた先生の暖かさも、受け入れられている安心感も安堵感も、患者さんにはこんな風に受け止められているんだなと実感です。
 その「嬉しい」気持ちに共感できました これは、その先生にしかない、その先生にしか出来ない診察で、その先生にしか出来ない医療

 その人が医師であることの意味を、お母さんから教えてもらいました。私が言葉に出来ないで居た先生に対する賛辞が、このお母さんの言葉や響きに込められていました。
 柔らかな表情、穏かな笑顔・・・ 病気の子供を抱えて不安も一杯胸に詰めている家族に、病院でこんな顔にさせてくれるのは、この先生ならではなんです。固い表情で診察を待っていた家族が、帰り際に「ありがとうございました」と浮かべる安堵のオーラ その瞬間瞬間に携わらせてもらっている私には、その変化がとってもよくわかります。そして、こっちもホッとします
 
 それに先生、気付いてる?

 夜中も一生懸命、声をかければいつも前向きな発言をしてくれる先生。先生の診察に対する患者さんの嬉しい反応、私ばかり受け取らせてもらってごめんね 私ばかり安心させてもらってごめんね 看護師として何にも役に立たないけど、こういうところはちゃんと見ているし、ちゃんと受け止めているからね

 いつもしんどいばかりだと思っていた当直だけど、こんな体験が出来て嬉しかったです 医療では、携わっていなければ薄れていく信頼関係ではないんですね。きっと先生、診療にきちんと心を沿わせて向き合っていたんでしょう。今もそうしているように、どこでも、そのままで・・・
 思わぬところでまだしっかり結ばれている信頼関係に、先生はビックリしていたようです。大学での患者さんは多すぎる様で、診察が終わった後にも

「まだはっきり思い出せん・・・

 と言っていましたが、

「一年位前に○○の手術をした子らしいですが、術前後の2.3回しか先生とは会ってないみたいです。」

 と注釈を言っておきました。

 それでもちゃんとご家族が覚えていて、次に出会った時にも家族に「安心」をくれるなんて、一体どういう先生なんでしょうね 
 どんな医療をその子にあげていたんでしょう。
 どんな心を、その医療に沿わせていたんでしょう。
 そしてどんな優しさを、家族に向けていたんでしょう。
 
 しかも、そういう自分に先生自身気付いていないんじゃないでしょうか・・・勿体無い・・・けど、その自然さがいいのかもしれませんね

 にしても、いつもの診療じゃなく夜間当直なのにここまで「良い先生」って、何だか不思議です 日常全く関わりがない小児科の先生なので、平常の彼はどんな人なんだ!?という疑問も出てきます。(確かめる術はありませんけどね)

 そんな優しさを得る為に、何かを犠牲にしたことがあるんでしょう。

 その仕事を続けるために、手放さなければならないものもあったことでしょう。

 自分自身で居る為に、背を向けなければならなかったこともあるはずです。

 それを辛いと愚痴ることなく乗り越えられる強さを、人間は持てるものなんですね。きっと全てを受け入れて全てを受け止めて、そこから導き出した答えだからこそ自信を持って進んでいけるのかもしれません。

 けれどどんなに出来た人でも、心を持った人間ですから・・・後悔の一つや二つはあるはずです。手に入れたかったけれど諦めざるを得なかった事もあるはずです。時に愚痴りたいこともあるはずだし、全てを許せる訳ではないはず。そう言う事があってこそ、心ある対応が出来るんでしょう

 痛みを知っているからこそ、人を傷つけない優しさを持てるんでしょう。

 先生の診察室は、今日も陽だまりのようでした 診察の合間に見せる子供のような態度や笑顔を一緒に楽しみながら、その陽だまりに私も寝転んで陽を浴びていました。

 小児科医は、ここで頑張ってますよ、お母さん

 応援していてくださいね
 見守っていてくださね

                      

 今日の当直、巡り会わせで外科医ともペアだったんです。看護師2名、外科医と小児科医、総勢4名の当直だったんです。時々小児二次救急でもこうして、成人を見てくれる先生とのペアがあります。小児科の先生もその方が安心でしょうね。
 なので、今日は成人の方もちらほら。一緒に勤務していた外科医は、いつぞや書いた外科のルーキー。この先生も穏かで決して怒ることもなく苛立つこともないのんびり屋さん。腰の低いいい先生です。外科手術などで手術場でもよく顔を合わせて会話しているので、小児科医よりも話やすい。
 患者さんの診断の合間に

「で、どーよ?何処が悪いの?」

 見たいな会話をしてました。すいません先生、口ばっかりで 検査や点滴に忙しかったですが、先生たちには恵まれました。私の当直はいつも意外と働きやすいです。流石に成人の点滴や採血は私でも出来ますよ 小児は全く無理だけど・・・。

 赤ちゃんが多かった今回の診察。当然そうなると採血や点滴のルートはもっぱら小児科の先生がとる羽目に。師長さんが

「先生やって。」

 という度、

「取れないのは分かるけど、何でトライしようとしないの!?

 ぐさり・・・・

 しかも、その言葉・・・・

 私には全くなし 全て師長さんに向かってのものばかり。

 つまり、

 私は初めから「点滴ルートを取る」という事のスタッフに入ってないと言うこと

 つまり、

 初めから私には無理と分かっていらっしゃる

 ・・・・・・・・・・・・お察し良くていい先生・・・・・・・・・


 失敗してもいいんならやらせてくれよ!!!! (実は刺してみたいワタシ)

  ただし、後のフォローは頼みます

                        

 ロマンスポルノが迫って来てますね 暑さがぶり返してきて、当日どんな風な天候になるのか全く想像がつきません。考えていたら荷物が莫大になりそう。
 頼んでいたタオルも到着したし、いよいよ!という感じです。

 FCUW3の当選も確認しました!!!!

 チケットが送られてくるのを楽しみにしてます。それにFCUW3、お友達のまゆきやんと同じ回をエントリーしていて、二人とも当選していたのです 嬉しいです!!!二人で仲良くいけますわ 休み希望だしといてよかった!

 ポルノ話題が膨らまない、時差ぼけのうまうまでした。

 今日も因島までドライブしてきたの。
 青影トンネル、やっぱりなんか出てきそうで恐いんだけど・・・・

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