〜近畿☆瀬戸内☆うまうま交響楽団 ♪

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<<   作成日時 : 2008/12/04 22:52   >>

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 昨日の夜、ポルノグラフィティの着うたが配信されていたので、喜び勇んでデータ取得 電話の着信音に設定して、うきうきしながら寝たもんです。

 朝、目覚まし時計がなる前に目が醒め

「あぁ、あと10分寝れるかなぁ・・・

 と思った瞬間、

 ♪ 〜 今宵、月はっ



 どこを照らすのぉ〜〜





 ん〜〜、いい曲だなぁこういう曲、好きだなぁ〜






 ってか、呼び出しじゃがぁぁぁぁ〜〜〜!!!!!





 慌てまくり、何処を押したら通話なのか、一瞬固まった私

「こここここここれだ!!!」

 と通話ボタンを押したとたんに

『うまうまさん、きょう遅出じゃないわよね!』

 正に飛び込んできた師長さんの声。
 
「はい・・・違います。」

『呼び出しよ!カイザーよ!7時に執刀って言うから、ばっかじゃないのっ!? って断っといたけど!!!!』

 7時執刀って・・・・




 今6時55分ですけど?




『7時なんて無理無理!兎に角行って頂戴!後から誰か行かせるから!私も追っ付け行くから!』

「ははははは・は・は・・・・はい・・・・!!!」
 

 顔を洗わず仕事をしたのは、10年働いていてこれで二度目。それも、前回から数日しかたってないぞ

 起きて着替えて家を出たのは、7時。

 しかも、渋滞してるしーーー!!!!



 朝の住宅街、のんびり犬の散歩をしている人達の横を、時速90`でかっ飛ばしたスバリストは、私。
 同じように呼び出された後輩は

「全ての信号を無視してきました。」

 ・・・・・えっ!?

「あ、いえ! 黄色を突っ切ってきたんです。」
 ・・・・それもどうだ!?

「なのに渋滞してて!!!!」

 

 こんなスピード狂看護師は、大概手術室ナースなんです



 呼び出されたのは、帝王切開術。緊急呼び出しの中でも、速さを優先させるべき手術。その上、呼び出しの中でも一番大変で緊張して、早さの上に正確さが要求される仕事。カイザーといわれただけで既に家を出る前から時間との戦いです
 入ってきた患者さんは、そんな私達の気忙しさに追い討ちをかけるような状態。申し送りで病棟の看護師さんや助産師さんから話を聞いている時間すら惜しい。

「何でもいいから、小児科だけ呼んどいてーーー!!!」

 と叫びながら走る私に、

「今日の当直小児科だからーーー!!!!」

 と、叫びながら用意する助産師さん。
 お互い、時間と正確さの間でじたばたしてました。

 手術室へ入るには、色んな書類が必要です。その上全身状態を確認する為のレントゲンフィルム、心電図、採血データなどの「麻酔が大丈夫な裏づけ」も必要。
 けれど、こんな緊急の場合にはそんなモノをどうこう言ってる暇がない 兎に角患者さんの状態が麻酔に耐えられる状態かを、瞬時に判断する必要が在ります。今回は幸いに患者さんも「痛いー痛いー!」と元気に喚いてくれていたし、若いし特に大きな既往もなく、アレルギーもなし。バイタルもちょっと過敏状態なくらい。

 よし、大丈夫だろう!

 と自分に言い聞かせるように麻酔開始。今回は麻酔科管理下ではないので、腰痛麻酔を主治医がかけた後、管理は看護師。つまり、私

 ぎょぎょっっっ!!!!

 血圧落ちた! と思ったら点滴漏れてるし!

 どわっ!

 期外収縮が出てきた!

 ひぇっ!!!

 術野は血まみれ!! 出血、いつもより多いじゃん!
 破水してたから羊水は殆どなしだよ、これ!

「だいじょーぶ?」

 と患者さんに声をかけつつ、『生きてるーーー!!!???』と心で叫んでいた私。
 患者さんも若くって元気だったので、多少血圧が落ちてもそこで安定してくれたし、薬の投与で上下変動の幅も少なく出来ました。がくーんと落ちてどわっと上がったりすると血栓の事も心配だったけれど、低め安定と言ったところ。

「期外収縮が出てます。」

 麻酔科医が心配してチラッと覗いてくれたとき、私も安心して相談しました。

「きっと脱水だろうから。」

 あぁ!そういえばそうか!

 主治医にもぜーんぶ報告して

「平気平気、それくらい。」

 ん〜〜〜 、この言葉をどれだけ信じていいのやら

 執刀中の先生に「どうしますか?」という指示を貰う事は結構大変です。なので、手術室看護師は大概「○○なので△△しますよ!いいですね!」という感じで聞きます。なので、こちらの判断力も必要。所詮矢張り看護師なので、必要な事は分っていても指示がないと出来ないと言う事は多いです。

「しんどいそうです、どうしますか?」

 とのんびり聞いている暇なんてない。

「しんどいので酸素投与しますよ!」

 と成る訳です。この判断がおかしいときは先生もちゃんとストップをかけてくれますけど。
 執刀中と言うのはちょっとした神域なので、あんまり煩わせるような事は言いたくないし聞きたくないんですよね。気を使います、術野での外科系医師。

 そんな緊急事態の中、妊娠週数が正期産に達していないので赤ちゃんの状態が心配と言う事もあり、小児科に応援を依頼しました。丁度前日からの小児科二次救急で小児科の先生が当直中。

 ラッキ〜!

 オペ開始直後にやって来た小児科医。いつぞや私の挨拶を大無視ぶっこいた小児科医。
 この先生がカイザーに立ち会ってくれるのを見るの、私は初めて。
 一緒に仕事をした事もなし。

 先生自身も何だか難しい顔してやってきて、オペの成り行きを見守ってる。
 もともと難しい顔してる先生だけど・・・
 当直明けだからしんどいのは分るけど・・・

 あからさまに余裕がなさそうに見えるのは、私だけ?

 いよいよ赤ちゃんが娩出されると、微かに泣いた赤ちゃんを助産師さんと病棟看護師さん、小児科医がわらわらと取り囲み、私もお母さんも姿を見ることが出来ない。

「赤ちゃん、平気?元気?」

 お母さんに何度も聞かれたけれど、私も声をかける事が出来ず・・・・

「うん、今処置してるからね。」

 と返すばかり

 ピンコンピンコン、赤ちゃんのモニターのアラーム音が響く中、せめて泣き声だけでも!と思っていたら、ごほごほした音が聞こえてくるだけ。

「吸引して泣かせろよ!」

「そんなんじゃ駄目だろ!」

「モニター足につけたって意味ないだろ!」


 響く怒号は、執刀中の産科医 背中に目でもついてるのか!?という程、アラーム音に過敏に反応する先生。わざわざ執刀の手を止めて指示するのはいいんだけど、その憎まれ口が全てお母さんにも筒抜けですってーーー!!!

 あろうことか、誰に対してなのか

「馬鹿か!」

 と一発。

 あーあ・・・

 暴言に慣れている助産師さんは「はいはい。」と笑顔で返す中、聴診器片手に固まる




 小児科医。



 こっちもあ〜あ・・・




 先生、なにしてんの!?
 あなたの患者さんだよ!



 言葉には出さなかったけれど、余裕なかったな、あの先生
 棒立ちだったもん・・・。

 みんなのお陰で、ベビーは徐々に声に張りが出てきて、元気にじたばたわんわん泣き始め、ホッと一息 真っ赤な顔でお母さんと対面し、赤ちゃんはそのまま小児科入院
 顔が見れたことでやっと安心したお母さんと私達。お母さんの状態もようやくここで安定しました。

「よかったね〜

 後輩と安堵していたら、皮下縫いをしていた先生が一言

「・・・・・・あの小児科医もなぁ・・・・」

 ・・・・えっ!?

 直接介助の後輩ナース相手に、ぶつぶつと文句たれていたそうです。私は切れ切れにしか聞こえなかったけど、後から

「・・・いつもの○○先生じゃなかったのが嫌だったみたいですけど。」

 この○○先生こそ、私がいつも当直でお世話になっている2コールの達人医師のこと。緊急カイザーなどでの赤ちゃんのヘルプは、大概この○○先生がしていたんです。(というか、させられていた?) そういう意味では産科医からの信頼が厚く、時に「○○先生じゃないの?」と聞き返されることも。特にリスクのある妊婦さんの場合は直接頼んでいることもあるらしく・・・・。

 すげえ・・・・ うちの病院の小児科の中で、赤ちゃんがちゃんと診れるという点で絶大な信頼は○○先生のもの。別の後輩からも

「○○先生じゃなかったんですか・・・・そりゃ大変でしたね。」

 といわれるほど、オペ室ナースも買っています。
 なので、2コールの達人小児科医に、

『今日の先生、ちゃんと指導してくださいーーー!!!』

 と、泣きついておきました

 別に、赤ちゃんに異常はなかったし、元気だったので今回は幸いでしたが、あの状況で挿管が必要だったりすると、どーなってたんだ!? 誰がするんだ!?

 緊急帝王切開は、そういう意味でもどきどきです。


 何にしても!

 お母さん、ベビーちゃん、お疲れ様。

 ハッピーバースデー!!!!

                         

 呼び出しで仕事をしていたら、始業時間になってしまい、そのまま一日の仕事へ突入。朝ごはんを食べる時間だけ頂き、あとは座る間もなしで19時まで。椅子に座ったの、結局一日全部合わせて10分程度。お昼ごはんもただ食べただけ。
 最近の手術場は、ご飯を食べる時間を確保するのが困難になってきています。ご飯を食べていると手術の準備が出来ないという感じです。忙しい事この上ないです

 緊急呼び出しで出てきたから、昨日のシフォンケーキも家に置き忘れ・・・・ショックだよ

 こんな感じで、明日でやっと1週間が終わります。

 そして明日で、一人スタッフが産休に入ります

 手術場で今日も

「こらーーー!!!! 妊婦は走るなーー!!!!

 という大声が何度も轟いてました。 
 やっと、後輩の赤ちゃんもゆっくり出来そうです。ハッピーバースデーまでの時間、ゆ〜〜〜っくり、お母さんとの最後の「繋がってる一時」を楽しんでくださいね。今までお母さんをこき使ってごめんね

 仕事中、お腹の中で暴れまくる赤ちゃんに

「アバラ蹴られたーーー!!!」

 と言っては蹲っていた後輩。

「もう休めって言ってんだよ、赤ちゃん。」

「そうそう。ゆっくり寝てられないよーって。」

「寝不足だよーって。」

 みんなで寄ってたかって赤ちゃんの代弁です。でもようやく、ゆっくり休める時期になりました。何度か大変なことがあって、はらはらしながらだったけど、やっとここまで来れたね

 元気で元気で、出産頑張ってねー!

 明日は、「二人」の再出発を送る日でもあります。

 
 一ヵ月後には、2人が3人になるんですね



 後輩の「夫婦」が、「家族」へ変わる日は、あともう少し

 
 今日もまた、命の愛らしさに触れた一日でした。

 
 「泣く」事が「嬉しい」のは、この世に生まれた瞬間だけ。
 元気に、高らかに、「泣いて」くださいね、赤ちゃん

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