〜近畿☆瀬戸内☆うまうま交響楽団 ♪

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<<   作成日時 : 2009/01/20 23:24   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 0

 朝から、忙しいの何の
 仕事の時間ずーっと、清潔手洗いをしていた気がします。なのに明日も外科のマイルズ手術が入っていまして、やっぱり手洗いですのよ、私

 今日は朝一番から、人工膝関節全置換(TKA)について、その後もずーっと器械出し 怒涛のTKAが終わってから、二件目が始まるまでに時間に余裕が殆どなく、慌ててご飯を食べて慌てて手洗いに入ったら、

「うまうまちゃん!!!!」

 今日の手術の進行と、各手術の器械だしと受け持ちを決める仕事を請け負っている主任さんが、洗い場で両手を掲げてせっせと手術手洗いをしている私を見つけて、それまでやっていたお掃除途中のモップを片手に引っさげたまま駆け寄ってきました。

「ななな・・・・・なんですか?」

 その勢いに飲まれそうになって一歩後ずさり

「うまうまちゃん!!!! 今日のアナタはとってもハードだと思うけど、頑張ってね! 

 突然の励まし

 何ですか!?

 何かあるんですか!?


「は・・・・・はぁ・・・・頑張ってます・・・・」

「うまうまちゃん、ホントにね、大変だと思うわ、今日のアナタの割り振り。ごめんね。」

「いえ・・・大丈夫ですよ。」

 結構あっけらかんと、いつも気持ちを言葉にすることの多い主任さん。
 主任という立場に立ってからというもの、スタッフの状況が悪くならないようにばかり気をつけてくれる人であります。叱咤もされるけど激励も多いから付いていこうと思えるようなもので、間違ったことはしないという想いがあるので、素直に頷けることの多い人です。

 にしても、あまりに突然の激励にちょっとびっくりしてしまい、きょとんとしていたら、

「でもね、アナタしかいないのよ!」

 はい!?

「色んな手術、アナタしか付けられないのよぉ〜〜〜!!!」

 そう言って、ニヤリとする主任さん。

 ・・・それは一体どういう意味で?????

 人がいないのは分かるけど・・・・

「・・・・頑張ります・・・・」

 颯爽と、再びモップと共に消えていった主任さん
 面白い人です

 この人にかかると、人生の色彩が華やいできます。

                     

 思うところは在るんです。実は昨日の仕事の終わりごろ、仲良くさせていただいている先輩と二人で話をしていて、内容的にかなりきつくって、仕事場にもかかわらず私はぽろぽろ泣き出してしまい、慌てて涙を拭きながら話を続けていたんです。皆が帰り支度を始めているような時間だったので、廊下の奥で私達が話しているのもあんまり気にされていないし、私達がこんな風に話しをするのもいつもの事なので、気にも留められていなかったんでしょう。

 その最中、丁度通りかかった主任さんと、ばっちり目が合ったんです きっと私が泣いてるの、分っていたんだと思います。別に仕事が大変でしんどいっていう話題ではなかったんですが、深刻な先輩の様子と、泣いてる私の様子で、個人的な事なれど、あんまりいい事が起ってはいないんだなというのを、感じ取ってくれたんでしょうね。その時はなーんにも言わず、なかったことのようにやり過ごしてくれました。

 今日の激励を聞いて、ふとその事を思い出したんです。スタッフの事をちゃんと見ててくれてるっていうのは、ありがたいです。個人的な苛々や泣きべそを、仕事に悪い意味で反映させない為に、主任さんも気を使ってくれてるんだと思います。私もそれを感じない訳ではないので、個人的な色々があったとしても、仕事はきっちりやりまっせ! どんな状況でも、与えられた仕事はしっかりきっちりやって行きたいですね。それが、主任さんの期待に答えることで、手術場の運営の為、患者さんの為だもんね〜

 その仕事中です。

 私が最後の手術の手洗いをして、何だかかんだか難しい手関節の手術中。上肢を専門領域とする先生が執刀して、切れた腱や形の悪い骨の整復をしていたときの事。
 結構珍しい症例だったのか、中堅どころの先生が出たり入ったり、興味深々でやってきていました。一人の先生は途中からずーっと眺めていて、外から色んな質問を投げかけていました。

 その先生の隣へ、別の先生がやってきて、

「今、どの辺?あの腱は、○○なの?」

 と、専門的な話しを始めました。手の甲を上にして、手首を中心に遠位から近位まで縦にばっさり皮切が入っている手術で、手の腱が殆ど確認できるほど綺麗に剥離されている訳です。

 指を動かす腱が手の甲に莫大にあることは、以前どこかの記事で書いたと思います。それは本当に凄い緻密な構造で、何本もの腱の動きで私達の指先の細かな動きが可能に成ります。指を曲げる腱と伸ばす腱は別々ですし、一本切れても大丈夫なように固有なんとか腱とか、一杯あるんです!!!! 
 その様子を、まるで絵画を見てるかのように眺めていました。本当に、これ一つ一つに名前が付いていて、医師はそれをぜーんぶ覚えているって言うのがもう驚きでしか在りません。ふっとい腱ならまだしも、そこから枝分かれするような腱や、全部同じに見えるものの中から、たった一本の目的の腱を探したり、神業!という感じです。

 外野で指の腱について話をしていた二人の先生の間に、執刀医の先生が割って入り、目の前の患者さんの本物の解剖図を提供してもらいながら、切れた腱の解説。治療方針も説明されていて、きっと患者さんもよく分ったんじゃないかなぁ。

「じゃ、その腱の伸展具合は?どの腱と繋ぐの?」

 と、まぁ色々な質問をされながらも、淡々と手術は進む。
 そこへ、ぽっかり空いた「間」。
 二人の先生はぽつりぽつりと、小声で話し始めました。

「先生、今日は暇なの?」

「えぇ、今日は。もう手術も終わりました。」

「へぇ、珍しいね。」

「先生は終わりました?」

「いやぁ、僕はまだ後一件残っててね。」

「何の手術ですか?」

「手根管。」

「あぁ、はいはい。いましたね、患者さんが。」

 外野の医師二人が楽しそう(?)にそんな会話を続けていたら、執刀医の先生が

「先生(医師はお互いを先生と呼び合う。で、たまに苛立つと『お前!』となる。)、手根管にケナコルト使う?」

 なんですと?
 ケナコルトって関節注射に使う薬のことじゃん。

「え?ケナコルト?手術では使いませんよ。」

「違うよ〜、保存療法でだよ。」

「あ、保存でですか?使いませんが・・・・」

「結構治るんだよ、それで。」

「そう、治るんですよ。」

「へぇ〜。」

「ケナで治療して、それでも駄目なら手術だったんだけどね、今まで。」

「・・・・・大学にいると、手根管のオペなんて、回ってきませんから・・・」

「え?そうなの?」

「専門の先生がいらしたので、そっちへばかり流れて、一年に一回切ることが出来ればいいほうでしたが、ここでは結構ありますからね。」

「そうですね。」

 外野のもう一人の医師が、何故か深く頷いていました。
 大学では手根管も弾発指も、手関節鏡で行うそうです。見たことないけど、殆どそうだと聞いた覚えがあります。一体どんな装置なんだろう!? にしても、大学病院の細分化って進んでるんですね。

 すると、外野の先生の一人が、突然いいました。

「手根管症候群の人って、ギタリストに多いんですよね。」

 ・・・・・えっ!?

 顔を上げた私と同時に、もう一人の外野の医師が言い返しました。

「そうなん?あ、でも聞いたことがあるな。」

 わたしゃ、初耳!

「そうなんですよ。ギタリストとか、バイオリニストとかに多いらしいですよ。」

 何で!?

 ゴルフする人に第一肋骨疲労骨折者が多いのと同じ?
 (因みに、第一肋骨なんて折ることは余りありません。)
 
 そうそうゴルフの練習は程ほどにしないと、結構疲労骨折を引き起こします。週何回何時間、何球までが理想だと聞いたことがあるんですが、覚えていません

 何故ギタリストが手根管症候群に成りやすいか・・・・

 その先生は言いました。

「こんな風に、手根管が狭くなった状態で指を動かすことが多いですから。」

 その手の形は見ませんでしたが(手術が佳境だったので)、私の頭の中には、ライブで見る晴一くんの姿がリフレイン。(アヒル口ではなくてね。)

 ふんふん、そういえばあの手首の動きは確かに手根管やばそうだな
 手首に負担かけてる状態であんな風に指が動くって、確かに身体に悪そうですが、無理をすることであの音色が出ているのかと思えば、可愛さ余って憎さ何とか・・・(違う!)

 さて皆様!
 
 晴一くんの演奏姿を思い出していただければ、手根管がどこにあるか分かりましたね!!!!

 ついでに言えば、主に晴一くんの左手ですよ!

 なるほど!!! DVDでの晴一くん、狭まってますねぇ、手根管 きっとそのまま延々と演奏していたら、小指以外の指が痺れ、特徴的に薬指の右半分左半分で感覚が違ってくることでしょう!

 それは、正中神経の痛みによる痺れです。

 で、まだ若い彼は平気だと思いますが、もしも痺れてやばいなーと思ったら、もしも手根管症候群と診断されたなら、「ギタリストは指が命!」と思うなら、手術してくださいませね。ギタリストなど、手が基本の方は、意外とメスを入れることを拒まれますが、それで治るならいいじゃんね。

 私達手術室看護師も、指が命!です。


 単に、そういう話題で晴一くんを思い出したというだけの話です

 職業病って、なんにでもあります。
 ギタリストにも、色んな職業病があるんですねぇ。
 
 ついでに言いますが、手根管症候群の手術は、日帰り手術でも可能です。手の平側の手首に縦に皮切がはいります。手根管という、神経を包んでいるトンネルを切って、神経の圧迫を解除して上げます。これで痺れはなく成りますが、病んでいた時間が長ければ、その痺れが取れるのに時間がかかるそうです。

 これを手術しないで治そうとしたら、前述したように注射が在るようですが、私も初めて聞いたし〜

 晴一くん、これからも手首に気をつけて演奏したくださいね。

 ライブ中は私が見守ってますわっ!

 見てるだけだけど

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