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zoom RSS 終わりへの始まり。

<<   作成日時 : 2009/01/05 20:41   >>

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 仕事始めです。私の勤める病院も、今日から通常業務開始です。病院の玄関をくぐると、昨日まであった「新年らしさ」は既になく、いつもどおりの病院の顔でした。
 変わらずそこにある患者さんの姿、外来を待つ行列、総合受付の事務員さんの笑顔、玄関をくぐる人達の足早な姿、売店の売り子さんの元気な笑い声。

 去年までそこにあった全てのものが、今日もまたそこにある喜びです。

 病院の実情はとても話せたものではなく、国家的に見ても病院経営、医療業界への風当たり、経費削減の嵐はうちのような病院でこそ一番痛く感じます。
 けれど、うちのスタッフがどんなに頑張ってどんなに痛い目を見ても、矢張り臨床を離れられないのは、こんな風に当たり前の日常の中にある当たり前の喜びが、時にとても大切に思えるからこそ。笑顔がそこにあって、杖を付きながらも歩いていたり、歩けなくても車椅子を押してくれる家族がいて、誰もいなくても通り過ぎていく看護師さんが笑顔を向けてくれたり、声をかけてくれたり・・・・。阿弥陀くじでいっぱい引いてしまう線も、全て結果に繋がるように、そこにある当たり前の横一本線が、緒となって別の未来へ繋がっています。

 病院って、地域にとって大切なものなんだなと感じた仕事始めです。

 何だかね、その時にはふっと過ぎ去っていく感覚が、一日を終えてふっとため息をついているとき、これが平和でこれが「当たり前」で、当たり前が素敵なんだと言う事に胸がつまって泣きたく成ります。振り返らなければ分らないなんて、ちっちゃい人間ですけどね。その瞬間瞬間、何にも感じる暇もないのに。

 両手にもともと持っていないものを得る時の喜びとは逆に、両手にもともと持っていたものを取り落とす哀しさもまた、計り知れないものです。そして、両手に掴んだんじゃないかと思ったものが、実はその手の中にないと知る絶望もまた、同じように深く辛いものです。

 生と死と、隣り合うのが病院です。

 今日すぐそこに迫った死との対面を助け、明日生まれ出る生を助けるんです。

 この二つの「生」につながりが感じられないなど、誰が思うのでしょう?
 確かに命は繋がっているのだと、命は目に見えないものではなく、温もりを持ってそこに「在る」ものだと感じられます。

 それが、病院という場所。

 「生」は、あなたがそこに、ただいるというだけで証明出来る。

 あなたの「生」だけでなく、あなたをここまで繋げた「生」までも、体現できる。

 それが、あなた。

 




 数日前の去年、生まれ出た命の力強さに笑い声を上げた医師が、今日は、激しいエネルギーをむき出しにして、否応なく迫ってくる死と対峙してメスを握っていました。2008年の終わりに生の喜びを享受した彼が、2009年の始まりに、自分が余命の呪いを突きつけるしかない手術をしています。

 それが病院という所で、それが手術場という所。

 深く息を吸い込んで、思います。


 けれどその二つの「生」に、どちらが重いもどちらが軽いもない。


 死に背く命はないのですから。


 どちらも、懸命に「死に向かって生きる命」。


 


 誰もが、軽んじられる生ではありません。

 なのに何故、人は人を避け、憎しみ、粗雑に扱うんでしょう?

 誰もが同じ命というのなら、誰もが同じ存在だというのなら。

 何故人は、「要のない人間」と、人を蔑むんでしょう?

 何故人は、思いやりを忘れるんでしょう?

 優しさを、忘れるのでしょう?存在を迷惑だと、思うのでしょう?



 どうにも成らない「心」の存在を、時に憎らしく思います。
 


 あなたにとって私は、誰ですか?

 あなたにとって私は、何ですか?


 
 
 あなたにとって私は、本当に人間に映っていますか?

 言葉を解し、感情のある、心を持った人間に、映っていますか?



 私にとってあなたは、素敵な存在です。
 私にとってあなたは、唯一無二の存在です。
 きっと誰よりも尊く思える命です。

 だからこそ、背を向けないで欲しいんです。
 叶わなくても、向き合って欲しいんです。

 どうしようもならない心故、思わず我侭を言ってしまいます。
 言葉を涙に変えると、簡単に零れ落ちて行きます。


 零れ落ちて、昇華されます。


 一つ深呼吸して、胸を張って・・・・とりあえず明日を迎える為に今日を生きています。


 「馬鹿」の一つに馬がいます。

 「馬鹿」の一つに、わたしがいます。


         本物のお馬鹿さんのうまうまです
         救いようのない「馬鹿」の文字に、馬がいて良かった



       今日のあなたの幸せは、明日の笑顔を導きます。

       明日のあなたが、今日よりずっと素敵な笑顔でいることを、祈ります。

         

         枕辺に揺れる、儚い懸想を追い払って・・・

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