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<<   作成日時 : 2009/03/06 22:33   >>

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 昨日の夜がどんなに遅くとも、仕事が0時過ぎに成ろうとも!!!!!
 今日は朝から出勤なのです。そういう場所です、手術室という所は

 今日の私の仕事は、手術ではなく裏方仕事です 私は今手術室でどんな立場に居るのか、あんまりしっかり考えたことはないんですが、私自身が「これはこうです!こうだからこうするんです!」と頑強に言えるほどの人間ではないので、みんなの調整をしながらのんびり顔色をうかがっているような立場。仕事場での色んな「苦情」や「疑問」や「憤り」をミーティングで引き出すのが役目のよう。けど、やっぱり今日も駄目でした
 忙しい毎日で、器械がないことや人がいないことでいろいろ先生からグチグチ言われるんですが、こればかりはどうしようもないことだったりするわけで・・・そういう吐き出したい色んなことを調整するような役目?

 いや・・・・何をかいてんだか分らなくなってきたけど・・・

 今日の私は、兎に角色んな雑用というか、細々した用件で手一杯 その傍らで昨日のてんこ盛りに積み上げられた片付けるべき器械を片付けたり、手術室に常備してある薬のチェックをしたり、数合わせをしたりと、裏方仕事が主体。中でも器械の借用品などの手続きをしていたら、アーラ不思議一日が終わってしまいました

「何で私こんなに忙しいの?」

 途中で後輩に尋ねると、

「さぁ・・・・でもなんか忙しそうですね、うまうまさん。」

「うん、何でだろう?一個ずつ済ませてもまた増えていく感じ。」

「・・・・うん、なんかそんな感じです。」

「でも、結局何をしたかといえば何もしてないんだけど。」

 後輩は苦笑いをしてました。手術についたわけでもないんですけど

 中央材料室で、ちょっとした仕事の合間の時間に、滅菌物のパッキングの仕事をしていたんです。事務との兼ね合いで電話連絡を待っていた間の事で、プラズマ滅菌(当院ではガス滅菌を廃止してます。)に行く為、専用の滅菌袋に品物を入れていく仕事。
 パッキングされた物品が順次滅菌へまわされるわけで、滅菌業務の第一手順です。ながーいロール状のパッキング材を必要な分だけ切り取って袋をシーリング、滅菌したい物を入れて再度封をし、滅菌期限を書いて準備OK!

 その滅菌依頼物の中に、小児科病棟からの細々したものがあったんです。ミルクを作る時のスプーンだとか、かき混ぜる道具だとか 洗浄・乾燥を経て雑菌を除去する為の滅菌依頼です。一個ずつ8個程度の小物をパックして、滅菌依頼伝票にサインをし、小物がばらばらにならないように大きな袋に全て詰め込み、準備をしたのはいいんだけど・・・・

 まだ時間がある

 この殺風景ないつもの滅菌袋・・・・真っ白だ・・・。

 徐にマジックを取り出し・・・

 小児科病棟だし・・・・(何でそう考えたかは分からないけど)

 小物をつめた袋の表に、イラストを書きました

 昔取った杵柄漫画ならお手の物です!かといってアニメのヒロインを書くわけにもいかず、マジックだし、ギャグ漫画のような動物のイラストを書いて、背景をサバンナにして・・・・完成

 そのまま滅菌を待つ棚に入れておいたら、3時間後、

「うまうまさんでしょ?」

 中央材料室でプラズマ滅菌業務を担当していた看護助手さんから、ニヤリとそう耳打ちされました。

「何の事?」

 初めは何のことか分らなくて聞き返したら、

「あのイラストみてね、後輩の○子ちゃんが『私も私も!』って気負ってたわよ。」

「あぁ、あれ。」

 丁度滅菌から上がってきたブツを差し出され、

「小児科病棟だし、どうせ見てすぐ捨てるものだし、遊び心でね。」

 眺めていたら、近くにいた先輩・後輩から

「わぁ〜!凄い。」

 の歓声の後、ポツリと先輩。

「・・・・これを見た病棟の人は、 『中材って暇な部署』だと思うわよ。」


 ひぇ〜〜〜〜〜!!!!!!

 こんなに忙しいのに〜〜〜!!!!!



「・・・・所要時間一分もかかってないんですけど。」

「これが一分で出来たとは皆思わないよ。」

 いいえ、一分以内です だって、大したイラストではないんです。
 キリンさんが居て、サバンナか居て、モグラさん書いただけです。
 そんだけ

 滅菌物を持って返る看護助手さんや、持って帰られた滅菌物を所定のところに返す看護師さんが一瞬目にして一瞬「あと思ってもらえればいいかなぁと思っただけです。

 決して暇な訳では・・・・遊び心サービス精神ですって。

                        

 たまーに、そうやってお茶目なことをしたくなる事ってありませんか? うちの手術室にはホワイトボードが結構一杯あって、私は色々メモ帳にしているんです。そこへ一緒にいろんなイラストを描いていたりするんですが、あんまり目に留まることもなく消されているんで・・・・
 いつも味気ないやり取りだけじゃ、淋しいもんな。一度すると今度は何時かな?って思ってもらえるかもしれないしね。期待はされてないと思うけど

 小児科病棟からの滅菌依頼だからって、別に子供に見せるわけじゃないんだもんね。看護師さんにサービス払っても仕方ないかな。けど、病棟の煩雑な業務のなかで、ふとした潤いになればいいなと思って。・・・無理か 

 単に暇なんだなぁ〜と思われたら、ショックかも!!!

 まぁ、そのことは置いといて。
 今日という日のちょっとした出来事と言う事で。



 随分前から、欲しかった本をゲットしました
 発刊が2008年の10月で、発刊された時に新聞の下の方の広告に載っていたのを見つけて以来、欲しい欲しいと思って探していたものなんです。
 ジャンルは絵本と言う事だったので、ずーっと子供用の絵本コーナーを探していたんですが、中々見つからない!

 まぁ、見つかるはずもないです。絵本というにはずーっと小さい、日本では子供はあまり読まないだろうという感じの装丁でした。A5版くらいのちょっとした本で、普通の書籍コーナーに平積みになっていたのを偶然見つけることが出来た次第です。

 見た瞬間、まずその装丁に目が行き、題名を読んで

「あ!これ、探していた本だ!!!!」

 と気づいたくらいです。
 フランスのロングセラー絵本を岸惠子さんが始めて翻訳された絵本。

「パリのおばあさんの物語」
     スージー・モルゲンステルヌ:著 岸惠子:訳  千倉書房


 パリに住む、一人のおばあさんの物語です。もう随分歳をとり、昔を懐かしみながらも今自分が出来ることに目を向け、出来なくなったことをも受け入れていく物語です。

 一人の人間が生きて老いていく物語。

 その老いをどう受け取るか。「老い」だけでなく、自分の生きたきた道をどう捉え、今の自分をどう受け止めるか。歳を取ったからだけではない、「受け入れる」ことの大事さを感じさせてくれる本です。淡々とおばあさんの生き様が描かれているだけですが、その中には思わず心が深く頷いてしまうことも隠れていたり、すーっと沁みる言葉があったりと、とても優しくなれる絵本です。

 フランスでは子供からお年寄りまで、一度は必ず読まれるんじゃないかという程の人気ぶり。だけれども、子供がこの絵本をどう読むのか、とても興味があります。ある程度の大人が読むと理解できる絵本ですが、そんな絵本を、「老い」も「人生」も「衰え」も知らない子供達がどう感じながら読むのか、不思議で成りません。

 老いていく淋しさとともにある、老いていく過程にある充実と結実。人生の時間を積むことは、決して人に残された時間が少なくなるわけではないんですね。

 歳をとって出来ないことが増えることを、私達は淋しいとか哀しいとか挫折とか、マイナスの感覚で捉えがちです。けれど、ごく自然に「出来ないことを憂えるよりも、出来ることに心を砕く」姿勢をもったおばあさんの生き方が、決して派手でもないし、豊かでもないのに、そこにある安らぎと温もりに気持ちがほっとするんです。

 ちょっとだけ心に隙間風が吹いた時、ちょっと捲ってみるといい物語です。歩みはゆっくりだけれど、指が動かなくて編み物も諦めたけど、その小さな体の中に人生という名の深い深い泉を持ったおばあさんが、そっと教えてくれる何かがあるはずです。

 一つ失えば、もっといい10のものが転がり込んでくるから・・・。

 自分の人生は、今まで生きた来たこの道以外にはないのよ・・・。


 誰しもが別の何かがあるのではないかと考えがちだけれど、結局今あるその目の前の事しかない。自分が生きている今この時間が、道程が、自分の後ろに自分の人生という道を作っていく。

 その道が、枯れることのない美しい華で彩られるように、生きていかなければいけませんね

 

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