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<<   作成日時 : 2009/06/22 23:19   >>

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 月曜日の相変わらずの忙しさ 今年になってからというもの、手術場は右肩上がりに件数が増えていて、月曜日と水曜日が目に見えて忙しいです。人がいない、先生がいない、けれど手術は入ってくるという、なんとも矛盾した感じ

 そんな中、昨日の晩からの当直業務を終えた整形外科医が、午後からの自分の担当手術の為にふらりと手術室へ。

 ふらり・・・という表現がもっとも似合う整形外科医No,1。

 そりゃあーた


 「研修の僕」です。


 久々登場、彼
 ここのところ突然主治医を任される症例が増えているにもかかわらず、テンションの変わることがない、相変わらず

 いるの?いないの?

 の人。

 何したいの?何考えてるの?

 の世界で生きてる人。

 何かしたいんだろうなぁと思わせる態度にはなってきたけれど、イマイチ押しの弱い人でして、いつまでも「ホラ、先生!次は!?」みたいに、誰かにお尻を叩かれていないと前へ進まない感じです。はらはらどきどき
 けれど、少しは話が出来るようになっていて、時間の合間に主任さんたちと談笑している姿も。師長さんは研修医の僕を気にかけていて、

「Nくん、Nくん!」

 と可愛がっています。まぁ、『くん』付けが似合う人ではあるんですけど。
 いつまでも仕事の話は丁寧語でしてくれる、のんびりおっとりの先生のままです。

 先日、私の退勤時間(かなり遅くなった日)に手術待合室の前を通ると、人影を見つけたんです。誰だ?こんな時間に?と思って、もしかして患者さんの家族だったら待ちぼうけしてるんじゃないかとドキドキしながら覗いたら、

「あれ? 業者さん!

 決して個別の部屋があるわけではない待合室。廊下の片隅に本当に診療待合室の様にあるだけなんです。前を人が通ればすぐに分る。待合室の斜め前には業務用エレベーターがあって、手術室から出てきた先生や看護師さんたちはこのエレベーターを使って上へ下へ移動していくんです。

 その待合室に、ぽつんと佇んでいる一人の業者さん。顔を見知ったメーカーさんです。

「どうしたんですか!? もしかしてA先生待ってるんですか?」

 まだ手術室内で患者さんのギプス巻きをしている大御所の整形外科医の名前を挙げると、

「あ・・・いえ、今日はN先生をまっているんですが・・・」

 N先生!?

 って、研修の僕のことよね!? (時々イニシャルを間違う私。)

 ちょっと待て

「N先生なら、さっき手術場を出て行きましたけど?」


「ええっ!?


「私、お疲れ様です〜って見送った。」

「ホントですかっ!?」

「出て行ったなら、この前を通ったはずですけど?」

 見渡す限り、誰もいない廊下。
 
 業者さん、腕時計を覗き込み、

「僕、一時間前からここで待っているんですけど・・・・」

 ご愁傷様

「N先生、影が薄くて気付かなかったんでしょう。」

「そ・・・そんなはずは・・・」

「いるのかいないのか、そこにいても分からなくなることがあるもん。」

「・・・・うまうまさん・・・

「病棟に行ったと思うから、覗いてみてください。駄目なら電話してみてください。」

「・・・はい、ありがとうございます・・・」

 きっとそこに資料が一杯入っているだろう、重そうなカバンを提げて、業者さん、すごすごと手術場を後にし、


 階段で


 4階の病棟へ上がっていかれました。

 営業って、凄い・・・



 本人は知らないだろうけど、そんな実話を持つN先生。
 当直明けとあって今日もまた影が薄い薄い
 というか、透けて見えてきてる?

 けれど、自分が主治医をもっている患者さんの手術という事もあり、初めから終わりまで患者さんに付き添う姿はちょっと健気にも見えます。一例一例ちゃんと対応するのは大切だけれど、うちの病院のようにもうそりゃハンパなく次から次へと患者さんが入れ替わる状況の現場では、なかなかそんな時間もとれなくなるのが近い未来の整形外科医の姿なんです。

 子供さんだったので、麻酔からさめてわんわん泣いている患者さんの枕元で、何をするでもなく心配そうな顔つきで立ってる時間の方が多いけど、患者さんの側にいるってことの方が今は大事!

 その患者さんを病棟に送り出して、一息ついてスタッフコーナーに戻ってきた研修医の僕。当直明けで何時もにも増して目がとろんとしてるけど、何とか生きてる?

「N先生

 傍らでパソコンをいじりながら、明日の手術スケジュールをやりくりしていた主任さん2名と師長さんに呼び止められました。

「明日の○○さんのこれ・・・」

 難しい話が始り、今週リーダーの私は側でそのやり取りを聞いていたら・・・

「明日、先生帰れませんよ。」

「この分じゃ、最後の患者さんは21時入室とかですよ。」

「N先生、この方は主治医なんだけど手術には入れそうにないですよ。」

 という、オペの順番のやり取りを聞きながら、うんざりしていた私。
 明日、本当に帰れるんだろうか・・・・なんて心配が頭を過ぎる。

 するとA主任さん、一言。


「N先生、こんなに遅くなるけどデートは大丈夫?」


 からかい半分、この言葉でそこにいた私達女性陣がどっと笑っていたら、

 真面目な顔で

 真面目な口調で


 N先生・・・



「平日にデートの予定を入れるような真似はしませんよ。」



 はっ!!!!!!

 そうっすかっ!!!!!!

 おみそれしましたっ!!!!!



 って・・・・何でうろたえてんの、私!?

 
 で・・で・・・・デートって・・・・

 平日でもいいからいっぺんしてみたいもんだ

 『いや〜ん、ごめん! 仕事が長引いて〜
 
 とか言いながら? えへっえへっ・・・・・・・はぁ〜


 
 一瞬静まり返ったスタッフコーナー、話を継いだA主任、徐に

「N先生、彼女は年上?」


 ????アレ?いつの間にN先生、彼女できたの?

 一ヶ月前まで「29歳独身彼女なし」で売ってたのに?


「・・・いませんよ。彼女。」

「え?」

 一同、?マーク。

「年上も何も、彼女が居ません。」

「え?」

「だって今、 『平日にデートは入れない』って言ったじゃん!」

「・・・それは・・・・」



 言葉を濁したN先生に、A主任。



「先生、そんな安い恋愛ばかりしてちゃ、



 病気貰いますよ。」




 がっつり、真面目な苦言





「違いますよーーー!!!!!!



 慌てて否定するN先生、その反応速度は今まで見た中で一番早かった。



「だって、平日にデートはしなくて土日に遊ぶんなら、そういう事でしょ。」

「違います!!!!!」

「あー、やだやだ。そういう事かー。」

「だから、違いますって!

「土日の安い恋愛で遊んでるんでしょ〜

「・・・・違いますって・・・

 
 ・・・・主任、何よりその『安い恋愛』って表現が・・・・


「そのうち病気もらっても知りませんからね!」

「だから・・・!!!


 研修医の僕、立場なし。
 
 早く平日にデートの約束が出来る相手が見つかるといいねぇ、僕



 前も書いたと思うけど、お互い頑張ろうねぇ・・・・



 月曜日、うまうまの『研修医の僕』成長記でした。

 成長してんだか!?
 会話は成り立つようになったけど、その正体は

 エスカレーターの上と下でばったり!

 「あ〜、見つけた!!!!」


 というような感じの会話なんだけど?????

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