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zoom RSS 「この一週間のうまうまさん」後編

<<   作成日時 : 2009/07/27 21:48   >>

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 引っ張りまくっている療養生活ですが、そろそろ底を付いてきました 後は聞くも無残な痛い話ばかりです。
 その筆頭、オペ後初の処置となった火曜日。
 実は順調だった持続洗浄でしたが、その日から何だか採算があわなくなっていて、

「500入ったのに400しか出てこない。」

 の状態。今までどんだけ身体から何が出ているんだ!?と言うくらい、アウトオーバーで経過していたのですが、火曜日に入ってパタッと出てこなくなったのです。かといってルートが詰っている訳でもなさそうで、じわじわと出てくるものは出てきていたんですが、どう見てもインオーバー このままでは傷から水が染み出してきて、べちゃべちゃになるのが目に見えていたので、オペ後初のガーゼ交換と成った訳です。

 しかも、先生は予定オペをこなした後なので、夜 たまたまその日は先生の担当手術が少なくて、思ったよりも早い時間ではあったんですが。

「うまうまさん、きいたよ〜。インオーバーだってねぇ〜。」

「はぁ・・・」

「じゃ、開けてみようかぁ。処置室まで来て。」

 来てっていわれても・・・

「吸引器持って?」

 その頃はまだ離脱方法も曖昧で、誰にも内緒で部屋の中だけ動いていた時期なので、いい子ぶりっ子 え〜、動けなぁ〜い!

「ん?何で動けないの?」

「何でって・・・繋がれとるけぇよ、センセ。」

「じゃ、トイレとかどうしてるの?行ってないの?」

 そんな訳なかろう

「吸引器引っ張って、ルートをずーっと延ばして・・・・。これが意外とたうんですよ。」

 ベッドから個室備え付けのトイレまで、3メーター程。吸引器の稼動範囲を最大限にしていけば、そのまんまトイレに入れちゃうだからシャワーにだって入れちゃう

「・・・じゃぁさ・・・・」

 先生は感心したように頷きながらも、ぽつりと・・・

「入院してから一度も部屋から出てないの?あのパーティー以来?」

 ズバリ、そうでしょう〜〜〜

「ほぉ〜〜〜〜っ。」

 先生、言葉なく立ち去っていく。
 感歎のため息の余韻が、何だか不気味。

 担当看護師さん曰く、

「動いていいっていわんかったじゃん。」

 融通って、なかなか難しい。看護師が指示待ち族と言われるのも、耳に痛いぞ

 その日、やっと吸引器を外れてナースステーション横の処置室まで歩いたのが、パーティー以来初の部屋の外!!!
 お風呂は入れなくって服も着替えてなくって、髪がぼさぼさでも、

「何て清清しいっ!!!!!

 シャバの空気って、こんな感じ〜〜〜!!!!!
 捕らわれの身って、こんな感じ〜〜〜!!!!!


 なんて、一人酔っていましたけど

 手術後4日目。切った傷が抜糸してもいいくらい塞がるのは、7日から10日。つまり、4日目しか経っていない私の手の傷は生々しい。まだ傷が塞がってもいないし、みずみずしい イソジンやら血液やらでぐちゃぐちゃだけど
 おまけに、オペ場からこっちの消毒薬や持続洗浄の水で濡れたり乾いたりしているガーゼで覆われている。

 『引っ付く』って言葉、知ってる?
 
 そうそう・・・

 生々しい傷って、水水しい訳で

 フレッシュな訳で

 そこへガーゼが張り付いているわけです

 傷にぽんとガーゼが当たっている訳ではなくて、指の間にさばいたガーゼを挟み込み、軽く指を曲げた状態で、手の平にすっぽり治まるガーゼの束を握るみたいな形で固定されている私の手。これがまたすんごく気持ちいい「良肢位」で、動かさなくても痛くもなんともない、ベストポジション
 
 いや、そんなことじゃなくて

 そこに張り付いたガーゼを剥かれるあのムズムズした感覚!!!!!
 痛くないけど痛く感じる!

 ああっ!でもやっぱり痛いって!!!!
 先生が引っ張るガーゼの方向へ、手が付いて行っちゃう!!!!

「センセ、センセ!!!!引っ付いてるって!痛いって!!!!

 ガーゼを剥かれた私の手の傷は、

(これがほんとに治るの?)

 という程・・・・汚かったの。

(,先生、ほんとに名医?)

 疑いました
 だって、縫い目が粗いんだもん。
 一針一針の間に、脂肪が見え隠れしてるんだもん。

 結局数えなかったけど、6針位は縫われていたと思う。でも傷の長さを見たら6針って「え?そんだけ?」って思う位のもの。

 何より頑丈に縫われていたのは傷ではなく、持続洗浄のチューブの固定。

 このときの処置で、

「じゃ、チューブを少し抜くからね。」

 ぬくっ!!!!!

 嬉しい響きだけど!!!!!

 何て甘美な響きなんだろうけど!!!!!





 癒着って、私の身体でも起こるのよ。

 指以外健康体なんだから。

 しかもとりあえず若いんだから。



 人より早い位かもしれない訳よ。




 癒着するとどうなるか分かる?
 指が動かなくなるのは確かなんだけど・・・・

 その前にさ。
 
 ここに入ってるチューブが、指の中の組織と引っ付いちゃうって事なんよ


 
 癒着って、おぞましい。





「痛いんですけどーーーーーーっっっっ!!!!!!!」





 たった5ミリ、先生がセッシでチューブを引き抜いた瞬間、処置室に轟いた私の悲鳴

 声を上げて笑ったのは、とうの先生。


「あははははは」

 

 笑いながらも、痛みで悶えて、寝ていた処置室のストレッチャーから落ちそうになる私を、慌てて支えようと頑張っていた先生なのであります。


「落ちる落ちる落ちる!!!!」


 両手にセッシ持って、どこで支えるんだか


 落ちませんでしたけど。


 兎に角、それほど痛かったのです 傷がフレッシュな状態でそれですから、日曜日に管が全部抜けると言われた時の、

 嬉しさの半面にある拒否りたい気分

 も、分かっていただけるかと・・・・。「その状態」で安定していた痛み。管ぬく痛みを考えれば、

「もういっそこのままでも・・・

 いや、そんなの駄目だし・・・・
 一瞬の葛藤があったのは言うまでもない。

 不毛な葛藤だ

「・・・・また痛いんですよね?」

 処置室で逃げ腰の私は、先制攻撃のように先生に聞くと、

「いや、痛くないよ!」

「・・・・ほんとぉ?」

「うん、きっとね。」

「・・・・そうかなぁ・・・。」

「皆普通に抜くけどなぁ。」

「・・・・そんなもんかなぁ・・・」

 どんだけ疑う気か 
 
「うん、痛くないと思う!」

 思う!?

「・・・・そんなにね。」

 そんなに!?

「すぐだし。」



 引っ張るって事でしょーーーっっっ!!!!!!



 しかし、抜かなければ帰れないので・・・・
 おずおずと手を差し出して、固定の糸を抜糸され、

 先生は、



 何も言わずに、




 ピッと・・・・




 ぎ・・・・ギェェェェォォォォォッッッッ!!!!!





 ひょぇぇぇぇぇぇっっっっ!!!!!!




「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁっっっっ!!!!!」



 麗らかな日曜日のお昼近く、またまた響く、私の叫び声。

 抜かれたチューブには、やっぱり何か引っ付いてる。

 

 それ・・・・「癒着」のたまものですよね・・・?????


 


 嘘偽りなく、全てが痛いです







 振り返れば遠い昔のような気分で仕事していた今日、外科オペについていた私の後ろで交わされる会話。



「犬はいるよーーー!!!!」




 ・・・・なんか・・・

    どこかで聞いた話し?



「犬犬ー!これから来るよー!」



「また来るよーーー。」



 
「持続洗浄準備してーーー!」




 幻聴?




「うまうまさーん!」



 ・・・・・何?


「持続洗浄の準備って、これでいいんですか〜!?」





  何故私に聞く!!!!!????? 

 

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