〜近畿☆瀬戸内☆うまうま交響楽団 ♪

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zoom RSS 伝えたい事はナンだ?

<<   作成日時 : 2009/08/14 22:28   >>

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 最近何にもやる気が起きないうまうまです。どうも何がいけないのか分からないんですが、おそーーーい五月病みたいな感じ?健康診断で、アルコールを全然受け付けない身体なのに、いつも肝機能異常を指摘されているあたり、この倦怠感と関係があるのかしら?・・・なんてそんなはずもなく、単なるぼんやり時期なんだと思いますが

 何にもやる気がないので昨日もずーっと眠ってしまい、ブログを書こうにもパソコンに向かう元気すらなかったのです。最近はメールの返信をするのも億劫に成っていて、それでもメール来てないかなぁと携帯いじってる、お馬鹿さんではあるんですけど。

 まぁ愚痴はいいです、こんなところで 単にダルダルうまうまなだけなんでしょう こういうときはじたばたするのも体力消耗。のんびりしないといけませんね。

 世間はお盆です。何のかのとお盆が話題になるよりも、どこもかしこも「渋滞」の話題ばかり。明日はサンマリもあるし帰省ラッシュも在るしで、広島前後の高速道路は正しく梗塞道路です。

 どこ流れてんだか!?

 お陰で、善良な市民はどこ行くでもなく家でぼーっと魂を浮遊させているしかないんです。
 明日は花火大会も在るしなぁ・・・
 夜の待機当番なんだけど、花火大会会場周辺に住む後輩から

「うまうまさん、明日の夜に呼び出しがあったとしても、私は30分では病院に到着できませんのでよろしく!」

 と言われた。ごもっとも・・・。 (呼び出しがあったら30分以内に業務に就くことになってるのよ)
 皆様、怪我と病気はしないでください。ついでに言えば、二次救急の病院にかかりましょう。

                      

 さて、こんなダルダルのうまうまですが、仕事はしてます 例年とは違い、お盆休みを先生達が結構こぞって取ってくれたお陰で、今週の手術場は結構暇でした。何時も忙しいから、10件の手術が入っていても全然平気だったりします。にしても、日によって本当に

「暇だね・・

 という位の日もあり、手術場は冷え冷えと凍えていた訳です。
 そんな中でも、何故か私は手術に結構関わっていまして。そのほうが嬉しかったりするんだけど。

 木曜日、結構大変な患者さんの受け持ちをしていたんです

 オペ前訪問などで、私が受け持つ患者さんの呼吸状態がとても悪かったんです。
 急いでしなければ成らない手術ではなかったので、延期してはどうかと主治医に進言するほど、麻酔科も首をひねった換気障害。呼吸ができないと言うのではなく、呼吸をしていても換気が出来ていない状態なのです。
 全身麻酔の導入は可能でも、麻酔中の呼吸管理は出来ても、麻酔を覚醒させた後の呼吸状態が予測できない。寧ろ悪い事しか予測できない 麻酔覚醒後も呼吸器からの離脱が出来ず、呼吸器をつけたまま病棟へあがる可能性も。しかもその呼吸器、いつとれるかわからない!!!

 患者さんには状態が途轍もなく厳しいことを説明をし、手術の決定権をご家族に委ねた訳ですが、それでもして欲しいとの要望で結局オペは決定。昨日の午後、全身麻酔にかかったわけです。

 呼吸状態が悪いと言うのは、肺活量などを測る「呼吸機能検査」で判断します。この検査の概ねの正常値からすると、受け持ち患者さんの呼吸機能は半分以下 肺が柔軟性を失っているのは明らかでした。
 麻酔を導入して自発呼吸を消した後の人工換気でも、圧をかけすぎると破裂してしまう可能性も・・・!!!!

 そこはベテラン麻酔科医 難なくこなして麻酔をかけ、問題なく導入され、挿管困難も考えられたけれど、秘密兵器の「エアウェイスコープ」のお陰で一発リスクなし挿管です。
 オペ自体も執刀医の神業でメッチャ早くに終り、身体が麻酔による異変を重大事項として感知して騒ぎ出す前に覚醒の準備に入れました。

 オペ中の呼吸状態とバイタル変化、身体の状態からも、麻酔科医とは

「抜管できそうですね。」

「大丈夫そうですね。」


 と確認しあっていたけれど、飛行機の着陸以上に難しい麻酔の覚醒。何が起こるか分からない。
 ゆっくり覚醒が進んで、徐々に身体の中の麻酔ガス濃度が減ってきて、自発呼吸が出てくると、患者さんがもぞもぞ・・・

「○○さーん、分かりますか〜!?」

 私の呼びかけに頷き、思ったよりずーっと早くに覚醒です。
 もともと血圧の高い患者さん。ぐんぐん血圧が上がってくる

 薬で抑えながら抜管に入ると、いい感じで咳もするし、胸郭の動きも自発呼吸も問題なし。

「すぐ管抜くからねー。」

 と言いながら、スムーズに、いつもどおりに抜管。拍子抜けするほどあっけなく、患者さんもいつもどおり。管を抜けば力強い咳が出てきました。

「うん、だいじょうぶだねー。」

 麻酔科医も一安心したところで、患者さんがもごもごと口を動かしているのに気付く。
 何か言いたいのかなと、口元のマスクを少しずらし、なぁに?と聞くと、



「お腹すいた。」



 第一声でした。
 はらはらしながら抜管を見守っていた看護師、主治医、麻酔科医、キョトン・・・



「お腹・・・すいたの?」



 シーンとなるオペルームで私が聞き返すと、




「お腹もすいたし喉も渇いた!」



 はっきり、きっぱり



「あははははーーーーーっっっ!!!!!!」

 オペ場、大爆笑

 わいわい言ってるところへ難しい顔で主任さんが入ってきて、




「どうなの!?大丈夫なの!? 抜管できそうなの!? やっぱり駄目?呼吸器用意しといてもらってるけど!?」



「もう抜管してますよ。」


「え?」


「お腹すいたんですって。」


「え?」


「しっかりおしゃべりできますよ。」


 PHSを片手に、HCUに連絡を入れようとしていたた主任さんもまた、ちょっとお間抜けな感じ

 緊張してたのが、患者さんの一言でほんとにぷっつりと糸が切れちゃいました。
 でもほんとにほんとに、リスク高かったんだからねーー!!!!

 帰りがけ、麻酔科医が患者さんに言いました。

「今回は○○さんの方が正しかったね。」

 何の事かと聞いていたら、

「○○さん、麻酔は大丈夫だって言ってたもんね。」

 どうやら、危険を説明する麻酔科医に対して患者さんは、自分は絶対平気だからと言っていたようです。

 自分の身体は自分が一番よく知っているって、正にこのこと 事前の麻酔リスクなんのその、手術した部位の痛みも訴えることなく、元気一杯に病棟へ帰っていった患者さんです。

 人間って、凄い。

 数値だけでは測れない凄い力があるんだなって思いつつ、数値では表せないユーモアも持ってるんだなと思った木曜日の、とってもとっても魅力的ないい麻酔でした

 一つのオペが終わって麻酔科医と「お疲れ様」を言い合いながら、お互いホッとした中にいつもとは違う楽しさを感じていた次第です。こんな「嬉しい奇跡があるから、やっぱりこの仕事を面白いって思えるんでしょうね。

 いい麻酔とは、こういうものかも。

 患者さんの第一声は、麻酔・手術で緊張した私達には、かなり重みがあったりします。

 

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