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zoom RSS 動機はともあれ・・・

<<   作成日時 : 2009/08/19 23:07   >>

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 週の半ばの水曜日が一週間で一番厳しい曜日になったのは、この4月から。火曜日、木曜日は主に整形外科の手術日なので、整形外科が主体。別の科が手術を入れたとしても、あって1.2件程度。
 
 水曜日、違うんです。

 手術室には、曜日によってオペをする科がきまっているのをご存知ですか?オペ場で外科医が毎日オペしているわけではなく、好きな曜日に勝手に予定を組んでいるのではなく、決まっているのです。外科なら何曜日、整形外科なら何曜日と・・・。
 曜日によって、2.3の科が重複していて、うちの場合はそれでも重複する科のオペ件数が少ないのでまだ回っているようなものです。

 ついでに言えば、うちの病院のスケジュールは、

 月曜日→外科・整形外科(2名の医師専用の曜日)・泌尿器科
 火曜日→整形外科(外来担当以外の先生全て対象)
 水曜日→外科・産婦人科・形成外科・整形外科(2名の医師専用曜日)・泌尿器科
 木曜日→整形外科(外来担当以外)・耳鼻科
 金曜日→外科・形成外科・整形外科(一名専用)・内科等検査

 ここに眼科が加わる予定・・・・まだ先生が来てないけど。

 となるわけで、整形外科医は曜日を決めてその先生専用オペ枠が出来ています。こうでもしないとさばき切れない数があるので、4月から「平坦化」を目指して頑張ってます。けれど、別の曜日に割り振ると、火曜日・木曜日に枠が空き、そこに別の先生がどんどんオペを入れてくるので、結局元の木阿弥、オペ件数と私達の疲労だけがどんどんうなぎのぼりと言う感じ

 さてさて、そこで注目の水曜日 目茶忙しい火曜日と木曜日に挟まれて、器械の片付けと整理をこなしながら、曜日の中で一番多い科目数を扱わなければ成らないのです
 悪いことを考えれば、それぞれの科がそれぞれ手術をすると、6部屋同時進行で手術が入っている。そんなことはどだい無理な話なので、少しずつずれててんやわんやで準備と片付けをしています。

 かく言う私も、今日は朝一番からお昼過ぎまで、外科の直腸手術に外回りでつき、その間整形外科が2件の手術を終わらせていました。お昼ごはんもそこそこにオペ場に戻ると、形成外科の5時間オペの患者さんが入室になって麻酔導入をしている隣の部屋で、開胸することになる肺オペが導入。
 肺の手術の場合、ワン・ラング、つまり片肺呼吸と言う状態を作らないといけないので、その操作の為に超手間のかかる、しかも大変で難しい操作が加わり、しかも体位は側臥位で、看護師も麻酔科医も主治医である外科医もおおわらわ あっちではオペが終わって片付けをしていて、こっちでは器械の準備をしていてと、誰がどこにいるのかも分からない

 スタッフはそれぞれの場所に散り、そんなところへぽつんと放りだされたような私。
 あっちこっちから

「こっちへ来て!」

「あれして!」

「いや、こっちが先!」

 引っ張りだこって、こんなに辛いもの?嬉しいもんじゃなかったっけ?
 順々に部屋を渡り歩く羽目になりました。

 大変なことを話したかったわけではなく、そんなばたばたした午後の手術室、珍しく形成外科の長時間手術が入っていて、そこへ応援にやってきていた先生が、とても懐かしい先生だったのです

 以前うちの病院に曜日決めで診察にこられていた形成外科の先生で、大学の異動で来られなくなっていたんです。小さな形成外科の手術でも、結構時間をかけて丁寧にしていた思い出もあるし、とっても気さくで何でも話せる、ちょっとなぁなぁな感じの先生だったので、悪いイメージがないんです。友達感覚で話が出来る。お互い下っ端のような感じで、一緒のオペに付くと戦友のように

「よっしゃ!」

 と気合を居れあっていた当時を思い出します。患者さんには申し訳ないですが、この先生とはおしゃべりしながら手術を楽しめていました。先生自身も患者さんとは色々お話される人でしたしね。
 話すと以外に「オレ様的な先生だけど、そこをスタッフ同士で突っ込みあっていた間柄。

 懐かしい顔を見つけたと思ったら、そこの器械だしについていた先輩から色々用事を頼まれ、結局そのオペ準備を手伝う羽目に。
 ばたばたしている中でも、先生と顔を合わせると、

「なつかし〜

 というより先に、

「もしかしてこのメンバーのなかで先生、一番ベテランなんじゃない?

 と、『歳食ったねぇ〜』的な嫌味(?)を言ってしまいます。
 先生もこちらの名前を覚えているのか居ないのか、けれども以前も居た看護師だと分かっているので、立ち話に付き合ってくれます。

「そーよ〜。何にもしてないのに上になったよ〜

「偉くなったね〜」

「偉くなったなぁ〜」

 これが、ン年ぶりに逢った先生と交わした会話でした。
 久しぶりとか、変わりないねーとか、さいきんどぉ?とか、せめてそういう世間話をしようよ! お互い「久しぶり」だと分かっているけど、取り立ててそこを強調するでもない感じです。

 まぁ、ゆっくり話をする時間もなかったんだけどね うちの病院を出られて東京の病院にいかれると聞いたことがあったので、時間があったらその話を聞きたかったけれど、形成外科は数時間の手術が控えていて、私も私で整形外科の手術があったので、結局それもできずじまい。
 医療の世界って一期一会。先生ともそんな感じ。けど、巡り巡ればいつかどこかで会うこともある訳です。外科医は特に、久しぶりと懐かしむより「今」を大事にするタイプが多いからな

 少し前に、久しぶりに会った麻酔科医の話を書いた覚えがありますが、その時の先生は「久しぶり〜から始り、少しは話が出来ました。付き合いの長さと深さにも関係するのかな。
 麻酔科医とは一緒に働く以上に、何時も色んなことを教えてもらっていたし、逢えて久しぶり!と懐かしむ余裕もありましたし。
 それ以上に、頼りにしていた先生だから『また会えて嬉しい!』って事の方が麻酔科医の場合は大きいです。異動していった後の先生とはなかなか逢う事も、ゆっくり話すこともありませんが、私の働く病院以外の病院の環境を知っているという点では、とても話を聞きたい対象 色んなことを話してくれる先生は、私の知らない色んな事を知っていて、私の知らない別の環境を教えてくれます。
 それは、興味深い話がいっぱい!

 だから、久しぶりの先生の名前がオペ場のスケジュールに乗ると、ちょっと新鮮な気分になるのは私だけなんでしょうかね?

                     

 こんな忙しくしていた水曜日、手術の合間を縫って、明日の手術のためのオペ前訪問に行ったときの事。

「○○さん、16歳の男の子〜!?」

 担当になった手術患者さんの情報を取っていると、実は私の苦手な若い男の子、特に中・高の生徒さんである事が判明。
 若い男の子って、二分されます。とってもシャイか、とってもフレンドリーか。フレンドリーと言っても色々ですが・・・ しかも、このくらいの年齢の男の子は、手術による操作や麻酔などの影響を受けやすく、自律神経の振れ幅が大きいんです。だから麻酔管理に気を使うんです。

 痛いのも駄目、血も駄目・・・

 そう言った子が多いのもこの年代。だからこそ、私の苦手意識が強い年代です。説明するにも分かっているようでそうじゃないし、なまじっか理解がいいから深読みしちゃうとかもあり、言葉や説明にも気を使う。ビックリするような解釈をしてくることもあるから、若者の柔軟性の凄さにはいつも驚かされます

 夏休みということもあるし、スポーツ整形外科をしているうちの病院には、小さい子から若い子まで、比較的若年層が多いです。みると、今回担当の患者さんも高校生。スポーツを沢山していて、その疲労によるものらしい。スポーツ選手が身体にメスを入れるのは、意外と勇気が要るものです。気落ちしていないといいんだけど・・・・。

 カルテから情報を取り、患者さんに会いに行く。

「こんにちは〜。手術室の看護師のうまうまです〜。」

 いつもと変わらず挨拶して入っていくと、丁度ゲームをしていた患者さん。いつもの高校生のイメージなら、顔だけこっち向けて面倒くさそうに頷くのかなぁと思っていたら、ゲームを放り出してがばっと起き上がり、ベッドの上ながらもきちんと座って迎えてくれました。

 おおっ!この律儀さはなんだ!?

 さすが体育会系。何か言うたびに

「はい!」

 と答えるあたり、可愛らしい 寝ていたので少しくちゃくちゃになった髪の毛を気にしながらも、真面目な顔つきでじーっと私を見つめ返してくる患者さん。目と目でガン見状態の会話・・・・。

 見ると、好青年じゃないですか!!!!!

 いや、見れば見るほど・・・・




 私好み?


 
 話しながら、「あぁ、この子可愛いかも〜」「いい子かも〜」「素敵かも〜」なんて思っていた、うまうまおばちゃん。ほくほくでオペ場に戻り、そこに居た後輩に、

「聞いて〜!! 明日担当する男の子、メッチャ可愛いんだよ〜

 と触れ回る。

「えっ!?誰のことですか?」

「K先生の患者さんの、○○くん〜。すっごいいい子でね〜」

 にこにこしながら話題に食いつく後輩達。

「え〜、どんな感じですか〜!?」

「それがね、めっちゃきちんとしたいい子なんだよ。体育会系のちゃんとしたって感じの子。」

「へ〜」

「いまどきの子なんだろうけど、可愛くてね〜

 凄い私好みかも〜




「えっっっっ!!!!!????」




「うん、そうだなぁ〜、あんな35歳、どこかに居ないかなぁ〜





「ええっ!!!!!」





「あ、患者さんは16歳だけどね





「うまうまさん好みって言うのが気になる!


 明日絶対見に行きます!!!!」





 ・・・・私、そんなに不思議ちゃんかな?
 私の好みって、そんなに分からないもんか?

 
 そして、後輩がポツリ・・・

「そういう手術に限って、受け持ち交代があったりするんですよね。」




 言うな!




                      

 明日の私は忙しい中にも楽しみがあります。 その私好みの男の子だけじゃなく、明日私が担当する患者さんは、全員とってもいい人なのです〜 術前訪問であっただけですが、皆オーラがとっても優しいんです。こっちが「介助、頑張るからね〜!」と言いたくなるほど、優しい気持ちにさせてくれる人達ばかりでした。

 患者さんに助けられて、私も優しい気持ちを忘れずに仕事が出来ます。けど逆に、自分自身の看護が「こんなんでいいのかなぁ」という疑問も与えてくれたりします。
 本当にちゃんと出来ているのか、本当にこれでよかったのか、看護の答えって殆どないようなもの。自己満足で終わらないようにしなくては!

 ここ何日も、いろんな事を考えさせられる患者さんとの出会いばかり。いろんな事を考えさせられる出来事ばかり。考えながら自分を見失いそうになったり、自分が分からなくなったり こんな事考えてる自分の方が、皆から見て可笑しいのかなって思ったり。
 
 答えのない問いって、苦しい。

 答えを出そうとするって、しんどい。


 人を優しくしたりあったかくしたり、嬉しくしたりするのは人だけど、人を冷たく突き放したり、無視したり傷つけたりするのも人。
 「心を留めない」「心をかけない」、ただそれだけの事が、今はとっても淋しくてつらく感じたりする。逆に私が心を留めていない事の寂しさを皆が赦してくれているだから、私も赦さなければいけないんだけど・・・。

 表現が難しいけれど、「それでいいの?」って思うことが増えるたび、ちょっと淋しい。そんな人に「ありがとう」って言う気持ちが減っている自分は、ちょっと小さい。

 心に留まらないような小さいことも、きちんと行いなさい。

 マザー・テレサの言葉なら皆が聞くのに、私が言ってもたった一人の気持ちすら変えられないんだなぁ

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