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zoom RSS マイナスドライバーでプラスのネジは回せるんだよ!

<<   作成日時 : 2009/10/27 22:53   >>

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 久しぶりの遅出勤務で仕事場に行くと、

「うまうまちゃん!」

 大きな声で名前を呼ばれ、振り返ると難しい顔をした主任さんが仁王立ち。

「・・・・な・・・・なんかありました?」

 こんな顔して私を呼ぶのは、大抵何かあったとき 私に話したってなーんにも解決策はないのに、主任さんは結構私に愚痴を話しにやってきてです。(←これは方言?)

 私はいつものらりくらりとかわすので、そろそろ呆れられるんじゃないかと思うんですが、いつも何故か聞き役の私です。私がヘロヘロ笑って聞いてるのが主任さんにとっては力が抜けていいのかもしれないけど

「もうね、最近どうかしてるわよ!」

 主任さんは私のわき腹をにぎにぎつまみながら話し出します。

「うおっ・・・!主任、ソコは・・・・!!!

「うまうまちゃん、どうするよ!?」

「・・・だから・・・何があったんで・・?」

「何もかにもじゃなくて、また無くなったのよ!」

 はい?

 無くなった?

 ・・・私、なんか無くしました?

「違うわよ!ネジがないの!」

 ・・・・え?



 ええっ!?



「・・・・ナンの・・・・ネジで?」

「開創器のネジ。」

 あぁ・・・アレはよくなくなるけど・・・


  またですか・・・


  そーですか。


 だから「また」なんですか。

「最近いけんよ!たるんどる!」

 いや、それだけではなくて・・・・

「うまうまちゃん!どうするよ!?」

「そーいえば、中材にあった正体不明のあのネジ、そうじゃないんですか?」

 そーいえば、一個何のネジか分からない物が転がっていたよ!
 それだよ、それ!!
 
 解決じゃん!

「試したよ、もう。違った

「そーですか・・

 考えることは同じですな・・・・そう目で言い合う私達。
 そう、手術場は目が命。
 目力で話しをするのが得意です

「いけん!こんなんじゃいけん!」

 主任は突然大きな声を上げて頭を抱え、

「うまうまちゃん!いけんよ!」

  ↑方言?

「・・・・はぁ・・・。」

「アンタしっかりしてェよ!」

  ↑イントネーションが方言。

「はぁ・・・しっかりと言っても・・・」

 トンと辞書には無い言葉で

 その後、どの時点でネジがなくなったのか、追跡調査を開始した主任。第一発見者から始り、ネジの足取りを探る私達。

 刑事の気分

「ボス!ホシの足取りが洗浄機手前でふっつり途絶えてしまいました!」

「や・・やられたか!?」

「どうやら、完全犯罪のようです。」

「落とせるところは無いのか!?」

「どうしましょう?別件でしょっ引きましょうか!?」

 モグラーず、 『太陽に吠える。』

 モグラは太陽苦手だったんだっけ?

                     
 ネジ如きと言ってはいけないんですが、オペ場ではネジ一つも命取りです。というか、器械の破損、欠け一つだって許されるべきことではないんです。
 物がなくなったといえば、必ず

「体内に残ってる!?」

 と疑われます。それを完全否定するのはかなりの大変な作業。レントゲン写真を確認したり、それこそ記憶を辿って追跡調査が何度も繰り返されます。無くなったものが最終的にどこで見られたか、証人の証言の確かさが何より大事

 けれどね、何かが起こるときって、何かを無くすときって、大概人間の記憶は曖昧なものです。だからこそ起ってしまうといえばそうなのかもしれないんですが、とてもとても鮮明に記憶があるのにミスをしてしまうって事は、殆どなし。そういうものです。 
 ここ最近、オペ場は負の空気が漂っているのか、何もかもが悪い方へ悪い方へ物事が流れやすくなっています。患者さんにかかわることではなく、スタッフ間の事でなんですけど。

 私は飄々とその間を飛び回っているので、こんな風に主任に声をかけられる個とが多いのかもしれません。
 全部を俯瞰してみているようでいて、それでもスタッフ可愛さで思わずかばってしまうことが多いので、結構私に意見を求められても、偏りがあるんですけどね。

                    

 にしても、今日の仕事はぐったりです。仕事のよりも雑用の方が多く、患者さんに関わるより掃除している時間の方が長かったです。後は後輩の動きを整理整頓する仕事。これが一番苦手だけど 経験年数が上になれば成る程、自分のしたい仕事と期待される仕事に差が出てくるのが、なんともジレンマです。

 そんな中のひとコマでした。

 とある手術の応援として麻酔導入を手伝っていた時、腰椎麻酔をかけて暫く麻酔効果が出るのを待っていた間、主治医の整形外科医が

「そういえば、さっきの膝関節鏡の写真は・・・・」

 と、私に向かって、ひとつ前の手術で撮影した関節鏡の写真について話し出したんです。ちょっと器械の調子が悪く、映っているのか映っていないのか、結局どうなったの?という事だったのですが、事情は知っていたけど写真がどうなったのか見ていたかどうかは分からず、

「確認してるかどうかは私には分からないけど。」

 と返したら、

「そうか・・・・そうだよね・・・」

 あっさり主治医も納得されたので、

「でもさっき、5.6人位、スタッフがパソコンの前で雁首そろえて何か見てましたよ?」

 何を見ていたか分からないけど・・・・と、その状況を教えてあげたら、整形外科医は一瞬目をきょとんとして私を見、カクンと首をかしげて言いました。



「雁首?」





「雁首・・・・って・・・言わない?」

 ・・・突っ込むところはソコですかい?

「雁首って、使うよね?」

 あんまりにも真面目な顔で突っ込む整形外科医だったので、私も真面目に「言葉として使うよね?」と医師に返していたら、

「言うけど・・・」

「けど、何?

 整形外科医は、私の食いつきに苦笑いしながら続けて、



「昭和の小説みたい。」



 ・・・・はい?

 ・・・・・古いと?
 



「でも言葉として間違ってないよね?

「間違ってないけど・・・」

「けど?




「・・・・昭和っぽい・・・。」




 つまり、古いと!?




「先生、本は読みましょうね。」

「・・・・・はい。」




 『がんくびそろえて』って、イマドキだよねっっっ!

 『超GK〜〜〜』って



     無理っぽい

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