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<<   作成日時 : 2010/02/11 00:13   >>

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 一週間前か、二週間前か・・・・最近時間の流れが良く分からないので曖昧なんですが、いつぞやも「今日の私は婦人科手術担当。」と書いた覚えがあります。

 今日の私も産婦人科手術担当。2件入っていたどちらにも器械出しです。

 嫌〜〜な記憶が甦る。
 この間突然拡大手術になった婦人科手術にぶち当たったばかり。

 一件目がその時と同じ病名の患者さん。(術式は違うんだけど)

 手洗いをしてやってきた先生は私を見、「・・・・」。

 何が言いたい?

 開腹手術は厳かに開始。

 今回は産婦人科医一人と私の2人だけ。助手に入ってくれる外科医も居ない。当然私は器械出しと先生の助手もしなきゃ行けない。といっても、大概の事は一人で行う産婦人科医。糸をケッサツする時などに手が要ったり、筋鈎を引くのに必要なくらい。

 しかしまぁ、器械出しを滞りなくするために、メーヨー台といわれる患者さんの真上にやってくるオーバーテーブルみたいな器械台に、必要な器材を所狭しと並べ、一歩も動かなくても予備の器械が取れるようにワゴンを配置し、準備万端ですのよ!今日の私は、ほんの数歩しか動いてない。すげー、完璧!

 と思いつつ、手術は難なく進行中。

 小さな傷にギリギリ入る手をお腹の中に突っ込み、先生が引っ張り出したのは、卵巣。そう、卵巣腫瘍の摘出術。にしても、出てきたモノは握りこぶし以上もあるでっかいもの!!!!

 ごろっと出てきた瞬間、

「・・・・まさか二週続けてはないよな。」

 まじまじと腫瘍を眺める私と、手の中のブツを交互に凝視し、先生が呟く。
 そして確信を持ったように再び・・・

「まさかね!大丈夫だよね!」

 ・・・・何が言いたい?

 顔を上げると、先生の嫌な視線とぶつかる。

 



 えぇえぇ、前も私が器械出しでしたわよ!




 巡り会わせが悪かったのよ!






 大きな握りこぶしは根元からぷっつり切り取られ、そのまま迅速検査に出て行きました。
 さくさくと手術を進めながら先生はしきりに

「アレ、一部が何となく嫌な感じだったけど、全体としては悪いものじゃなさそうだったよね?」

 ・・・・何故私に聞く?

「そうそう、きっと大丈夫さ!」

 ・・・・何故私に同意を求める?

「まぁ、二回続けてなんてことはないさ!」

 ・・・・何故『二回』を強調する?

 腫瘍の悪性の有無の結果がでるまで、ドキドキしながら待ちましたが、結果は良性腫瘍。途端に笑顔になった先生は

「ありがとーさん!」

 と叫びながら出て行ったのです。
 次もあるんだけど。

                      

 二件目は、産科手術の帝王切開です。緊急ではなく以前も帝王切開での出産だったので、今回も必然的にそうなってしまったというお母さん。子供にリスクもなく、お母さんにも全然リスクがない、とっても安心して出来る手術でした。

 ・・・・でも、安心しているのは外回りだけ。
 
 私ってば、帝王切開の手術に付くの、何ヶ月ぶり!?

 久しくない!!!


 大分昔に緊急カイザーで付いたくらい!?

 お腹切った後、どうだったっけ?

 大分めまぐるしく頭を働かせながら準備をしていたのですが、始まってしまえば何を考えているか分からない。次から次へと器械を出して行き、もう既に「昔とった杵柄」状態。
 勿論このときも私と先生2人っきり。

 子宮に横一直線でメスが入り、赤ちゃんの髪の毛が透けて見える。

 おぉーーー、赤ん坊だ

 と思った瞬間、先生がセッシで羊膜ブスリ。

 何を思ったか私、

「あれ?もう?」

 と言ってしまい、後から「早かった?」と先生に聞かれる始末。
 状況把握をする暇もなく、「はて?」と思っていた瞬間、

「お腹押すよー!」

 はっ!そうだった!

 生まれるんだ!


 ・・・何を考えていたんだか、このときの私、さっぱりこの手術がカイザーだってことが頭になかったみたいで・・・




 赤ちゃん生まれたしーーー!!!!!


 はぇ〜〜!!

 

 コッヘルーコッヘルー!!!!!




 クーパーーーー!!!!!




 ぎょえ〜〜〜!!!




 赤ちゃん、筋鈎にぶち当たってるーーー!!!!



 せんせー!赤ちゃんの顔がーーーー!!!!



 ぎょえ〜〜〜っ!!!!



 ガーゼがーーーー!!!!



 センセーーー!!!!


 それより赤ちゃん泣かないんですけどーーーー!!!!


 うぉ〜〜〜!!!!


 吸引が赤ちゃんのお顔に吸い付く〜〜〜!!!!



「生まれた!生まれた!」

 患者さんの枕元で、一人何故か興奮している麻酔科医の張り上げた声ではっと我に帰る私。

 あぁ、私器械出し・・・・

 この間3秒程度。

 ぼさっ!という豪快な音がして、先生の手から赤ちゃんは助産師さんの手に移りました。

「はい、次!」

 ・・・・次?

  ツインだったっけ?

「あ・・・あぁ、ペアンか・・・。」

 自分は器械出しの事だけ考えてりゃいいのに、頭の中は手術、赤ちゃん、お母さん、看護、などという色んな思考の流れが行ったり来たりしていて、正にどんぶらこっこでお椀の中。
 それでも術野の流れを止めなかったのは、それこそ「昔取った杵柄」。哀しいかな、ベテランといわれる所以です。

 自分がむちゃくちゃでも、仕事に穴はあけません!

 終わってみたら最短時間更新の勢い。先生も手袋を外しながら

「今日は早かっただろ?」

 と不敵な笑み。

「・・・はぁ・・・・」

 その速さについていくのが、器械だしの使命です。

 にしても、産婦人科手術の凄いところは、ものすんごく地獄のように出血ぐちゃぐちゃオペなんですが、最終的には綺麗になるところ。掃き溜めに鶴・・・・って言い方はおかしいか。アヒルの子が白鳥に!っていうイメージなのが、産婦人科手術です。

 産婦人科の先生は相手が女性ばかりのせいなのか、はたまたうちの先生が特殊なのか、

「手術の跡も美しく!」

 をモットーにしています。生きても綺麗、切っても綺麗♪がいいのだそうです。ついでに、

「幾つになっても『女』忘れるべからず!」

 が口癖です。
 なので、もともと忘れるだけの『女』を持っていないモグラーずの一部面々は、女扱いしてくれず・・・。

 最早戦友です。



 えーっと・・・・?

 『女』って、忘れるもんだっけ?






「染色体がそうだから『女』って訳じゃないんだぞ!」

 と言う名言も聞いたことがある。



 産婦人科医は、『女』の味方です

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