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zoom RSS あはは♪の次は、ハァ〜←ため息

<<   作成日時 : 2010/05/11 22:41   >>

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 久しぶりぶりに、骨折観血的手術の器械出しについた気がします。それも、

「あ、折れてるかも?」

 っていう骨折じゃなく、

「あぁ〜、がっつり折れてるの〜。」

 という代物。

 猿でも分る骨折線。
 ご立派、ポッキリ系。

 外回りは好きだけど、器械出しは苦手な私。
 いつもの大口もちょっと小声です。

 器械出しは苦手だけれど、器械ワゴンは自分の好きに作りたい私。どうせ手術が進めば、使っていく器械がどんどん器械出しワゴンの上に溢れてくるのがわかっているので、どうしても兎に角何にしても、ごちゃごちゃさせずに使いたい

 手術のはじまり、私の器械台には開創のものくらいしかありません。徐々に手術が進むにつれ、ラスパやら骨把持やらを小出しにしていくのが私流。どうせ先生の手は2本しかないんだから、せいぜい両手に別々の物を持ったとしても、2本。助手の先生は執刀医の使う器械を両手に持つ事はなく、大概片手は筋鈎、片手は患部を支えていたり、セッシだったりするもんです。

 だとしたら、どっちにしたって4つか5つの器械しか同時進行で使わない。
 一つ使えば一つ出す、それでいいじゃん!

「いけん!全部並べろ!

 目の前に余分の1つが転がっているのに、残り5つを要求する執刀医。

「アンタは出し惜しみをする。残りはどこにあるんか!」

 骨把持の種類の中でも、先生が好む2種類のそれぞれ1本ずつを器械出しワゴンの上に並べていた私。その一つを手にとった先生が、そこのあいたスペースに私がもう一つを用意しようとする隙間を縫い、エライ剣幕で要求。
 手に取った一つの骨把持を振りかざしながら

「ある物全部出せ!全部ココに並べろ!」

 銀行強盗かっ!

     って、突っ込んでいい?

「残りはどこな!」

 ビックリするほどの剣幕で言うので、あまりにも笑いを誘われ、心の中では大爆笑、私は器械出しワゴンの隅に置いた器械籠の中を差して

「ここにありますから。」

 と言うと、

「いけん!

 叫ぶや否や、私が丹精込めてきちんと並べた器械籠に手を伸ばし、自分の好きな骨把持のシリーズをごっそり持っていく。

「ココに置くんじゃ!触るな!」

 ぐちゃぐちゃになった器械出しワゴンの上に骨把持を無造作に置き、そういう先生。
 手術室新人の頃は良く、

「この手がいけん!

 と、手術中に手の甲をつねられた事しばしば
 振り払われ、はたかれ・・・・涙で枕を濡らした事もしばしば

 しかも、本気でつねるし、この先生

 けれども・・・・!!!!!!

 私だってモグラーず端くれ!
 オペナース多分7年目! (←あまり嬉しくない。)

 器械出しワゴンはナースの領域じゃ〜〜〜!!!

「スペースには限りっちゅうモンがあるんです!!!」

 何故か小声だけど。

「ごちゃごちゃするのが嫌なんですっ!」

 やっぱり小声だけど。

 すると先生、

「・・・・」

 ちょっと返答に困る。

「えェけぇ、ココにおけ!」

 えェとはなんなぁ、えェとは!!!!!
 私のオペナース履歴(?)はただの紙切れか!?



 ・・・・と言う訳で、のっけから凹みまくっていましたとよ



 えぇえぇ、
 以前はこんなこと言う先生ではありませんでした

 術野に器械を放り出しておいて、「ココが取りやすいけぇここに置いとくんじゃ!」と豪語したことはありますが、器械出しの看護師の器械ワゴンを自分の手で漁ることなぞしなかった。
 絶対、器械は渡されるものなのだと思っていた。
 決して、スーパーのように自分で拾っていくものではなく、料亭のように出されるものだと思っていたはず。




 なのに・・・・・





 器械を出さなくなった器械出し看護師のレベルも確かに下がりましたけど、





 それを許す先生のレベルも下がったんじゃないのか!!!!!



 と思ったりしたものです。
 けれど、

「思ったときに思った器械が出ないなら、自分で取る。」

 という先生の言い分も分ったり、半分ラッキーだったり(←この心意気はいかん)。

 
 なんと言い返しても結局、器械を出さなくなった器械出しの方が悪いんだよなぁ







 なんか切なくなってきたし

 別に自分が凄くすごく凄い器械出しをしているわけではないけど、素敵な器械出しをする人がいなくなって、なんとも向上心が萎えてきているのも確か。

 一体、どんな器械出しが素敵なんだろう?

 だから、器械出しって苦手。

                   

 ちなみに、骨折の手術では本当に色んなものを使うので、限りあるスペースをどう使うかは死活問題です。必要なものは近くに、出番が少ないものはスポットライトが当たるときに最大に使えるように、流れを色々考えながら器械ワゴンの彩を変えていくのです。

 骨把持は、骨折した骨を整復して行く時に使うものです。一本使って次の一本、大きいのを使って小さいのとか、色々使い分けをしながら徐々に骨が元の形に戻ってきます。使った骨把持は骨にかかったままなので、あんまり沢山骨把持を使うと、術野である骨はカンシだらけになっちゃいます。
 
 勿論プレートをあてたりするので、実際はそんなことは無い。ってか、カンシでごちゃごちゃになった術野を作る先生ではないのです。(そんな術野は下手糞?) だからこそ、骨把持は精鋭部隊だけでいいんです
 と思っていたら、そういう小さな先生への信頼をブチ壊された訳です。いいんですよ、これって結局なけなしの信頼だった訳ですからねぇ・・・・

 しかも、人間の手は2本だって、さっき書いたじゃん。
 骨把持一本使っている間に、別の一本用意したっていいだろう!
 結局、器械出しワゴンに出した器械は全部使ってないだろう!
 ホラ使え!ソラ使え! 希望するなら使ってやってくれよぅ!

 私の気分が転落してしまい、段々術野が綺麗だろうが汚くなろうがどうでも良くなってきて、器械の上に器械が鎮座していても手を出さない事にしたら、どう見ても器械がごちゃごちゃありすぎて、目的の器械に到達するまでに何個も器械をどけながら進める先生。

 ほーらごらん・・・  ニヤリ

 と、ちょっぴり嫌味を言いたかったけれど、そんな元気も無いほど傷心でしたの、私。
 明らかにその場にそぐわない脇役の子(器械)だけはそーっと引き取りましたが。

 骨折は素敵に治ったものの、なんだか切ない気分で仕事を終えました。
 
 明日は外科の器械出しが待ってるし・・・・・
 ココのところ、強烈に器械出しブルー・・・・

                

 そんな私の最近のマイブームが、


 門野晴子さん


 ノンフィクション作家さんです。何気に著作の何冊かを読んだんです。
 本しか知りませんが、




 めっちゃ面白いおばあちゃんです




 御歳70過ぎ。
 けれども、その文体からは想像もつかないほどなんです。どんなに本嫌いの人でも、面白く読めてしまいそうな、かる〜くどっしりした言葉を紡ぐ方です。著作の最初の一ページを読んだだけで、立ち読みにもかかわらずにやっと笑いそうに成るでしょう!

 けれども、実際は結構厳しい現実をよく捉えていて。

 難しいことを書く人はいっぱいいますが、ノンフィクション作家さんの中でも、きっと文体が軽く明るい文章を書かれる方なのかもしれません。きっとお人柄がこの文章に滲む「こんな人」ナンだろうなぁと、真面目に思えるのであります。

 しかも、この方の本を読んでいて、結構あっけらかんとした豪快なイメージだったり、その明るさだったり、賑やかさだったり大胆さだったり、文章を読んでいて出てくる「その人」っぽさ、私身近に知ってる気がする。




 そうそう、うちの麻酔科医によく似てるんですよ!




 お年は違いますが、この豪快さとかバイタリティとか。
 きっと2人は気が合うだろうなぁと、もう想像で納得がいくほど。


 読めば読むほど、似てるわぁ・・・・・


 その門野さん。ご自分のお孫さんのお話を何冊か本にされています。
 アメリカで暮らすお孫さんは、オーティズム。日本では「自閉症」と呼ばれていますが、実際は別の意味を持った言葉だったようです。現在では医学用語としても当たり前のように「自閉症」としか出て来ないのが哀しいところ。

 その家族物語を綴った本が、去年映画になったようです(全然しらなんだけども)。本は個人的な面に終始していて、それもアメリカでの生活の事です。日本では賛否両論あったりする「在り方」の本ですが、私はとっても面白く読ませてもらっています。こんなおばあちゃんがいたら、そりゃ楽しいだろうなぁ

 ご自分の介護体験も精力的に本にされていて、大変なんだろうけれど大変以上に元気な本だったりします。
 
 そういうわけで、個人的に嵌っている作家さんでした。
 うちの麻酔科医もそうだけれど、話していたらこっちが元気になれるような人なんだろうな。


 
 元気ってどんな木?

 明日生えてくるかな?


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