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<<   作成日時 : 2010/12/28 21:48   >>

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 納める仕事なんざ、看護師になってからまったくもってございませんことよ!!!!

 という言い訳は置いといて、病院全体がすでに年越しムード満載です。年末年始に働く人数はググッと少なくなるので(強いて言うなら、看護師、医者、事務程度?あと、検査と放射線科)、病院の半分以上がすでに『休みモード』突入って感じです。病院は今日の午後から休みに入り、皆がそれぞれ仕事納めです。

 救急部ははなから看護師さんはじめ、関わっている人たちが

「24時間365日、瞬き一瞬すら途切れず開業。」

 ってテーマですので。(敢えて極太字)

 看護師って職業選んだ時点で、仕事納めって何ぞや?の世界なんだけどさ。
 それでも、部署の大掃除は片手間にちょこちょこやっているんだけども、片付けた端から汚れていくってな具合で。忙しさも変わらず。逆に周りの病院やクリニックが休みに入るので、ちょっと心配な患者や、入院が必要かもなぁでもどっちでもいいんだけどなぁって感じの患者さんが、それぞれのクリニックや医院の紹介状を紋所のように掲げてやってくるわけです。

 紹介状って、医療界では本当に当時の葵の御紋みたいな威力のあるものだって、知ってました?よく病院にかかると、

「紹介状はありますか?」

 みたいなことを、さもそれが当たり前のように「まさかもってないっていうんじゃないですわよね?てなニュアンスで聞かれませんか?
 どこぞの大学病院や公立の病院では、紹介状がないと診察してくれなかったり、予約も取れなかったり、受診できたとしてもめっちゃ待たされたりするものです。いわば、紹介状って東京でぃずにへランドの何とかパスって、早く入れるあのパスみたいなもの。

 しかし皆様、その紹介状の中身って知らないでしょ〜〜〜
 んでもって、紹介状にン千円のお金がかかってるって、知らないでしょ〜〜

 まぁ、お金の事は明細見ればわかるだろうけど、これが結構高い値段がついていたりします。(払うのはそうでもないかもしれないけど)
 書くも貰うもお金になる。だからとりあえず書いておく、貰っておく、という感じ?私も詳しいことは知らないんだけど、紹介状を持った患者さんの場合は、診療報酬が少し高いとか聞いたことがあります。だから紹介状を持った患者さんは意外にも邪険にできないのが医療機関。それに、その地域の病院やクリニックとの信頼関係でもありますからね、紹介って行為は。 (しかしその紹介状、嘘や隠ぺいやチャチや…ほんと様々。決まりがないともう、うだうだ。)

 そいでもって、地域の小さな開業医さんでは見られない、いわば少し手のかかる面倒な患者さんが、大挙して押し寄せてくるのが休日や連休。開業医さんもご家族も、年末年始、入院になるかならないかと言った病態の不安定な患者さんと共にどきどきしながら過ごすのはやっぱり嫌なようで、不安だから入院して安心したいというのも重なり、また年末の忙しさからホッと一息ついて病態が悪化したりと、色んな理由で、結構入院患者さんもいたりします。

 それに加えて、普通の外来患者さんの超多いこと!!!! 

 そんなこんなが重なり、私はこの二日間、ベッドにたどり着けないほど疲れてどろどろになっていたのであります。

 仕事初めから入院入院、しかも外来の患者さんが途切れないので、処置や点滴、検査などが重なり、病態の悪い患者さん一人につきっきりになれず、片方で入院準備の患者さん、片方で脳梗塞の患者さん、もう片方で感冒、もう一つおまけに子供の点滴介助といった風に、平行して何人も患者さんを受け持ち、立ち止まる間もなく働くことになりました。

 そんな中、一人患者さんをようやく入院病棟にあげ、申し送りを済ませて外来に戻り、『戻りました』の報告も片付けもできないまま、

「あぁっっっ!!!!!うまうまさん!!!」

 総監督をしていたリーダーの先輩にがっしり掴まれ、

「お願いっ!!!!!! 活性炭作って!!!!!!」

「か? 活性炭!!!????」 

 バタバタする外来は変わらずでしたが、緊迫&逼迫した先輩の口調と忙しさの割には、薬物中毒と思わしき患者さんはどこにもいない。初療室は離れる前と変わらず。

 何のために?

 と聞こうとした瞬間、

「いつもどおりのブレンドで!!!! あぁ、片づけはやっとくから!」
 
 聞き返す言葉も門前払い。質問しようとした先読みは凄い。

 先輩の口調もさることながら、活性炭と聞けば薬物中毒、薬物中毒と言えば緊急!ってイメージが先行し、どこに持っていくものなのかわからないまま

「いつも通りのブレンド」

 で活性炭を作っていると、小児科の先生が2.3人束になって走って来、

「ボールちょうだい、ボール!!!! ボールどこ!!!!???」

 その切迫ぶりはどう見ても野球のボールではない
 一瞬きょとんとした私を見て、先生の一人は手に持っていた料理用ボール(色んな用途で外来に置いてあります)を私の目の前にかざし、

「これこれこれこれ!!!! きれいなやつ!!!!!」
 
 確かに、その手にあるのは不潔用ボール。(排泄物吐物等々用)

「きれいなやつならここにありますよ?」

 と、比較的清潔な部分(洗浄など)で使う、棚の上の料理用ボールを指すと、今度は先生の方が一瞬きょとんとし、

「違う違う! きれいなの!!!!」

 だからきれいなのを指してるじゃん!!!
 と、カチンときた瞬間、

「あぁ、滅菌のやつ?」

「それそれそれそれ!!!!」




 きれいと滅菌は違うんだ!!!!!定義くらい覚えとけ!!!!!




 この間30秒。
 お互い、『きょとん』が一瞬で終わってよかった…。

 バックに入った滅菌ステンレスボールを抱えて、診察室の一つに駆け込む小児科の先生。

 数名の先生たちが各々手にした物品で、どうやら胃洗浄をするらしいことは読み取れた。

 ということは?





 活性炭を使うのは胃洗浄するこの患者!!!!




 私の患者さん見つけたーーー!!!!!





 ・・・・ということは・・・・・?????





 薬物中毒で活性炭が必要なのはお子ちゃま!!!!????





 活性炭の入ったボトルをシャカシャカ振りながら先生達のの後を追うと、泣き叫ぶお子ちゃま発見!!!!
 すでに別の先生たちにバスタオルでミノムシ様にくるまれ、自由になるのは首しかない状態。イヤイヤしながら泣き叫び、別の先生が胃洗浄用のチューブを小さな鼻から挿入中。

 介助している先生が何故か一番パニックになっていて、声を荒げる。

 しかしその先生が地位的に一番上
 一番冷静に物事を『見て』いるのは、研修医。

「あああああっっっっっ!!!!!

 子供がイヤイヤして動くたび手元が動いてしまう度、パニクる先生は落胆の大声(悲鳴)をあげる。





 何故あなたがそんなにパニクる?



                           ぷっ


 大の大人がほんの小さな子供を押さえつけて大声を出しながら何かやってる姿は、医療でなければなんか可笑しい。 そのうちだんだん先生たちも視野が狭くなって判断力がなくなり、在ることないことしゃべりだすし、先の事考えないでいろいろ要求し始める。

 だから、ハード面で無理なんだって…考えたら分かるベ?

 という事態に。

「先生、もうあっちのベッドに行きましょう。」

 救急部には必ずある、初療室。救急車や重症患者さんが搬入されて、テレビでも「いっち、にー、さーーん」といいながら医師たちが患者さんをベッド移動させている、あの『初療室』。
 モニターもあるし、吸引も酸素もある。なんかあったら点滴もすぐ取れるし。小さな診察室でわらわらと処置をしていた先生たち、やっと我に返って

「おぉ、そうしよう!」

 てな具合。

 まぁ、処置自体はチューブ入れて胃洗浄して、活性炭入れて終了ってところでしたが、パニクりぶりが面白かった。雰囲気に流されやすい私も、思わずパニクりかけて

「ん?

 と思う。

 ここはパニクる場面か?

 しかも、相手は子供だし。



                    

 その子はどうやら間違って消毒剤を飲んでしまった様子。
 しかしまぁ、事態の把握を状況で推測していかなければいけないほどの忙しさ…分かっていただけるだろうか?

 その時、パニクっていた医師以外、救急室では誰もその子供がいつ何をしてどうなって活性炭にたどり着くのか分かっていない状況。それでも『活性炭』と言われて概ねを理解する看護師の経験値って、凄いんじゃなく、どんだけ活性炭に通じているのかっていうほど寂しい感じ?

 子供ちゃんは来た時から泣きわめいていたし、その後も命や機能に問題なし。薬物誤飲とは思えないほどでした。

 ・・・・ただし、私は何故は顔を覚えられてしまい、姿が見えただけでイヤイヤと泣き出してしまう羽目に。

 痛いことをしたのは先生だしーーーー!!!!!

 といっても、手を出していないとはいえ手伝ったわけだし、実際治療してくれたのは先生だから、ここは甘んじることにしよう・・・・悲しいけど。

 

 とまぁ、こんなことがたくさんありました。

 子供の誤飲じゃなくて、

「物を見て状況を知る」

 という状態。

 点滴の内容を見てその患者さんの病態を理解するとか、
 検査の内容を見て患者さんの状況を知るとか。

 救急部では、患者さんに対しての担当看護師っていう体制ではないので(外来なので、それは難しいのです)、来ている患者さんの大抵の状態と診断名、検査の進行状況などは全員の看護師が全員の患者さんの概ねを知っているのが普通です。

 なのに、こんな状態でして・・・
 それほど一人一人の患者さんを把握する時間がなかったのです

 いや、私だけではなく、皆がそうでした。

「名前と顔は一致しないけど、検査の内容とかを言ってくれればわかる!」 

 という感じ。

 

 おかげで体調下降線
 肩凝りはましになったけど、ヘルニアが〜〜〜〜
左足が腰から痺れて股関節が回らない!!! 
 と思ったら、右足もふくらはぎが肉離れ!!!!

 踏んだり蹴ったりで、とどめの一発心窩部痛(心窩部痛の怖さは、医療者にしかわかるまい…いや、分かったところでどうしようもないんだけど・・・てへっ)この2週間くらいで、バファリンの大箱カラにしそうな勢いです。
 
 い・・・・痛い・・・・

 
 年末年始、どうぞ健康に気を付けてお過ごしください。
 病は気からとも言いますし。

 体もそうだけど心も健康に!!!!

 暖かくして年越ししてくださいね。

 年末年始、病院では激増する患者さんに対処できるよう、万全の態勢で開業しています。



 えぇえぇ、開業していますことよ!!!!!
 皆様、ご安心あれ〜〜〜〜

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