〜近畿☆瀬戸内☆うまうま交響楽団 ♪

アクセスカウンタ

zoom RSS 一月は暇?

<<   作成日時 : 2011/01/31 20:44   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

 忙しくて疲れるのはいつもの事で、皆さんも経験があると思いますが、暇すぎて疲れるのって、経験ございます?

 客待ち商売ではそういうこともあるんでしょうけど、客待ちと言う点では私たち病院だってそう。つまりは、時に


暇だーーー!!!!


 と叫びだしたくなるほど暇な時があるんです。
 昨日の夜勤がそう。

 今までそれなりに「楽だなぁ〜」と思う日々はあったし、『暇すぎて疲れたよ〜』と言い合うこともあったけれど、そう言い合う事すらだるくなるほど暇で暇で疲れた。
 もともと看護師さん、特に忙しい部署で働いている人って、マグロのように動いていて何ぼの世界で生きてる人が多いものです。アグレッシブで、もしかして筋肉と脳みそが正比例しているんじゃないかと言うほどの動き方が変な意味「普通」だったり。かくいう私も、のんびり考えるよりも動きながらの方が好きだったりします。だからのんびりしているときは思考停止が多いかな、それか悲観的な事考えたりするし。車運転しながらよく考え事をするのは癖みたいなもの。

 その忙しいのが当たり前の部署が、ほんまに嵐の後のような静けさの夜勤でした。

「患者が来ないのは寒いから?」

「昨日ならサッカー見てて出歩かないのは分かるけど、今日は何?」

 と、原因追究すらしていたほど。暇すぎて休憩を取ってもまだ休憩って感じ。夜勤をしていた宿直の研修医も、思い出したように朝方鳴ったホットラインにも起きてこれず。起きてきたと思ったら物凄い寝癖。結局ホットラインもうちでは受け入れ出来ない症例で、こんなに手が余って体力も余った医療事者が何人もいるのに手助けできない状態でした。

「お願いだから入院一歩手前くらいの消化管疾患こないかなぁ・・」

「手厚く診療できるのになぁ。」

 まぁ、条件付きなのはうちに入院病床がなかったせいでもあるんだけど。
 だけれど、22時ごろまでは断続出来にではあるもののインフルエンザとか腹痛とかの患者さんが来ていたのに、そこからぱったり。この街、生きてるの?と言うほど。

 働き始めて半年が過ぎて、振り返ればこんなことは初めて。というか、何年働いてても初めてか数年ぶりの事。

「この間の夜勤も暇だったよー。」

 という先輩もいたけど、

「それよりひま。」

 と訂正しなおし。
 みんなでおしゃべりするのも、暇すぎてだるくなる。

 本当に暇が体力を消耗させてくれた一日でした。
 いつの夜勤の時には仮眠時間用に本を持っていくんですが(私は受け持ち患者さんがいると仮眠時間でも眠れなくなる。いないときは爆睡するけど)、それを丸丸一冊、夜中の3時過ぎに読み終えてしまいました。2冊持って子用かどうか迷って、「そんな暇じゃないし〜。」と高をくくっていたけど、事実予感は的中してしまった〜〜。

 その時読んだのが、西加奈子さんの「さくら」 。

 この本も何だかすごく深い本でした。あぁ、家族って不思議だなぁと思う。家族って、とてつもなくごつくて崩れない基盤の上にどーんと立っているものだと思っていたけれど、意外と『家族の絆』って基盤のような大きなものは何もなく、お互いが手をつなぎ合うだけのようなそうしたささやかだけれどその人とでなければならない温もり一つがそれだったりするんだなぁと思ったりする。
 家族に守られているっていう言い方もするけど、それは家のように四方を抱きしめられているのではなく、その温もりに包まれているだけで、いつでも誰でもその温もりを破って攻撃できたりするもの。強そうでいて脆くはかなく、強固そうでいて柔らかいもの。
 
 だけれども、それはきっと守るものではなく当たり前にそこにあるもので、誰かが何をしようが、どんな風に形を変えようが、そのままそこに在り続け、存在し続けるもの。形を変えたそれに、私たちが馴染んでいくようなもの。

 ともすれば「別々の」人間である家族が、血のつながり、それも目に見えないDNAの世界でしかつながっていないような人達と『家族』を形成しているんだから、考えれば凄いこと。遺伝子って何を考えてこうなっているのかわからないようなもんだ。遺伝子は半分ずつになりながら姿を変え、もしかして失ってしまった一番おおもとの『自分』にたどり着きたくて仕方ないのかもしれない。それが唯一自分が知る一番心地よい『自分』なのかも。そしてそのDNAを完成させた人間その人が、以降どこかで誕生するんだろうけど、その人が救世主になるか新人類になるか、それは予測もできないことだな。(私、ファンタジー好きじゃないし。)

 とまぁ、一冊の本を読むだけの十分な時間があった夜勤。もともと夜勤って16時間以上の勤務になるんだけど、そのほとんどが暇っていうの、あまり体験しないよねぇ・・・しかも、必要があってそこにいるのに暇って・・・。

 おかげでだれちゃいまして、久々に来た患者さんとも何だか世間話をしてしまう私でありました。

                     

 夜勤も多いし、休日はどこへ出るでもなく家にいることが多いので、本を読むことが多くなります。テレビを見ているとお菓子をつまんじゃし、嬉しいことに今は読みたい本がたくさんある。おかげで、我が家の経済状態をひっ迫させているのは多分文庫本。
 食料品とか日用品とかはいろいろ考えて買うくせに、本となると見境がなくなる。一冊500円の文庫本でも、ばかにならない。この自分自身の矛盾がちょっと悲しい。だったら古本屋へ・・・と思うんだけど、新しい本が好きなのよぉ〜〜。漫画ならともかく、小説などは自分のものが欲しくなる厄介な性格。
 休日出かける先は、本屋かスーパー。

 味気ない生活だこと。

 と言うわけで、夜勤を過ごしてもなーんの話題もないうまうまさんでした。

 気が付いたら1月が終わりですなぁ。「一月はいぬ、二月は逃げる、三月は去る」っていうけど、本当です。受験もさることながら、最近この近畿近辺では不動産屋さんがとてつもなくバタバタとしています。自転車で行き来していると、不動産仲介のお店、賃貸を扱うお店の名前を書いた自動車が、行ったり来たりしています。
 そんな時期なんだなぁと思ったり。数か月前の私も、こうしてお世話になったんだよなぁと、ちょっと感慨深く思ったりします。一年もたっていないのに、何だかとてつもなく帰りたくなっちゃいました。(毎度の事か。)

 新しい生活、新しい環境・・・・私はそこに何の期待もなかったけど、期待しなければ裏切られることもないけど、喜びも少ないんだと知る訳です。

 これから始まる新しい生活や新しいすべての事に、ドキドキわくわくしている方がずーっと素敵なことだなぁと思います。『思ったのと違った』と落胆する幅も大きいけれど、それは大したことじゃなく、わくわくしてわくわく通りの事、わくわく以上の事が起きた時に倍喜べる気持ちを持っていたほうが、ずっとずっと素晴らしいことだと気づきます。
 心に蓋をしたり、気持ちをかみつぶしたり、無理に自分を偽ることなく、期待して裏切られても立ち上がれることの方がいいんだよね。年を取ると打算的になってしまい、傷つくなら何もしない、裏切られるなら期待しない、そういう事の方が楽になってしまいます。

 でも、それじゃあ喜びも半減するんだよねぇ。色々あっていろんな感情を抑え込んで、諦めて排除して、自分の気持ちの波を一生懸命抑えていた時期の長い私としては、そんなことはなかなか無理で、待っていたらどんどん年を取ってそういう面でも柔軟じゃなくなってきたりするけど、そういうことを分かっているからこそ、もっと若くて可能性のある人にはどんどん期待してどんどん自分の思うように生きていってほしいなと助言したりしてしまいます。
 年なんて関係なくて言い訳なんだろうけど、見えない壁はとてもとても大きいです。

 大学時代に戻れたら、私は何を選びなおすだろうなぁ…


 狭い道を忙しそうに行きかう不動産仲介業の車を見送りながら、ふと思う。
 あの時判断を反対にしていたら、私じゃない私には成れないけど私以上の私には成れたかもしれない。
 あの時別の道を歩いていたら、今より自分が好きだったかもしれない。
 もしかして、もっと別の可能性を持っていたかもしれない。

 たら・ればの話。
 恥ずかしい話。


にほんブログ村 犬ブログ 犬 闘病生活へ
にほんブログ村

にほんブログ村 病気ブログ 看護・ナースへ
にほんブログ村

2011.10.21より参加しています。ぽちっと応援よろしくお願いします。

初心者なので、どの記事にもどちらも載りますです。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
一月は暇? 〜近畿☆瀬戸内☆うまうま交響楽団 ♪/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる