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zoom RSS 初夜勤

<<   作成日時 : 2011/01/04 22:49   >>

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 年が変わると、昨日の今日の出来事が「最後」「初」と象徴されるようになります。今日が昨日になり、明日が今日になり・・・その繰り返しなのに、節目って大事になりますね。

 さてさて、3日からこの朝にかけて、私は初夜勤。

 もう何度も繰り返している夜勤だけども、やっぱり夜勤は夜勤。しんどいよぉ。しかも、正月3日ともなれば、

「明日から仕事なので何とかしてほしい。」

 と、正月3日を自適に過ごした患者さんが、しかも夜も夜中に訪れてくるのです。
 外来患者さんの状態とバイタルを確認し、重症患者さんが混じってないかどうかをチェックする、外来診察前の看護師による問診。それを担当していると、

「年明け前からその症状があって、3日間で少し良くなってきて・・・・で、今日夜間に来ようと思ったのは何故?」

 と問いかける場面が多かったです。
 まぁ、発熱が続いているとか、朝から熱があって明日までにひきそうもないとか、嘔吐とか、そういうのはまぁ来るのね、明日じゃだめなのね、とげんなりすることはあるんですが、今回の夜勤、一か月前から同じ感じとか、「そんなに気になるなら行っとけ。」とやってきたごく普通の方とかが多くて、上記の質問になってしまうのです。
 明日、というか、数時間たてば一般外来の、それも専門診療科が初仕事を始めるというのに、ぺーぺーの研修医に当たるかもしれない、一時しのぎしかできない救急にやってくるのは何故!?

 それはね、皆には明日の初仕事があるからですよ。

 と言う理由一つで、私の夜勤はもうそれはそれは反吐が出そうなくらい忙しく、実は

 記憶がない。

 これ、本気で。帰り際もみんなで

「忙しかったけど、何してたっけ…」

 という話題になり、思い返せば記憶喪失。軽症患者さん、上記の「明日仕事で。」の患者さんが多かったのは分かるけど、状態がどうだったかとか、印象的なのは、というのが全然なく、ただただ忙しかったという記憶だけ。重症患者さんもちらほらいたんだけど、自分が受け持っていたのに状態が今更思い出せなかったり、どんな点滴をしていたかも思い出せない。
 吐くほど忙しかった。記憶喪失になる位忙しかった経験って、多分めったにないと思う。

 患者さんに踊らされた夜勤のような感じです。私が自分の仕事範囲以外の事で非常識になることねあるように、医療素人の人は「それ」がどういうことなのか、分かっていないこともあるんですね。救急はいつでもなんでも見てくれるけれど、専門じゃないとかは理解できないだろうし、別の医療機関でMRIが一か月待ちで救急に来たらすぐにとってくれたとかで驚いたり味を締めたりするのです。
 
 門をたたく人は気づかないかもしれませんが、一か月待ちの検査がすぐにできるのは、「救急」という緊急事態があるからです。軽い気持ちでやってきたその中に、大きな「緊急」が隠れていないか、それを拾い上げるのが外来救急診療。すぐに検査してもらえても、その間もう少し重症の患者さんの予約の検査が後回しになっていたり、割り込みみたいに検査してもらったりするのです。そういう持ちつ持たれつがあるのです。ま、それは少し考えればわかるかな。
 救急って、不思議なところ。それを説明しようとするのも難しいところ。

                    

 患者さんが多いということは、いくら救急外来と言う名前を掲げていても、待ち時間があるという事です。外来患者さんの来院の道筋と、救急車の搬入の道筋は交差しないようになっているので、救急車で運ばれてきた重症患者さんの処置をしていて、外来診療がストップになって待ち時間が流れても、外で待っている患者さんにはただ

「長い、まだか?何時間前から来てると思ってるんだ。」

 ということになり、用事でバタバタと走り回っている看護師がつかまっては「申し訳ありません。」を繰り返すしかないのです。一番苦手なのはこの良心的パターンの『とりあえず善意をこめながらの嫌み』です。私もよくやるけど、笑顔で申し訳なさそうなふりをしてそれでも遠回しに嫌味をこめるという感じ。まぁ、一般のお店でやるのと病院でやるのとは違うんだけど、これがとても苦手。(自分結構やるくせにね・・) 待ってるのはみんな同じだし、重症度によって順番が変わるのは仕方ないことだし・・・あぁ、もう嫌!!!って感じになるのです。 
 別に、ほおっているわけではないんです。忘れられているわけでもないんです。ただ、待ち時間があるという事なんです。

 しんどいのもわかります。辛いのも、だるいのもわかります。けど、みんな同じです。そして、もっと大変な患者さんもいるんです。それは急に出現するかもしれないんです。そりゃ、横入りされたら嫌ですよね、私だって文句も嫌みも言います。けど、そこは譲り合い。自分が緊急の場面になったら、誰かに我慢してもらうことだってあるんですから。
 ・・・といっても、そんな「もしも」の話で納得できるほど健康な状態でないのが病院ですが・・・。我慢して待っていてくださった患者さんにたちには、ホントに感謝です。(ほとんどの人が待っててくれたんだけどね。)

 まぁ、そんなこんなで仕事以外のこともめっちゃ忙しくて、思わず壁を一枚叩き割るところでした。

 感じたところ、インフルエンザが思ったよりずーーーっと少なくて、でもちらりほらりと出てきているんだけど状態も落ち着いているのでほっと一息。今年はノロさんだな。

 うまうまさん、一日記憶喪失で過ごしました。

                    

 愚痴ばっかり書いてる気がするけど、地域柄『言ったもん勝ち』と言う風潮もあり、結構みんなはきはきと物事を言い、隙あらば大声も出したりします。それをなだめたりすかしたりするテクニックは、こっちの看護師さんはすごく上手。地元の看護師さんではこうはいかないだろうなぁと思ったり、そもそも地元ではこんな人達はいないだろうなぁと、そんな場面に出くわすたびに考えたり感心したりします。
 土地柄ってすごいな。

 また今年も、こんな病院で、もそもそと隅っこを歩きながら生きていくんだろうな、私。

 ため息混じり、半分このため息が期待に化けてくれないかなぁと願ったりしておりますです。

 と言うわけで、今日からお仕事はじめのみなさま、お元気にお仕事がんばってくれたでしょうか?夜間外来に来ていた「明日仕事で。」の皆様も、とりあえず病態が落ちついて仕事にいけたでしょうか?

 大人になると無理をしなければならないこと、病気であってもしんどいからと言って休むことのできないこと、やらねばならないこと、其処にいなければいけないことが多くなっています。自分一人、家庭の庇護で生きていた学生時代とは違い、どんなに小さな存在に思えても、一つの組織、社会の『部分』であり必要な存在になってきて(たとえお茶くみでもコピー取りでも)、個人の感情や考え一つで生きていくわけにはいかないことが多くなってきます。
 
 あぁ、そういう風になるってことが社会に出るってことで、大人になるってことなんかな・・・。

 辛いことも多いけど、しんどいことも多いけど、医療はその存在を支えているから、わがまま言っても許すわ!  
 だってねぇ、社会に必要な一人一人だから、仕事に行かなくちゃ!って思ってるその人達を助けないといけんもんね。



 『医者の不養生』って言葉が、何となく名言に思える・・・。
 昔の人ってすごい。

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