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<<   作成日時 : 2011/06/25 21:34   >>

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 ここ数日で一気に夏空気です。じめじめもするし、むしむしもするし、何より暑い。去年も暑かっただろうけど、6月から暑かったっけ?あやうく冷房の誘惑に負けそうです。
 いや、負けてもいいんです。だって、頑張って抵抗している最近、物凄く頭が痛いのです。頭痛が酷くて、毎日一回吐いている状態で、またもや鎮痛剤とお友達。しかも、治まって痛くなってを繰り返すので、嫌な痛みの記憶ばかりが増えていきます。子供の熱が解熱剤で収まってまた上がる時に痙攣をおこしやすいというのも、何だかわかる気がする。再び上がる、再び痛むっていうのはかなり苦痛を伴います。

 さてはて、苦痛繋がりですが。毎日毎日の熱気に耐えているのも苦痛だけど、ココ関西でもとうとう節電の夏と言うわけで、大きく出ましたよ、関電。15%節電だと。
 って、いまでこそ節電している私にどこに15%も節電できる余地があるんだか!? だから冷房をかけていないわけではないんですが・・・(単なる節約です。)、今日仕事帰りにホームセンターに行ったら、物凄い人が扇風機に群がっていました。今はフィンが無かったり、薄型だったりと、なかなかスタイリッシュな形のものもそろっていて、選びたい放題ですね。我が家にも一台欲しいくらいですが、どこに置くんだか、それを考える方が頭が痛くなるので、少し模様替えか何かしてスペースが空いたら考えます。それまで、後輩がくれたカープ坊やのうちわで乗り切ります。

 暑くなると涼しいものが欲しくなるので、思い切ってアイスコーヒーを少し贅沢してみました。

 リキッドを買うのも考えましたが、矢張りそこはスペースの問題もありまして厳しいので、アイスコーヒーの豆セットに、急速冷却できるアイスコーヒーメーカーが付いたセットを購入。

 普通にコーヒードリップのようにアイスコーヒーを濾していくんですが、落ちていく先に氷を敷き詰めておいて、落ちた瞬間冷やす、という感じです。 アイスコーヒーの豆も特製のブレンドだったので、入れたて冷え冷えの美味しいアイスコーヒーでお茶することができるようになりました。
 私のプチ贅沢です。

                         

 こう暑くては、もともと持病を持っている人もダウンするし、もともと持っていなくても何かしらの不調を訴える人が多くなってきます。
 病院はおかげで大繁盛(?)、普通に一時間待ちのコースをたどっています。

 世の皆さんが節電からの熱中症の話題に持ちきりなように、医療界も同様に「熱中症」による体調不良が右肩上がりに増えています。

 熱中症って聞いたら、まず私たちが思い浮かべるのは救急車です。熱中症だと救急車で運ばれるケースが少なくありません。中には体調不良を訴えて、来たら熱中症と言われた、という人もいますが、大概重症になって運ばれてくるパターンが多いです。
 朦朧としてパタリ…と倒れてしまうケースが多いので、周りが慌てて救急車を呼ぶ、という図式です。そりゃ、目の前で人が倒れたら慌てますよ、実際。

 今日も仕事をしていたら、

『道で倒れていた。』

『意識がない』

『JCS100〜10.』

 ってな人がたくさんいて、救急隊員も熱中症を疑ってかかっている症例が多いです。

 熱中症。

 多分嫌っていうほどいろいろメディアで放送されているので、対処法だとか予防法だとかは皆さんもよく知っていると思います。これ、じつは動物にもあるので、ペットを飼っている人も要注意です。我が家でも、

「家に帰ってわんこに元気が無かったら、水風呂へ入れるべし。」

 という教訓を授けています。うちのわんこに元気がないっていうのはすでにどこかタガが外れている状態ですので、水へ浸けながら病院ですけど。11歳なのにまるで元気です。あまりにも暑そうなので、バーバーうまうま、腹回りの毛を文具バサミで切ってやりました。思い切ってそのまま首回りの暑そうな毛を切ってやろうとしたら、物凄い抵抗にあいました。

 というわけで、犬や猫も熱中症にはご用心です。

 で、熱中症はなにより予防が第一です。何といっても、なってしまって病院に運ばれると、大変なことになります。





 大変なこと・・・・・






 大変・・・・・






 恥ずかしいことになります。







 本人は意識がないので何とも言い難いのでしょうが、私たち医療者も『後片付け』が大変な惨事になりますし、患者さんも気が付いたら「あらまっ!」という事態に陥ります。



 そいでは、シュミレーション。



 一台の救急車が入ってきました。

「患者さんは5階の自室で倒れていました。窓は開いてなく、クーラーも付いてませんでした。部屋の温度は50度を超えていたと思います。」

 救急隊は熱中症となると、患者さんの居た現場の状態も報告してくれます。

 患者さんは意識がなく、物凄く熱いカラダをしているのに発汗がありません。勿論呼びかけにも答えず、何だか饐えたような臭いがしています。

 全員、手袋装着。

 その時点で一人はズボンを、一人は上着をそれぞれ脱がしにかかり、血圧を測り、脈を測り、さくさくと点滴を入れます。

 冷蔵庫からキンキンに冷えたリンゲル液を数本準備し、どくどくと流し込みにかかります。

 あっという間に患者さんは丸裸。勿論失禁・失便状態(おっと、失礼。)。
 眉一つ動かさず、ウンコをかき分けながら直腸温ぶろーべ挿入!

 上がりまっす!
 上がりまっす!

 一瞬手を止めて、温度計がピークアウトするのを待ちます。

「取れ位行くと思う?」

「40度超えると思う。」

 なんていう賭けはしません。・・・・してるか・・・・。

 深部体温が上がりすぎても下がりすぎても、人間は命の危機に瀕します。男性の精子なんて暑さに弱いから睾丸が外にあるんだってなくらい。

 ということは、

「40度超え!!!!!」

 ひとたび叫ばれるや、水を汲むもの、氷をくべるもの、アルコールを用意するもの、それぞれが各自めいめいの方へ飛んでいきます。

 すでに丸裸で横たわっている患者さん。胸に心電図計、腕に血圧計、指に酸素飽和度計、おケツに体温計を挟んだ状態で、

「よっしゃ、かけろーーーー!!!!!」

「火気厳禁ねーーー!!!!!」



 アルコール、一斉放射。




 処置室にこもる、アルコール臭。




「あぁ、えぇにおいや・・・・」

「こんな仕事は案外好き・・・・」




 恍惚にふけりながら患者さんにアルコールを塗りたくる救急医。





 アルコールの気化する力で、身体の体温を下げるのが目的。すでに文献では熱中症の時のアルコール塗布はあまり意味がない、という論文も出てますが、臨床現場にたちたる者、机上の学問より現場の理論。

 事件は現場で起こってるんだ〜〜〜!!!

 の世界です。

 まぁ、ただ恍惚と鼻を鳴らしながらアルコールにふけっているのではなく、ぬれたタオルで体を包み、脇、首、鼠径には氷を挟んだ状態。




 そして、満を持して登場、






 扇風機!!!!!!






現場で汗だくで働く医療者さえ




「寒い…」

 と言わしめた、台風のごとき扇風機強風至近距離。

 これにかかれば、体温低下確実です。





 ・・・・というのが、熱中症治療の現場です。(ちなみに、去年のこと。)

 水、風、アルコール、点滴冷え冷えの状態なので、涼しい仕事ではあるんだけど、物凄い現場は水浸しです。しかも、体温が徐々に低下してくると、それに奢っていてはいけないのです。38度前後で冷却を止めるタイミングを見計らわないと、地球温暖化を数年で止められないのと同じように、体温は下がり続けてさがりすぎてしまう事があるのです。 

 冷やしすぎて、意識が戻ったら

「寒い。」

 という患者さんも多い。

 人間の恒常性って、すごく凄いことだと知る夏の毎日です。




 熱中症になると、男も女もこんな感じ。丸裸です。
 しかも、命がかかっているので全員総出でお構いなし。

 結構気が付いたら恥ずかしいことになっていたりします。

 そのうえ、片づけも大変。ビシャビシャのストレッチャーから、体温の下がりすぎない程度に患者さんを移動させなければならないし、医療者はもう水産業者のようです。

 というわけで、熱中症。

 とにかく冷やせ。原子炉と同じです。
 冷やして冷やして冷やして。
 
 水かけて仰ぐだけでも違います。そうそう、風があるのとないのでは全然違うのですよ。
 水に浸す、かけるだけではなく、頑張って仰いでください。

 


 んじゃ、暑いのでSee You!

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