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zoom RSS 痛いわ・・・

<<   作成日時 : 2011/07/29 01:26   >>

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 仕事が忙しい。といってもずーっと仕事をしている訳ではないんだけど、仕事をしている間がとにかく忙しい。救急車からの搬送依頼は鳴りっぱなし、外来患者さんは列を作ってるし、それでも先生はの診療スピードは上がらないうえ、検査や点滴が多いことと言ったら!!!

 点滴が入らなくてひーひー言ってても、代わって頼む相手がどこにもいない。

「血管が細いのよね〜。」

 なんて言い訳を繰り返しつつ、ごめんなさいと何度も繰り返しつつ、右手左手ととにかくいい血管を探してはトライするしかない始末。
 1年前の働きはじめ、点滴がとにかく入らなくて苦労したけれど、今の私は部署の中でも上手な部類(エッヘン!)。もともと点滴の針を入れるのは器用貧乏、得意だったのですよ!昔取った杵柄とはこの事。病棟で働いていた時代(遠い目…)は、指名が来たり、私が担当になると患者さんから諸手で喜ばれるほど上手だったのです!(…遠い目…)

 やはり使わないと何事もダメになります。
 家だって人が住まないと荒廃するし、ものだって錆びつくし。

 手術室勤務が長くなると、点滴を刺すことが無くなり、腕は錆びつき、この一年でようやく砥ぎ終わりましたと言う感じです。浮腫んだ腕でもへっちゃら。 ・・・ただし、足は苦手。どんなに探しても足しか血管がないときには、早々に交替してもらいます。人には向き不向きってあるしね。

 なんだか話がそれたけど、足の血管は腕の血管とは微妙に趣が異なります。人間の手と足では、筋肉の数が違ったりするせいか、老化の速度も違います。足が動かなくなって歩きにくくなるのと、手が使えなくなるのって、比べたら断然足の衰えの方が早いものです。勿論、足の指は手の指ほど器用に何事もこなすという事がないので筋肉も少なくていいんでしょうが、人間、手の方がよく使いますし、疲れだって大概足からですよね。どんなにパソコンばかりうってるOLさんでも、肩が痛いとは言うけど、腕が痛いというよりは足がむくんでしんどいという方が多いのではないでしょうか。寝たきりになった人でも、手や指は動かすことができ、器用にアートを創作したりすることだってありますしね。

 ということは、総じて手の方がよく動かしているのです。ということはつまり、血管が発達しているという事です。まぁ、筋肉が多いというのもあるんだけど、栄養しているのは血管だしね。
 だから、手の血管はどんなにご老人の方でも『血管』のイメージそのままの血管ですが、足の方は筋かと見まごうほどのことだってあるし、なんというか、私のイメージ上、足の血管と言うのは針を刺して栄養剤を入れたりするものではないという感じです。この感覚、ホンマに伝え方が難しいんですが。
 炊飯器でパンを焼くような・・・・土鍋で魚焼くような・・・そんな感じ。つまりは、それなりにテクニックがいるのですよ。私は苦手だから敢えてそのテクニックに挑戦しないのだけれども。(向上心が無さすぎ?)

 血管って、どこも同じではないんです。
 ナース的には。

 たまにおったまげるところに点滴ルートを取っている人がいるけど、流石に生活に不便なところは却下ですよ。

 さて、点滴が上手になったという話から脇道へそれましたが、仕事が忙しいというのは患者さんにとっても点滴を失敗した時に代わってくれる人がいないという悲しみに満ちた現実に突き当たる訳です。代わろうにも、私より明らかにへたくそな研修医くらいしかぶらぶら歩いている人がいない。

 地獄だ・・・・

                      

 実家にいるわんこの調子は上がらずも下がっていないという様子で、めっきり母からのメールも減りました。金曜日がちょうど退院後の初の受診日。療養食もなかなか進んでいないので、どう判断が下るかは微妙だけど、おしっこが詰まらなかっただけこの一週間強は幸いでした。

 よく病院でも、悶絶する痛みで外来に来られる患者さんがいます。

 ものすごーーーーーーーく痛い痛みの代表として、

 破裂
 膵炎


 に並んで、

 尿路結石

 があげられるくらいです。
 これらの痛みは、波がなくず―――――っと痛いです。アッペなどは痛みが移動したり、少し楽になったりすることもあるんですが、もうず――――っと痛いです。
 尿路結石はその中でも、石が動くと痛い病気です。動いて排泄されるのが一番の治療なので、痛みを抑えるというのは一時的な処置でしかないんだけども、その一時的な対症療法を繰り返しながら、石の排泄を待つ、ある意味気長な疾患。

 わんこもかなり痛かったはずなんだけど、内尿道でできた石が膀胱内へ移動する間の痛みって、ほとんど外目じゃわからなかった気がする…。我慢してたんだろうなぁ。

 そういえば、これらの病気の痛みって、矢張り女性よりも男性の方が悶絶しています。男性の痛がりようって物凄い。とても我慢強い人もいるには居るけれど、兎に角自分がどれだけ痛いかを猛アピールしてくる人がほとんど。おかげで過換気になったり変に重症感漂わせたり、脅して来たり文句言って来たり拗ねたり、手が付けられない我儘患者になりがちです。逆に、軽症だからわめき散らすというのもあって、重症化してくると逆に大人しくなったりしてきます。 

 子供を産んでいなくても、女性は確かに痛みに強いものなんだなぁと、痛がる男性を見てつくづく思います。

 痛みと言うのは主観的なものでして。その人にしかわからない、体験している人にしかわからないものです。同じ病気をして「痛かったよ〜」「分かるわァ〜」ってシンパシーを感じていても、その人の痛みはその人のものでしかない。身体の痛みも心の痛みもそう。
 だから、どれだけ痛いかをアピールするのは大事な事だったりするんだけど、痛みってその個人の感覚だからこそ、我慢できる痛みの強さっていうものが人それぞれ。

 それを痛みの閾値と表現します。人が感じる痛みをたとえば分かり易く数字で表したとして(数字じゃなくてもグラフにすれば簡単なんだけどね)、マックス10の痛みのうち、我慢できる痛みが5の人もいれば3しか我慢できない人もいる。そりゃ、人の感覚だから仕方ないことだけど。
 3しか我慢できない人は痛みの閾値が3だから、閾値が低いという事。つまり、少しの事で痛みを苦痛として感じやすいということです。

 これが何故大事かと言えば(大事とは思えないかもしれないけど)、いつもの自分の閾値が大概どの辺りなのかという事を知るのが、『今の痛み』がどれくらいのものかというのを表現するのに必要になることがあるのです。

 たとえばもともと頭痛もちの人で大抵痛みは3くらい、いつも頭痛では1から3の痛みを感じている人がいたりする。今までで一番我慢できた、命に何事もなかった痛みの強さが5位だとする。
 その人が、突然強い頭痛を感じて外来受診。

 その痛み、どのくらい?
 いつもと比べてどんなかんじ?
 今までで一番痛かった痛みと比べてどう?

 というのが、診断の一つの指標になったりします。

 突然の痛みだとしても、4なのか5なのかということと、8なのか9なのかという事では重症度が変わってくるのです。いつもと同じ痛み、という事であればもしかして内因子だとしても、環境因子なのかという事も考えられる余裕があるけれど、8だったり9だったりすると、痛み何より命の事が優先的に考えなくてはいけなくなります。物事の優先順位と言うものです。それを間違うとそれこそ痛い目をみるので・・・。

 今のところ数字で表しましたが、何となくの感覚でも、今感じている痛みがどの程度のものなのか、という事を表現する定規は自分の中に持っていた方がいいかもしれませんね。

 イレウスを繰り返す人には、「前の時と比べてどう?」とかいう質問をしたりしますし、痛みで来院する人には「今までで一番痛かったことと比べてどう?」と言って比較することだってあります。
 分かりやすく「いつも頭痛もちですが、今日の痛みは突然に激しいもので、今まででこんなことは初めてです。」とか「いつも頭痛もちですが、今日の痛みは今まで感じた痛みより激しく、痛みの間隔も短いです。」とか言う感じで伝わるとわかかりやすいのではないでしょうか。

 痛みがあると人は不安になったりイライラしたりしますが、痛みの原因を知らなければその痛みを消していいものか消してはいけないものなのか分からなくなります。痛みってとても大事な危険信号。黄色信号もですが、勿論赤信号は決して無視してはいけないものです。なのにかなしいかな、それは主観的なものでしかないので、落ち着いて冷静に、事実をきちんと伝わるようにした方が、診療は的確になりやすいです。

 人は色んなとこに痛みを抱えやすいものですからね。
 体も、心も。

 因みに、女性は子宮・卵巣の痛みっていうものを何となくでもほかの痛みと混同しないように区別できるようになっていた方がいいですね。(私も何となくでしか分からないけど、流石に生理痛と腸の痛みは区別できるよ。)

 わんこの尿路結石から、色々考えますなぁ…・

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