〜近畿☆瀬戸内☆うまうま交響楽団 ♪

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<<   作成日時 : 2011/11/10 02:56   >>

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 夜勤が続くと、更新が滞っています、うまうまさんです。元気です。
 ってか、心配してくれる人は少ないんだけど…くすん…。

 今年は風邪が非常に大流行。体調を崩す人大流行って言ってもいいんだろうけど、兎に角若い人でダウンする人が多いなぁというのが、病院で働いていての印象です。しかも、簡単に病院に来られないもんだから、夜中に来る。

「また若い人だ――――!!!!!」

 と、診療室で叫んでいる看護師が目に見えるようです。って、私のこと!?

 病気はお年寄りがなる、というのは最早なし。
 ついでに、子供は風の子ってのも、既に風化。
 因みに、きっと、馬鹿は風邪ひかないってのも。

                   

 このたびの夜勤、本当に凄い事になりました。

 大騒動でバタバタしてCPAがいっぱいでひーひーでげーげーだったのではなく、空気が鉄臭い。診療室内、あっちを見てもこっちを見ても、出血。

 血臭い。

 すでに働いているスタッフは鼻が麻痺。外の部署といききをしている役目だった私は、部屋に入るたびひん曲がりそうな血液の匂いにやられそうでした。そんな空気を吸っているし浴びているしで、自分が臭い。もう、同類。

 そうです、出血性の病気で来院してくる患者さんが多く、しかも本来出るところではないところからどばどばでるもんだから(まぁ、血って本来の出る所なんてないんだけどさ)、ぐったりです。

 こんなことは話しても仕方ない事なのでするー。
 というか、面白ネタにもブラックジョークにもならないので・・・。

 朝方、研修医の先生がホットラインをキャッチしていると、どこからともなく小児科医がやってきて、

「僕はあんまりにも暇だったから、救急外来の様子を見にきた。」

 と。
 良いことで。

 医師にとっては忙しいのも嫌だけれども、暇すぎるのも逆に怖い事だったりする。

『ホントにこんなんでいいの!?』

 いいんです。
 ダメなときには何度でコールして起こしますので

 さて、ホットラインを取っていた研修医、着々と患者さんの情報を聞いているのですが、どうやら外科系のよう。研修医はもともとホットラインの救急搬送依頼に対しての判断権はないので、担当の医師、指導医に受け入れの判断を仰ぎます。勝手にとったり、勝手に断ったりすると怒られる。ま、勿論だけど。

 さっそく担当の医師にコール。別の研修医が状況を説明し、受け入れ可能かどうかの判断を仰ぎます。

 しばらくの会話の後、

「・・・あ・・・、はい…分かりました。」

 力なく電話を切る研修医。

「どーなんどーなん?」

 結果を聞こうとする看護師。

「ダメみたいです。」

 受け入れ負荷の判断が下りました。

「えー、なんで?」

 その理由を尋ねると(看護師は必ず理由を尋ねます。興味だけではなく、その判断が正しいのかどうかを後から聞かれたら答えなければならない時があるのです)、




「・・・・・・○時から会議が始まるからって…」





 時計を見ると、既にその時間の20分前。これから救急車が来て診療して、治療して送り出すとなると、最低でも1時間はかかります。それだけかかると、参加することが出来ない。




 


 それが理由。






 ホットラインを握りしめて、返事をこたえようとしている研修医、

「・・・・なんて言ったらいいのかなぁ…」

 と言うので、






「そのまま答えたら?」





「いや、ダメダメダメ!!!!! 今対応中ですって言うんだよ!!!!!」




 半分本気でつぶやいた一言を、傍で聞いていた小児科医がそりゃ聞いた事もない即答で絶叫。



「いいじゃん、ホントの事なんだし。」

 ぷいっと文句を言う看護師連。


 ・・・・そーなんです。
 こういう事も、在ります。


 って、白状していいのか!?

 救急隊も、知っています。病院が断る理由のどこがほんとでどこがほんとでないか、搬送してくる救急隊に聞くと、

「ほんとかどうかは不明ですけどね。」

 って言われます。
 どうしてもどこも受け入れられない省令を受け入れると、

「助かります。」

 って言われるのも、実際にたらい回しのような「搬送拒否」が多いからです。

 でも、むげに断っているのではなく、それぞれ確実に理由があります。在るんだと思います。うちの病院にはあるんでしょう。

 都会には多い、専門化の考え方が、病院自体にも変な感じであって、「受診している患者は自分の患者」「樹脂化したことない患者はよその患者」という考え方があったりします。ので、自分の病院に受診したことのない患者さんを断らなければならないのには、人員不足が原因だったり、新規患者を受け入れるだけの入院病室が無かったりと、普通の人から見れば「先の事を考えすぎ」ともとれる理由で断らざるを得ないこともあります。

 考えてみれば、どこの病院も余裕がないので、自分が今抱えている患者さんをないがしろにしてまで、新しい患者さん、それも軽症の患者さんを受け入れる事が出来ない、と言うのもあります。先生にとっては、それも正論なのでしょう。

 こういうの、きっとマスコミは『たらい回しだ』とか、『患者差別だ』とか騒ぐのでしょうが、人と物と施設とカネがあれば、どこからでも降って湧いてくるなら、いくらでも受けます。どれだけでも。どんな患者も断りません。はぁ、もうそりゃいくらでもさ。先生も同じだろうさ。

 でも、医師2人に対して15人の患者が居る状態で、新たに患者を受け入れられる余裕がどこにあるんですかって話です。状況を理解して3時間でも4時間でも待って、文句を言わずに居てくれるってなら別ですが、救急車で来るぐらいの人がそんなことはないわけで。だから「すぐ診てもらえる病院」を探してくださいと断ることだってあります。

 受け入れ拒否問題、今は静まっているのかもしれませんが、つつけばすぐに出てくる問題です。

 それは医療者が全面的に悪いのではなく、救急車を乱用していいという考え方があったり、夜間救急をコンビニ受診する考え方もさることながら、医療者の負担増を顧みない背景や、人が居ない、物がない、医療費、生活保護などなど、本当にさまざまな根本的無理がそうさせているのも事実。
 しかも、連携もなっていない市制の在りかただったり、クリニックや医院さんなどのお気楽診療(しているところは凄い大雑把で投槍です)、何かあったら勝手に大病院に押し付けるやり方など、まぁ数えたらきりがないか。

 

 受け入れ問題を話しだしたら長いので置いといて、それでもまぁこの受け入れ不可の判断はどうかと思った私です。頭では理解できるし、判断するのは結局医師だし、看護師として「なんでなんじゃ!?」と食って掛かる訳にはいかないし。

 でもね、これは依頼された患者さんの状態が軽症だったからブラックジョークなんです。歩いて病院にいけるくらいのものだったし。

 あ、受け入れ不可の判断で、時にありながらもっともだと思いつつ、断ってよかったなと納得する理由の一番は、




「僕の手に余る。」



 というもの。
 医師のプライドもあるので、そうは言わないけれども、





「これっときっと、自分には無理だから断ったんだよ。」




 というのは分かる。
 そういう患者さんには、「断られて良かったね。」と思うのであります。

 世の中、簡単に『限界を超えろ』とか言われることがありますけど、能力をはるかに超えた症例に単独で手を出すのは、命とりです。お互いに。

 笑い話にもならん




                  

 救急に携わるようになって思うのは、医療者は今目の前の事だけを考えればいいというものではないという事です。災害の時にはたぶん今目の前の事っていうのも大事になるのでしょうが、災害の時こそその先の読み方を間違うと大変なことになります。読む「先」はそれぞれ違うかもしれませんが、目の前にあるからする、という事は医療では禁忌です。
 その先に何があり、その先の予測をたて、その予測の枝が何本になっても、そのどれになっても対処出来うる技能が必要。

 だから、今目の前に救急車が搬送依頼をしているからとる、ではなく、自分の病院で受け入れて救命できる症例なのか、対応できるものなのか、今いる人員で、医師・看護師の能力で対応できるものなのか、それ以上に、今搬送依頼されている患者さんのこの症状が疑われる疾患・緊急度に対して受け入れが可能かどうかを判断しなければ、受け入れの可・不可の決定はできません。

 手術も出来ず、その科を見ることができる体制もない、もしくはICUが空いていないのに、その対象となる患者を受け入れることが出来ず断ることを、非難されるべきなのかどうか。

『仕方ない』

 という言葉に、とても大切な要因が入っていることを、医療者は知っています。
 上辺だけをみれば、時に酷い事もあるでしょうが、変な話、「そういう国」なのだという事なのかもしれません。

 医師が多忙で数が足らない、となると医学部の定員を増やしたり、新設したりする国なんです。

 やる事の順序が違うだろう?という気分。
 そうさせたのは何なのさ!という感じです。

 一時期看護師が足りないという話になった時の国家試験のゆるさと言ったら、辟易しました。そうして「甘い」看護師が世に放たれ、ケアに当たります。現場の教育の大変さが分かりますか。

 患者ならば、どんな病院にかかり、どんな医師に診て貰い、どんな看護師にケアしてもらいたいと思いますか?

 その根本、理想を、上辺だけの政策や対応でゆがませられているような感じです。志を持って入った看護の道、自分の理想の看護師像、そうなれない悔しさ、もどかしさ、無力感、やりがいのなさ、達成感の欠落、そりゃ看護師の離職します。素敵な看護師になれる志の高い人から順番に。

 ・・・・残ってる私は、結構適当人間なのか・・・・?



 何だかまとまりのない話になってきた。



 先生が変な理由で救急車断るからだよーーーー!!!!







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