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zoom RSS わんこの定規

<<   作成日時 : 2012/02/16 00:55   >>

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 気が付いたら、時間が過ぎていた。なーんにもしていないのに・・・・。

 という感じで一週間が過ぎようとしている。にしても、この時点で一週間と呼んでいる自分の曜日感覚の稚拙さにちょっと引く。別に最近は夜勤ばかりじゃないんだけど、睡眠がばらばらでいっぺんに7時間とか眠れなくなっている、ご老齢のうまうまさんです。 

 何故か夜中にぱっちり目が覚めて、そこから眠れず仕事に行って、10時ごろから猛烈に眠くなって判断力が鈍って視力が落ちて目がしょぼしょぼする。

 ・・・・腐った看護師だこと。

                 ♪

 前回の記事には、沢山のアクセスありがとうございます。

 獣医さんだからこそのむずかしさ、ペットだからこそのむずかしさ、色々あると思います。

 よくペットブログなどを見ていたら、

「動物は話したりすることができないから、飼い主が気にかけて気づいてやる、見つけてやることが大事。」

 と、愛情いっぱいに、しかもそれが当然のように書いている人々がいらっしゃいます。
 いいえ、全然悪い事ではなく、むしろもっともだと思います。話せないからこそ、痛いと言えないからこそ、大変なことになる前に気にかけて気を付けてあげることが大事。勿論人間だって同じだし。寝たきりの患者さんに動けとか歩けとか言わないし、だからこそ背中がかゆくならないか、蒸れたりのしないか、気にかけてあげることができる。話のできない患者さんに、根気よく意見を引き出せるように向き合ったりすることも出来る。

 ・・・けれど、それが全てではないという事であり、それが『当たり前』ではないという事です。

 それはどうしてもそうであらねばならない事ではない、と思うのです。

 あまのじゃくなことかもしれませんが、世の中にはペットの病気を事前に気づいて対処してあげる人もいれば、残念ながらどんなに愛していても見つけることができないことだってあります。いえ、自分を棚に上げようと思っているのではなく。上手にわんこたちが誤魔化したり、隠したりしているその『野生』に騙されているもかもしれませんけどね。

 そう、「どうしようもない事」も起こりうるのだという事です。

 わんこが病気になった時も、一番初めに石が出来た時も、先生は言いました。

「なるものはなる、どうしようもないものもある。」

 のだと。
 ○○がいけなかったのでしょうか、これをしたからいけなかったのか、これを我慢させたからいけなかったのか、こうしたらよかったのか・・・私たちはたら・ればの物の考え方が身に沁みついています。そしてそれが愛情に裏打ちされたものであればある程、自分自身を追い詰めて傷つけていくのだと気づきます。

「病気になる、ならないもそうだけれど、この病気になるかならないかは、癌になるかならないかと同じくらい『どうしようもないこと』(=コントロールできないこと)なのです。」

 獣医さんにこの話を聞いたとき、私はあぁ、そうかって思いました。だけれども、やっぱり原因が自分たちの『飼い方』にあるのではないかと思ったり、自分が早く気付かなかったからなんだとか思ったりするものです。といっても、私自身で言えば近くにいることも出来ないので、何が出来たわけでもないんですけど・・・。

 結石の手術が必要になった時、やりきれない気分で「どういうことなん?」「何でなん?」って考えたり、悶々としたメールを親に送ったりしていたけど、いざ電話で手術の日程を相談していたら、母親もまた

「仕方ないじゃん、ちゃんと見てるけど、なるものはなるんだし。なっちゃったものは治してあげるしかないし。」

 人間以外の事となると(人間の事もそうかもしれんけど)、錠が薄いと感じる程意外とあっさりの母。分かっちゃいるけどぐずっ垂れてみたい気分もお構いなし、

「仕方ない。」

 と。

「結石にならないように利尿剤を使うっていう手もあるみたいだけど、そっちの方が何だかわんこちゃんに悪い気がするから、やめくれって言ったし。」

 臨床を離れている、干上がってもナースの母。利尿剤の副作用を考えたら、まだ手術を取る、と言った真意は同じ看護師として分からないでもない。こういうところの割り切り方は、ホンマに早い。

「でも、手術は主治医の先生にしてもらわんといけんよな。最初に予定しとった日じゃ、別の先生になるみたいじゃし、主治医の先生は分院にはこんらしいけ、別の日にする。」

 と、あくまで主治医にこだわり、同じ先生に診てもらい続けるなら、全ての処置がその先生の手で行われるべきだというプライマリーな考え方も、干上がってもナース。
 実際は、病院内で何人もの先生が居て、勿論主治医の先生以外の先生にもわんこさんの病態は申し送りされていて、もっと詳しくその筋の腕をもった先生は居るはずなのに、まぁそこは田舎の医療従事者、プライマリー制にこだわる。そこは私もうなづける所なので、主治医の先生がいる日に、その先生の手で手術をしてもらいたい、と考える母の気持ちはよく分かる。

 でもね、主治医の先生の得意分野は、うちのわんこのどれにも当てはまらないのですよ・・・・・哀しい事に。いや、最早笑い話。

 まぁ、そんなこんなで、休日の調整までして手術日程を主治医優先で割り出した母も、凄いっちゃ凄い。感謝。

 ・・・・母もそれなりに、二度目の手術になってしまったことに対する悲しみはあるようで、仕方ないと割り斬らなければならないどこかやりきれない残念さはあるようで。

 だからこそ、冒頭に戻るけれど、全ての事は「飼い主」が見ていて気付くべきだ、という当然さを押し付けられると、辛いものがある。そうできなかった飼い主だっているだろうし(私たち然り?)、そのことに一番心を病んでいるのはまた、飼い主であることも体験済みである。
 自分の飼い犬でなかったら、もっといい飼い主だったら、もっと別の良い人生があったのではないかと考えることの寂しさ程、やるせないものはない。何もかもを「飼い主の当たり前」だと決めつけてしまうことは、裏にこうした寂しさもあるのだという事に気づいて欲しいと思ったりもする。

 ダメ飼い主とレッテルを張られているようで、被害妄想なんだろうけどもやっぱり辛い。

 早くに見つけてよかったね、流石だね・・・

 そう言えたら、そう言ってもらえたらなんていいんだろう。なんて素敵だろう。けれど、世の中にはその逆もあり。物事の見方は一つではない。

 病気のわんこが家族にいるご家庭で、わんこに日々辛い事があったとしても、そのことやそのことによって起こる数々の事も、乗り越えればすべてプラス思考に置き換えて、わんこと一緒に笑っている家族がある。素敵だと思う半面、ここの子は幸せなんだろうなと思っちゃう。

 うちのわんこは、どうだ?

 まぁ、自慢できないくらいのダメ飼い主ぶりだろうけど・・・。

 だからどうか、うちのわんこ以外に、ペットが病気になっているご家族に、「飼い主の責任」なんて御託を並べ内でいて欲しいと思う。並べるならそうだな。

 可愛いねー
 お利口さんだねー
 素敵だねー

 そうした言葉であってほしいと思う。
 わんこの無邪気さ、可愛さ、お利口さ、その子がその子であることの素晴らしさ、そんなものは飼い主の責任でもなんでもなく、家族の誇りのようなものなんだな。

 うちのわんこは病気もちだけれども、声を大にして言う。

 なる時にはなる。
 それは、自然の摂理のようなもので、血の制裁のようなもので、神様のいじわるのようなもので。
 
 もしかして残り物の福、地獄の中の仏(←…違うか?)、なるにしてもならないにしても、どちらに転んでもどちら通りの生き方と幸せがあって、どちらにもどちら通りの苦労と悲しみもあって、成ろうがなるまいが、命の長さが長いか短いかなんてこともまた、愛情の深さとは関係なく・・・。

 わんこの人生もまた人間と同じで、長く生きたかではなくどう生きたか、時間ではなく深さが、大事なのだと思う。

 病気をしなければ出会う事もなかった病院の先生、AHTさんたち、病院の存在、治療の色々、知識、経験。

 身体には辛い事の方が多いかもしれないけど、その分沢山の人の手に支えられて生きていることを実感して、沢山の人の手が、落ちていこうとするわんこを受け止めてくれているのだと実感して、引き上げられているのだと感じることの方が、心は安らかだ。

 わんこにもそう思ってもらいたいけれど、とりあえず家族が獣医さんを信頼して、楽しく病院に通っている限り、いつか『帰りたい』反動で入口のガラスドアを割ろうとも、わんこは病院が自分を救ってくれるところなのだと嫌でも心にとめているだろう。
 病院に通う事で得られる安心感、守られ感。確かに、大事。

 仕方ないことは、仕方ないととらえるのではなく、まぁいっか〜と受け止めるのがベターなのかもしれないと気づく、眠いもむい夜半でありました。

 母のあっけらかんさと、「しょーがないじゃん」感に、脱力した次第。


 病気のわんこを持つ皆様、
 病気と過ごすのも悪くないなと、しゃぁ〜ないなぁ〜と、カラカラ笑ってなでなでしましょう。

 きっとね、「しゃぁ〜ないなぁ〜なんて、他人事だと思って〜」と、カラカラ笑い返してくれることでしょう。
 わんこと同じ定規で、わんこの世界をはからねばね。
 それが、大事!!!

 獣医さんとの出会いも、偶然と必然。
 なんだか、めちゃくちゃな内容の本日でありました。
 

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