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zoom RSS 千里の道も一歩から。

<<   作成日時 : 2012/03/06 23:46   >>

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 コストコで買って常備している鶏肉の唐揚げのせいなのか、使っているクレイジーソルトのせいなのか、



 部屋が臭い



                       

 だからと言ってふぁぷリーズミストラルとかのお世話になりたくないしで、とりあえず洗えるものは洗って…でも曇り空。最近の私の休日は、大抵雨です。これも運命? お陰で、部屋の湿度計はぐんぐん上がっています。黴注意。

 そういう私の日常はまぁいいとして、これまたくだらない事なんだけども、私の白髪が大変増殖してしまいました。増えるわかめちゃんのよう。しかも白い。
 日本位ですよ、こんなに黒髪・黒目の単一民族って。中には白や金色や赤や紫が居ますけど。もう悩みと言えないくらい、酷いのです。最早私と言う人間のアイデンティティ。「白髪が増えて〜」というのが。そして悲しい事に、既に『若白髪』とも言えなくなってきているという事に凹みます。

 という訳で、近日中に髪を切りに行きますが、断固としてカラーリングを拒むうまうまさん。何故って、始めると終わりがないから。増えていくものには『あきらめ』という対処も必要なのです。カラーリングに期待する物もないし。近日中と言っても、いつになるか不明だけど。今日ショッピングモールのトイレに入り、ピカピカに磨き上げられた鏡の前でふと自分の顔を見た時(店のトイレで自分の顔をまじまじとは見ない。大抵疲れているので)、分け目を変えていたのもあるんだけども、髪の毛の半分が白く光っていたのに壮絶びっくりしまして。トイレで一人、高笑いでしたわ。

「うハハハハハ〜、こりゃ酷い。」

 仕事場の後輩に(10違うかな。)

「白髪があっておばさんに見えると、可愛い服が着られんのよね。」

 と言うと、反論されることもなく、妙に受け入れられ、納得された。白髪の全くない私より年上の同僚からも、

「うまうまちゃん、白髪が増えた。」

 と断言され。店員さんからは母親と間違われ。
 はい、もうアイデンティティというやつにします。

 で、いつ散髪(←理容院じゃなくて、美容院!!!)に行くかは、お財布のみぞ知る。

               

 この間の夜勤の事です。院内に入院するベッドが全くなく、搬送連絡も帰れる人しか受け入れられず、ちょっぴり暇だった一夜の事。それでも自分で受診にやってくる患者さんの中には重症患者さんもいるわけです。

 発熱、食欲不振、倦怠感などを主訴にやって来た患者さんは、ただ今化学療法中の患者さん。化学療法中の患者さんの倦怠感などは副作用として考えられるけれども、発熱がどうも心配。色々出来る範囲で検査をして、結局入院と相成りました。(←まだ少しはベッドが残っていた時間)
 救急外来から入院する場合、夜勤の時も日勤の時も、「入院セット」と呼ばれる一連の検査と情報収集が義務化(?)されています。これさえやっておけば、お互い必要な申し送りがスムーズで、病棟にとっても必要な情報が得やすい、という病院特有の決まり事です。大体どこの病院にも、内科入院なら○○が必要、外科入院なら△△が必要、と言った風に決まりごとがあるのが一般的ですね。
 
 忙しい夜勤の間の入院ともなれば、必要な情報や検査結果は全て救急でそろえるのが思いやり。と言っても、こっちがあまりにも忙しいときには勘弁してもらいますけどね。出来るところで二度手間にならない程度にやっておくのが大事です。仕事って、つながりが大事ですからね。

 という訳で、色々な検査の結果入院となってしまった患者さんにたいして、入院セットのチェックリストを付けながら準備をしていた時の事。

 患者さんの申し送りに使う初療データ、主訴や既往や現病歴などを書いたもの(電子カルテから印刷)に、自分の手で行った検査や結果、書見などを書き込んでいました。中には、身体に付いている点滴や酸素などの情報を書き込み、薬の投与歴、禁忌事項、推奨事項などを明記して、救外で聞いた患者さんの要望などももれなく伝わるように書いていきます。

 書き終わった書類をセットのファイルに挟んで用意していたら、別の検査結果を知ろうとしておもむろにファイルを開いた担当研修医、しばらくの間申し送りに使う書類を読んで固まっていました。

 明らかに、行動がピタッと止まり、固まったのです。

「・・・・どうかしましたか?」

 あまりにもあからさまに固まったので、私の書き込みが何か変なのかと思い尋ねると、はっと我に返った先生、

「これ!何で右手で血圧測定禁止なんですかっ!?」

 結構強い口調で聞き返されました。

 え!?私変な事かいてたっけ!?
 えっ!? 違ったっけ?

「え? 右手じゃなかったですか?左手でした?」

 左右を間違えるのは初歩的なミスです。初歩的とはいえ、絶対絶対やってはいけないミスでもあります。在りがちな事ですが、本当にこれは危険な事。

 慌ててカルテと先生の記録、自分の記録の確認をすると、右手です。
 右手での血圧測定禁止の患者さんです。

「先生、あってますよ。右手です。良かった〜、間違えたかと思ったじゃないですか。」

 そう返したら、てっきり『あ、そうでした?』とか『あぁ、そうだったそうだった。』と言われるんだと思っていたんです。思い込みって怖いもので。

 先生、腑に落ちないといった顔で



「何で?」







 はい?






「何で右手で血圧測定しちゃいけないんですか。」






 ・・・・・・・・・はい?







「何故?」






 ・・・・・・・何故?







 実はこの患者さん、化学療法をしている原発の腫瘍はマンマ。右の乳房摘出術をされていました。
 透析患者さんではありません。

 





「右の・・・・・マンマのオペを・・・・されている・・・と・・・思うの…で…すが? ・・・・先生?化学療法もしてましたよね?」

「何でマンマのオペをしていたら、そっち側で測っちゃいけないんですか?」




 即返しかいっ!?




「・・・・・マンマの・・・オペで・・・・リンパ廓清を・・・していると・・・・・思うのですか…」

「してると思います。」






 どっひゃ――――――!!!!!!






「絶対ダメとか、何年ダメとか、確定した禁止事項ではないんでしょうし、執刀した医師によりますが、リンパ廓清によってリンパ浮腫になりやすく、一旦なってしまうと治りにくいし辛い目に合ってしまいます。誘発するような事は禁止されているのですよ。その一つが血圧測定!!!!!」



「・・・・へぇ。」




 そんだけかいっ!!!!


 男性の医師でしたけどね。

                     

 医者の世界と言うのは、結構びっくりした世界です。医者がどういった教育を受けて世に出るのか、看護師の私と言えども実はあまり知らないのですが、臨床に出て来た医師の卵たちは(つまり研修医)、実は点滴のオーダーの仕方は知っていますが、どの点滴にどれだけ何が入っているかは知らないし、点滴を使えるようにセッティングすることはできません。点滴から体に入るルートのセッティングの方法も知らないし、クレンメや三方活栓の使い方も知りません。
 点滴をセッティングできないのもびっくりですが、点滴ラインを取ることも出来ません。大学病院で研修をすると、血液検査の検体を取る、点滴ラインを取る、という仕事は医師の仕事ですが、一般の病院ではほぼ看護師が請け負います。これって、法律では「医師の監視下の元」ってことで、実は医師の仕事の一つなのですが、針を刺して点滴ルートを取る、採血をする、というのが大好きな看護師さんは結構いるものです。 

 尿道カテーテルを入れることも出来ないし、吸引だって出来ないし、酸素投与だってもたつくし、医師の駆け出しの頃って、ホンマに何もできないのですよ。診療すること、日々の業務をこなすことでいっぱいいっぱいになるうえ、オーダーすることはできても施行することが出来ないので看護師に当たり散らす大ばか者もいます。 (研修医のくせに―――!!! やれるもんならやってみろ――――!!!)←と、心で叫ぶのです。あくまでも、心の中で・・・

 医師と言っても人間なので、自分の興味のある方向についての知識はどんどん吸収できますが、興味がない事、余りにも重箱の隅的な事に関しては、後回し、いわゆる経験任せという事もあります。看護師だって、『やってみないとわからない』ってことはいっぱいありますしね。

 しかし、患者さんにとってはその『重箱の隅』が大事な事もあるのです。

 今回の場合、乳がんの患者さんで乳房摘出術、それにともなうリンパ廓清術を施されています。腕のリンパの流れが滞り、リンパ浮腫になる事があります。リンパ液が流れているリンパ管のところどころにあるリンパ節を転移の有無や予防のために切り取ったり検査したりするのです。血液と言うほどではないのですが、リンパ液と言うのは体の中を巡っている訳で、リンパ節を取り除くためにリンパが流れているリンパ管をくくってしまいます。くくってしまったら滞るものでしょう?

 浮腫を起こすならくくらなければいいのに、という意見もあるでしょうが、くくってしまったリンパ管、誰しもすぐにリンパ浮腫を引き起こすわけではなく、リンパ浮腫にならないために、マンマのオペをした患者さんには自己マッサージ法を教えたり、患側での血圧測定や重いものを持ったり、患側での採血を禁止したりして、リンパ浮腫を起こさない、感染を起こさないように労わるようになります。いってみれば、対処出来る問題という事です。
 リンパ液って、そうした少しの心遣いで浮腫を予防できるくらいの量なので、アップアップして困る、というものではないのです。だからくくるっていう手術も出来るんですけどね。リンパ浮腫って、ふつうのむくみとは違い、治りにくいうえにつらい浮腫なのだと聞きます。
 以前の病院では、お腹の中の手術をする場合、婦人科の先生は腹部で吸収されるので、リンパ管はくくらない主義の先生がいましたっけね。お腹の中なら吸収しやすいですが、腕や腋はすぐに膨れちゃいますからね。

 リンパ液は、感染に対抗する免疫システムの一つ。なので、余分な感染源を増やす点滴や採血などの心配事からも守ります。

 こうした知識、専門医であれば重箱の隅であろうが蓋裏の米粒だろうが一切逃さず理解するのですが、まだまだ経験値の薄い医師には無理からぬこと・・・・







 ではないっっっ!!!!!




 と、看護師のうまうまさんは思うのです。この事で思ったことなんですが、世の中患者の立場に立った医師の指導が売りになりつつありますが、矢張り医師は医師の視点でものを見るのが好きなようですね。それが楽なのかもしれないけれど。
 患側の腕をいたわる、というのは『心づかいの一つ』のようなもの。その視点が看護師にはあって、医師にはない。ないわけではないけれど、少ない。

 透析をしていてブラッドアクセスを作っている患者さんには「患側であること」の視点が強化されるのは、おそらくブラッドアクセスを作るのも管理するのも医師の仕事だからこそなのかもしれません。だからと言って残った血管をいたわる、という事はまるで無視なのが不思議。そのブラッドアクセスが使えなくなったら、別のものを作らなきゃいけないのに、平気で点滴とかで血管をつぶしてしまうんだよね。

 リンパ浮腫とブラッドアクセスのこの感覚の違い・・・。

 確かに、マンマのオペ後の患者さんの患側側の腕での医療行為の禁止は、ブラッドアクセスでの禁止程キツイ縛りではないかもしれません。一回くらい、数回くらい、何年もたっていれば平気と言うのもあり得ます。けれど、患者側から見れば、「良くないと言われている」ことに対して「良いですよ」と言えるはずもありません。自分の体ですから。
 「時間がたっているので大丈夫です」とその場で言われることも、不信にしかなりません。これこそ、自分がその立場ならと言う事になるのでしょう。(まぁ、医療従事者なら『それくらいいいですよ。』と言いそうだけど)

 患者にとっては自分の体、医師にとっては他人の体。

 どれだけ患者さん目線に立てるかは、人間的教育とかではなく、知識とそれに基づいた人としての思いやりの心なのかもしれないなと思った次第。そうなると、矢張り知識は大事。専門性に秀でた医師やオールマイティに活躍する医師の豊富な経験と知識には平身低頭ですね。
 まぁ、その活躍の始まりは、こうしたお馬鹿な「何でですか?」なんだろうけどね。


 あまりにも固まった出来事だったので、色々考えてしまううまうまさんでした。

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