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<<   作成日時 : 2012/04/05 20:44   >>

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 またまた大変時間が空いてしまいました。新年度早々、別に忙しいわけではないのですが、気忙しい感じです。

 うまうまさんが働く救急外来には、新しく新人のナースはこないけれど、ローテーションで一人やってきたのと、何より何より先生ががらりと変わったのが一番大きな変化です。若いエネルギーが入ったと言えばまぁ聞こえはいいのだけれど、聞いてみると卒後3年目が3人増えたという訳で、ベテラン一人が抜けて研修医上がりの救急専攻医が3人と言う、なんともマイナス人事。これをマイナスと言わずしてどうする!!!!

 ・・・・・ダメだとは言いませんが、医師としてのプライドが高すぎて、何だかやりにくい。最近の傾向なのかもしれないけど、研修医の頃から「医師」としての矜持だけが先走りして、ちょっとこっちがつつくと「看護師め!!」みたいな感じで嫌になります。チーム医療とか言い出したの、医師の方じゃなかったっけ?
 心の広―――――いうまうまさんたち救急外来ナースは、それはそれで許すとして、診療時間がまたまた倍、その倍!ってな具合で伸びているのが気になる。慣れっていうのがどれだけ大事な事かっていうのは痛いほどわかっているけれど、診療や診察の判断基準などはどこへ行っても同じはず。そのための検査だって同じはず。

 問診に一時間、検査に一時間、検査解読に時間、ぷらすその後に追加検査、最終判断まで6時間はザラ。うちの救外、これがいやーーーー!!!!

 今日日勤で、新年度初めて昼間働いた私。珍しく緊急の症例がなかったので、そうやってたらたらやってもらってても全然困ることはなかったのですが、9時に救急車で運ばれて、13時にまだ病院にいるって、どうなんだろう?って思ったりもします。患者さんはべつになんとも思っていないところがまた不思議で。

 うーん、患者さんの物の考え方って、私たちと違うのかな。

                       ♪

 さてさて、新年度になってからというもの、結構忙しくしております。緊急事態で忙しくしているのではなくて、何だか手がかかる症例が多くて。

 この間の夜勤では、海外旅行後、数日してからの肺塞栓症を発症してしまったご婦人の症例がありました。かなりのご高齢でヨーロッパの方へご旅行に行ったようで、ご高齢でも世界を旅しそうな、ちょっと下町の婦人(豹柄着てそうな大阪のおばちゃんだけと、実はセレブ?ってな感じ)だったのですが、何となくの背中の違和感と共通を訴えての来院。
 私がトリアージに出かけたのですが、何かおかしいのはおかしいのです。何がどうとは言えないけれども、心臓じゃなさそうだし、でも心臓じゃなかったらなんなんだろう?ってな感じで、もやもやした内容。ただ一つ、Spo2だけが低い値。普通では考えられない値。その時は海外旅行をしたという情報が全然知らされてなくて(ご本人は医師に対して話しただけ)、塞栓症の事など考える余地もなかったのです。
 何かあったら命に関わる問題になりかねない異常値があったうえ、胸痛も見過ごせないので、すぐに初療で診察開始。(そこで渡航歴が分かったのですがね。)

「ヨーロッパに行ってて…」

 聞いた瞬間、スタッフは

『アぁ!!!!それか!!!!』

 ですよ。
 
 いわゆる、エコノミークラス症候群です。

 このご婦人がどこのクラスで旅行をしたかは定かではないけれど、静脈血栓症です。哀しい事に、このご婦人は下肢静脈塞栓症ではなく、肺塞栓症にかかっていて、呼吸状態がイマイチ。身体の中の酸素濃度がイマイチ。100パーセント酸素投与で呼吸苦が楽になり、Spo2の値も上昇。胸部レントゲン写真では、何となく両肺の透過度が落ちていて、CTでは血管の欠損像もしっかり映っています。

「高齢の人がなりやすいっていうわけではないけど、水分とったらトイレに行きたくなるからって取らなかったとか、あまり動かなかったとか、いろいろ要因はあるんだよねー、これって。」

 と話すスタッフ。
 
 エコノミークラス症候群という名前で知れ渡っている病気ではあるのですが、もともとは血液が滞ったところに血栓ができ、それが細い血管で詰まってしまう病態です。血栓ができる原因は、長時間の同一肢位だったり、血液どろどろだったり、要因はいろいろ。
 しかも、空の上の乾燥した、気圧変化のある環境にさらされていれば、リスクは倍倍に増えていくものです。

 飛行機に乗った時には、よく血栓症予防のストレッチをCAさんが教えてくれたり、パンフレットがあったり、血液どろどろを防ぐために水分補給のサービスをしてくれたりと、死亡例があった後からは随分細やかな気配りがされているのですが、如何せん個人の意思に任されてい
るので、しない人はしないものです。これくらいでいいだろうと少な目になってしまったりもあるしね。

 実は肺塞栓症、意外にも怖い病気です。世の中に死亡例が蔓延していた時期もあるので、死に直結することもみなさんご存知ではあるでしょうね。ホンマ、呼吸が一瞬にして止まることだってあるし、つまりは窒息に近い事になりうることだってあるのです。

 もう諸悪の根源は『血栓』という、別だん空の上だからできやすいというものではなく、いつもの生活でもできてしまうものです。

 血栓が脳に積まれは脳梗塞、心臓に詰まれば心筋梗塞、肺に詰まれば肺梗塞、歌詞の静脈に詰まれば静脈血栓症、末梢動脈に詰まれば壊死です。
 つまりは、毎日の生活で血栓ができないようにすることが一番の健康生活とも言えます。だからといって海外旅行に行くなかれ、というのではなく、行くのであればちゃんと予防策を講じてください、という事です。そうそう、予防を心がけることは誰だってできるはずです。毎日の生活にしろ、旅行先の移動時間にしろ。

 なる時はどんな時でもなるし、何をしたってなるものはなるのです。

 と言ってしまえば終わりですが、ほんま、それに尽きます。でも、ならないようにリスクを減らすことは何時だってできるわけで。それが功をそうして、「ならない」という事に繋がるのは、確かですからね。賭けをするか、安全策を取るかという感じ?

 馬券はいつも万馬券狙いでは負けるわけです。たまに勝つけど、ごくたまに。

 という訳で、何事も予防が大事というお話でした。
 ・・・・そうなんだろうか?

 

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