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zoom RSS 正義って何だ!?

<<   作成日時 : 2012/07/13 04:10   >>

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 もやもや爆発寸前。といっても、爆発することはほぼない小心者のうまうまです。こんばんわ、というかおはようございますの現在午前3時半近く。

 詳しい事は書けませんが、仕事で凄い状況に出くわしました。
 簡単に言えば、モンペ。教育現場ではよく耳にする言葉ですが、もうこれは日常茶飯事でいろんな業種の人が立ち会われたことがあるのではないでしょうか。モンスターペアレントのことです。

 どこかのブログでモンペって読んで、ファッションのモンペかと思っていたけど、略語だったのですよね。なんでもかんでも略しすぎだってーの!!!!

 医療現場では、教育現場と同じで、居るわ居るわの昨今です。まぁ、医療現場ではモンスターペイシェントとかいう言葉もあるみたいですけど。悪くするとトラブルケースとして、ホンマに悪くすると病院の要注意人物リストにあげられてしまうこともあるのですが、ご本人は知らずですよね。

 モンペの現状は、矢張り小児科、小児領域に関わることでよく立ち会います。私、こういう現場がとにかく苦手で、スタッフも

「誰かがどなっている現場は大嫌い。」

 という人が殆どです。怒鳴ればいいのか、怒鳴って何になるのか・・・・まぁ、ホントに私達って一体何なの?という気持ちになり、悲しくなる現場は沢山あるのですが。
 話は飛びますが、水曜日のドラマ「トッカン」を始めてみました。税金についてのドラマのようで、付けているだけの気持ちが実は全部はまり込んでみてしまったというものです。一話完結だから、つぎ見るかと言えばよく分からないんですけど、面白かった。

 その中で、

「税金を払うというのは、あなたを守る事です。」

 という場面がありました。この説明、本当に筋が通って簡潔明瞭なんだけども、ドラマの中で、税金を無断で滞納する人(悪気があっての事ね。)にとっては、それがどうしたって全然説得力がない感じで描かれていたのですが、ホンマ、これが現実か・・・と思うと切なくなりました。

 医療現場で使われるお金は、結構税金が多いと思います。関係ないと思っているかもしれませんが、健康な人がたまにかかる時の保険自体もそうだし、救急車だって、生活保護の人の医療費だって、難病支援だって、障害者の支援だって、母子家庭の補助だって、まぁそりゃ全部とは言わないけれどそうなのよ。税金を払ってもらっているからこそ、救急車が無料で呼べるわけですよ。

 まぁ、そんなことはとりあえず現場の私には「そうですね。」という程度ではあるんだけども、人々はそれがどういう事か、どういう意味がある事なのか、はっきり分かっている人は少ないかもしれません。

 救急車がタダで呼べ、病院まで連れて行ってくれる、という事を「便利」と考える人が、最近多いと思います。救急車は、『便利』なものではないのだと、医療従事者の私は思います。便利な者なら、携帯電話だってあるし、24時間タクシーだって動いているこの現代社会が便利。
 便利なものを使うという範疇に、救急車、救急外来が含まれている人々の考え方に、昨今の私はついていけない事に気が付いたのです。

 私たち医療従事者は、医師は、看護師は、コメディカルは、24時間体制で病院という設備を維持して働いているのは、人の『便利』さのためなのだろうか?

 医療を便利にしたいなら、コンビニに薬をおけばいい、と考える方がよほど『便利』なのではないかと思う。

 人々が『便利』だからと救急車を使い、救急外来を受診する現在、必要な人に救急車の恩恵がなされず、医療従事者の疲弊、人手不足、超過勤務に繋がっていたとしても、きっと人々はわれ関せずなんだろうな、と切なく悲観的に考えるうまうまさん・・・。

 それ程、救急車が「便利』に使われている現状を知ってしまったのです。

 しかしながら、私たちや第三者が「便利に使ってるな。」と思っていても、本人は全くその気がないというのが難しい所で、救急車を使う人は使うだけの理由を持っているから使うのです。多分、『救急車だ!』と考えた瞬間、その人の正義は成り立っている訳です。

 その正義が、本当の正義なのかどうかは、誰も評価できないわけで。

 モンペの難しい所は、患者は子供であり、相手は親であるという事。

 こういう事を書くと、絶対10人のうち9人くらいは「うまうまさんは子供が居ないから分からないのだ」「うまうまさんは医療従事者だから。」とか言われるに決まっているのは分かっているのですが、しかしながらはれは「そうですね。」としか言えない事であり、私と言う人間を否定することでしかその正義が生まれないという現実なのだから仕方ない事ではあるのです。


 親であるという『理不尽』な正義。


 それが、モンペの持つもの。親であるという事の意味や価値や正義は、当たり前であり当然であり、そして一番厄介で一人一人の定義が違うものです。これほど理不尽な正義は在りません。けれども、私自身もその『正義』に守られ、育てられていたのです。愛情という名の正義、愛情という名の剣と鎧。

 何よりも大事で何よりも暖かく何よりも必要な「愛情」と言う名を借りたもの。それは一方通行でしかなく、親であるなら当然という常套句で武装したものです。
 しかし全ての事が、長所が短所になりうるように、『親であるからこそ』と言い換えられるものです。物事の全てはそうであるのでしょうが、『正義』は「情」を纏うと白も黒に変えられるものなのです。

 そういう事を理解して、社会の成り立ちを理解して、自分以外の家族も人間も生きていることを理解して、人々は生きてきたはずで、そうして成り立っていた全ての「環境」だったのだと思います。

 親が親の正義を振りかざすように、医療者には医療者の正義があります。命に関わる事であれば、どんな正義にも理由を付ける自信がある正義です。人の命のために、戦うことも出来ます。けれども、結局はクレームという名で医療者が負けるのですよね。

 医療者の正義も分かるけれども、それでも自分の家族が大事。
 分かってるなんてもんじゃなく、そんなの知るか。
 誰かが死にそうであろうが、自分に救急車が必要。
 極論、誰かが死のうが、知らない人だし・・・

 これって、モンペ(ペイシェントの方)の考え方なのかな。
 
 誰もがそう思っている訳ではありません。とにもかくにも早く病院に行きたかった、救急隊と言う専門の人に助けて貰いたかった、他に思いつかなかった、色々言い分はあります。そりゃ、そうです。パニックになったら、それこそモンペでなくても「我が子に何かあったら!!!!!」と考えると、他の事は頭になくなりますよね。

 分かっています。医療従事者であろうが、人間です。親でなくても、そうして育ててもらってきた人間です。親じゃないから分かるまい、ではなく、親でなくても子であります。大人であれば、親が子を思うように、子も親を思うのです。情があります。人に携わり、命に携わってきているのですから、どれだけその絆や命が大事か、それを思う気持ちの強さも分かります。

 だから、『便利』に思わないでほしいのです。振り返って、「救急車で来てよかった」と思える事であれば幸いですが、「タクシーでもよかったな。」と思ってくれたり、「外来まで待てばよかったね。」という症例であった場合、そうして思い返してくれるだけでいいのです。

 モンペの正義は、そうはいかないことが多く・・・。
 ペイシェントの方も、ペアレントの方も。

 救急車の使い方は、本当に人それぞれです。そうはいっても、きっとモンペでなくてもモンペでなくても、救急車を無意識に便利に使っている人は沢山で、これからもそうだと思います。いくらキャンペーンを張ろうが、医師が説明しようが、救急隊がため息を付こうが、救急車は何時まで経っても『便利』なものでしかないのかもしれません。
 そうではないのだと言い張る私たちが挫けて呆れて匙を投げるまで、社会は便利に進化していくのでしょう。

 そのうち救急車が有料になった時に気づくしかないのでしょうし、まぁあのこずるがしこい政治家が救急車を有料になんてしませんけど。で、不足する分は消費税とかが上がってね。でも市民が反対してね、反対したってどうするべ?って感じなんだけど。

 税金が上がるのは確かに嫌な事です。だけれど反対している姿を見ると、震災の復興はじゃあどうするんだって話で、したくないって事なのか?って寂しくなるし、同じように救急車に対してそういう事が起こった時、有料化は嫌だ、けれども使いたいっていう都合のいい反対論が出てくるのは必至。
 ほんとうに必要な人に本当に必要なときにっていうのは、またまた一般人の正義で

「分かる訳がないだろう、素人なんだし。」

 と常套句を振りかざされるのであります。
 ま、私も専門外の事で何か言われたらそういうんだろうけどね。医療の事だから大言ぶっこいてるわけですよ。

 でも私、間違ってないと思う。
 けれど、間違っているんでしょう。



 親じゃないから。
 なーんて理由で。


 親ってすごいです。子供の為なら何でもします。それこそ、愛情があるだけで何でも可能にする力をもっています。親子と言うのは、そうしたものなのでしょう。そうして自分も大きくなり、あらゆる危険から守ってもらっていたのです。有難い事です。本当にありがたく、大切で、大人になるためにどれだけ必要なものか知れません。教育よりも、愛情の方が大事だとも言えるのかもしれません。それが、独り善がりでなければ。
 そうして育ててもらった親と連絡も取っていない家族がいたり、見舞うことなく施設に入れていたり、一人寂しく逝かせている人もまた、居るのですけれど・・・。自分の親もそうだけれど、自分の大切な人を育てた親に対しても・・・。


 哀しい親になる位なら、親不孝な子でいめしかないかな・・・。
 
 自分の為にも、もう関わるのはやめにしよう・・・。



 そうとう精神的にヤバい自分に気づく、夜中4時のうまうまさんでした。
 「これから正義の話をしよう」の冒頭みたいな、答えの出ない物語。


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