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zoom RSS 命を与える

<<   作成日時 : 2012/09/21 01:30   >>

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 こんな時間にこんばんわ。またまた少し時間が空いてしまいました。基本毎日更新の意地はどこへ行ったのでしょうねぇ。(最早意地でしかない?)

 この間の夜勤、仕事が落ち着いた朝方、座って書き物をしていたら、後輩がやってきて少し仕事関係でおしゃべり。といっても、仕事のあれやこれやなのでおしゃべっていうのはなんだか怠慢な言い方みたいだけど。

 見解を述べて指示を出しながら、ホンマに何気なくズボンの裾をまくりあげてふくらはぎを掻き掻きしたら、

「うまうまさん!! めっちゃ足浮腫んでますね!」





 え?









 これって、いつもと同じだし・・・・・。






                     

 ちょいと凹んだ。
 もう人前でズボンまくり上げて掻くのはやめよう。ってか、それこそ下品だよねぇ。

 今日は看護師話題がそろそろブラックに突入しそうなので少し間をおかせて頂いて(ネタ探しともいう。)、この間読んだ漫画の話。

 9月末頃に映画が上映されるジョージ秋山さんの

「アシュラ」

 です。たまたま数か月前に鳴り物入りで映画上映の宣伝をしていたのを目撃して、

「発禁になる位の漫画ってどんなだろう?」

 って思いつつ、半分以上興味本位で読んでみた漫画です。

 半狂乱の母親に産み落とされた赤ん坊が、大規模飢饉で人々の飢餓が続いている世の中を生き抜くため、人を殺して人肉を食らいながら生き延びる話です。こう書いてしまっては元も子もないような物語ですが、命のなんたるか、生きることのなんたるか、生きていることのなんたるか、そういう事を考えさせられる漫画です。ホラーやサイコ、恐怖漫画だけの色合いではなく、自分一人が生きていくために全ての事がどう重なり合い、どうもつれ合っているのかを問いかけ、生きていることはどういう事なのかを問うてきます。

 極限状態の中、人の肉を食らう事の是非とともに、人を食らってまで生きたいとねがう「自分の生」の価値、人を食らってまで生きていく権利、悲惨極まりない状況の中での助け合い、情、仲間の大事さ等も実にさらりと描き出し、善と悪は裏腹であるがゆえに、善をなし続けることのむずかしさ、そこに難しさを感じる事こそ人の人たる証であることの深さ等を考えさせられます。

 人を食らい、罪悪感に咽ぶのも人の証であり、それでも行きたいと願う欲望を持つのもまた人であり、愛する者のために自分を差し出す思いもまた人の証であるのでしょう。

 主人公である、狂気のアシュラ。彼が人として成長していく様は、もどかしくも正義だけでは生きられない世の中の無情を感じたりもします。素直な「必要悪」の感情をむき出しにして生を問いかけるアシュラの言葉は、理由を説明できない「それでもダメなのだ」という苦しい正義に満ちている世の中をむき出しにしている気がします。

 だれにも、アシュラの問いに答えを言える者はなく、おそらく答えなどない問いかけなのかもしれません。戦争状況下で人を殺すことが『正義』であった瞬間があるように、人の世の『正義』や「正当」は絶えず変化し、自分に都合よく塗り替えられていくもの。それが人の世なのだと感じます。人は生きていくのに一人では決してありえないと言うことに、おそらく誰一人実感し体感し、本当の意味で気づけている人はいないのかもしれません。

 たとえば今、温かい家庭で何不自由なく暮らし笑いあっている家族の一人一人だとしても。

 人間として「在る」自分を理解し始めたアシュラが、出会った法師から「この人肉を食ってみろ。」と目の前で断たれた法師自身の左腕を差し出されたときに、ためらい後ずさる場面、法師の行為に「何故腕を切ったのだ?」と問いかけ、「お前は獣から人間になった、その祝いだ。」と言わしめる場面、とても重い気持ちになりました。
 本当の母親、父親の愛情と共に、自分をなげうってまで『教育』を与える人の存在は、耐え難い状況下で一番の救いになるものなのだと気づきます。ヘレン・ケラーにとってサリバン先生のように、マザー・テレサにとってイエス・キリストのような、そういうものなのだと思いましたね。

 

 何度も読み返しては、色んな問いかけに気づく漫画です。ただし、結構グロテスクな絵面なので、好きではない人はダメかもしれませんが。


 映画化され、9月29日にロードショーが始まるので、気が向いたら見てみたい気もしますが、映画化は絶対不可能と言われた漫画だけに、ちょい勇気がいるかもしれませんね。漫画と動く絵はまた別物だし。

 ちなみに、この漫画の初出は、1970年。私もまだ生まれていない頃。この頃はおそらく、世相的にも『なぜ生きているのか』「何故生まれてきたのか」を問う時代だったのかもしれませんね。
 
 衝撃的だけども、確かに深い漫画でした。

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