〜近畿☆瀬戸内☆うまうま交響楽団 ♪

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<<   作成日時 : 2008/07/03 22:37   >>

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 ナースのお仕事・・・それは白衣の天使と評されるほどのものか??????

 という疑問はさて置いて、今日も元気にその「ナースのお話」話題です
 今日の私は産婦人科担当。いつものようにあのブログネタを一杯提供してくれる可笑しな可笑しな産婦人科医とその仲間達のお話です。 
 この先生ね、微妙な人なんですわ良い人何だか悪い人なんだか・・・。いえることは一つ。

 超着火が早い

 ということです。熱するのが早ければ勿論冷めるのもめっちゃ早い 1秒もたたずに火が付き、1秒に満たない時間で氷になる、そんな人です。世界記録でしょう、きっと。

 だから、全く人柄が読めません。

 けど、女性の味方であることは確かですね それも、「病気の女性」の味方です。決して私たちのように元気で働いている(悩みのなさそうな、あるいは女であることを捨てているように見える←心の声でそう聞こえます)女性の味方ではありません。身内みたいな間柄の同業者なので、既に味方を越えて「敵」に近い。実は浮いた噂の多い先生なので、

「あいつは女の敵じゃ〜〜〜

 と叫ぶことは一杯あり・・・・。あぁ!!!これ以上書いたらブラックボックスになっちゃう!!!健全ナースブログにならなくなっちゃう!!!

 その先生と、2件の手術に付きました。私は器械だし。先生と面と向かってメスを扱う器械出し。外回りは産休開けの看護師さんと、新人チビモグラさん。
 一件目の手術が10時入室と言う事で、もくもくと準備をしていたんだけど、9時30分になって突然チビモグラさんが

「うまうまさん!!! 中材に業者さんがインプラントを持ってこられたらしいです

 と、慌てふためいてやってきました。

「ん?そーう?」

 呑気に聞いていたら、

「うまうまさん!!!受け取りお願いします〜〜〜!!!!

「はぁ〜〜〜!!!????」

「誰もいないんです〜〜〜!!!!

 君がおるが!!!

 ・・・・・危うくそう叫びそうになって気付きました。

 うちの病院、業者さんから届けられるインプラントや器械の受け取りに結構手間がかかる。分かっていないと戸惑うことが多い上、チビモグラさんはその手順を知らない

「わ・・・・・分かった。」

 しかも今日は朝から手術が立て込んでいて、10時の手術につく私たち3人しか空いてない。実際、この朝の別の整形外科手術に付いた後輩と初めて言葉を交わしたのは、夕方17時だったしその間顔も見てないし・・・
 中材に行くと、馴染みの業者さんが今日使用するはずの器械とインプラント、そして補充分のインプラントを掲げてぼんやり(?)立ってる。

 封くらい切ってまっとけや〜〜〜

 コッチは忙しいんじゃ〜〜〜


 器械を頼んでおきながら、恩を忘れて危うくちゃぶ台をひっくり返すところでした

「私10時から手術なんです!!!手洗いなんです!!!手短に!!!

 と、態度で言葉で示しながら、業者さんをせっついて何とか9時50分に終了。
 オペ室に帰って来て、速攻で手洗い
 2件続けて婦人科手術に介助に入るので、2件分の機械を準備する予定だったから、2種類の器械がごちゃ混ぜ状態二つの部屋を行き来しながら(6部屋ある残りの4部屋は手術続行中)、こけそうになった・・。
 息せき切っていながら、2件目の準備は中途半端。一件目の患者さんは入ってくるわ、先生は手洗いをするわ、気がついたらもう消毒にかかってるし!!!!

 あんまりにも慌てていたので、電気メスも吸引もセットしないまま、ガーゼとメスを先生に渡し、

「さぁ、始めてくれ!ほれほれ!!!」

 と急かしていた私。呆然とした先生が、

「・・・・せめて電気メス、セッティングしようよ・・・

 

「あ!!!!! すいません!!!! 失礼しました・・

 平謝りですメス渡して、ピンセット渡して、先生の前に立って切る気満々だった私って一体

 一件目の手術、大概産婦人科の先生は一人でします。産婦人科が医師二人体勢になったのは良いんだけど、木曜日の午前中は一人の先生が外来、一人の先生が手術と言うスケジュールになります。なので、本当は二人でする手術でも、この先生は一人で午前中に始めちゃいます。その分看護師が筋鈎を引いたり血液を拭いたり、気を使ってあげなくては成りません。先生と対峙して立ち、流れをしっかり読まなくてはならない、緊張する手術の一つが、先生が一人のときの産婦人科手術。
 帝王切開でも一人でやっちゃうんだから、恐い怖い以前介助についていて、私のほうに向かって赤ちゃんが落ちそうになったときには、恥ずかしながら叫びました。大絶叫小児科医が目を丸くして驚いてましたけど。患者さんもビックリしただろうな・・・。

 その先生との二人っきりでの手術はまぁ普通に終わったんです。チビモグラさんに指示しながら、術中診断の為の検体を出したり、術式を確認したり、器械出しにしては必要以上の事を考えなくてはならず大変だったけど、手術自体が落ち着いていたからそれも可能でした。
 新人さんと、新人さんが初めての手術に付く時、その子は手術の流れとか癖とか分からないので、何かして欲しい時ややらなきゃならないときの指示は的確に出す必要があります。ベテランさんと一緒だと、

「○○」

 と言っただけでやってくれることを、

「○○を××して、その後でこれこれして、どこどこにあるあれとあそこにあるそれを持ってきて。」

 と成ります。手術中に用件を言われる事に慣れていないとパニックになることが多いので、分かっていてもどこに何があるか分からなくなったり、どうして良いのか分からなくなったりするものです。それを見越して指示する。
 今回も、欲しい糸や器械を貰うのに結構苦労しました。

「2-0(←手術で使う糸の太さを表す単位)バイクリル(←商品名)で、針の大きさが26mmくらいで丸針、番号でいえば○○番!多分ルーム6にある!」

 とか、

「埋没縫合をするから、4-0白マクソン角針のやつ1本、多分そこの棚に在るはず・・・と、ちっちゃい持針器とアドソンセッシの有鈎、ステリテープ幅広のやつお願い!!」

 とか。これがベテランさんに言うとなると、

「2-0の針小さいやつ1本くださーい。」

 とか、

「埋没するらしいですー。」

 で済みます。それだけで同じものが出てきます まぁ、こうして新人さんは必要器械と準備を覚えたり、糸の選び方を覚えたりするんですけどね。ところであの子、吸収糸のパックの見方、知ってんのかな?
 大変ですが、実は面白いんです 自分がどれだけ的確に表現することが出来るか、半分自分試しでもあります。手術が終わって、産休開けの看護師さんから、

「うまうまさん、あの時のあの糸の選び方はどういう意味なんですか?」

 と聞かれたりしました。うーん、良くぞそこまで育ってくれた!!!

「本当だったらいつも使うでっかい針の2-0でよかったんだけど、今日の場合は術野がめっちゃ小さかったから、あえて針の小さいものを選んだんだよ。使いづらそうだったしね。」

 と説明できたりするのも嬉しいです。手術で使う吸収糸(身体の中に残り、一定期間立つととけてなくなるものです)には太さによって種類があり、同じ太さの中でも針の大きさ針の太さ糸の長さなどにより数種類あります。ので、2-0吸収糸といわれても、どこにどう使うのかで全く違うタイプの糸が必要になったりするんです。特に2-0は種類が多い・・・。

 そんなこんなの一件目。 同じ予定術式の2件目の手術だったので、次は楽に出来るかなーと思っていたら、子宮筋腫の核出術が追加になったので、またまたちょっとパニック

「2-0の針が細いヤツ!!!」

 と言ったら、一件目と同じものが出てきたので、

「えーつと、これじゃなくて○○番の方!」
 
 ・・・・ま、糸はいつまでたっても悩みの種です。お金の事がかかってくるので、違う糸をだしたら勿体無い、という緊張感も生まれてるんでね。

 その2件目の手術で追加になった子宮筋腫核出術

 子宮筋腫という病気はどこかで一回は聞いたことがあるはずです。子宮の壁に筋腫ができるものです。悪くすると不妊の原因にも成ります。 
 私、この術式に介助につくのは初めて 昔々聞いた所によると、結構手順が面倒くさい手術といわれていたんですが、今回の産婦人科医、

「人はここをこーしてくくって・・・とか言ってるけど、意味ないから

 面倒くさいし。」



 ぎょっ!!!!

 そんな事言って良いのーーー!!!???


「だってね、取れるし。問題なく。」


 そういって、子宮をがっぱり引っ張り出すと、見るからに分かる筋腫の部分にためらいもなくメス。すぱーーーーっと横切り。風船羊羹を割る時みたいな感じ?筋腫の根部の辺りをすーっと切って、電気メスで焼いていくと、最後には用手的にごろん・・・・。

「ひえーーーーっっっ!!!!」

 ビックリしましたすいませんが、こんなにするっと取れるとは思わなかったです。子宮の壁って、本当に厚いんですね・・・。
 取れた部分を縫い縮めながら、先生が言いました。

子宮筋腫の手術をした後に妊娠して、子宮の壁が薄くなったから帝王切開を余儀なくされたって言われて訴えられていた症例があったよね。」

 応援に来ていたもう一人の産婦人科医が、糸を引っ張りながら

「あー、ありましたね。」

 産婦人科医は私の方を見て続けました。

「どう思う?」

 この人、いつもこう聞くよな・・。

「筋腫をとったら筋肉の壁が薄くなったって、ありえなくね?

 ・・・・ぷっ
 
「それで帝王切開で生むしかないって、ありえなくね?

 ・・・・ぷっ

「先生、その診断をしたのは同じ病院の同じ先生?」

「そーだよ。」

 ・・・・・ありえなくね?ある意味、自業自得ともいえなくね?

「どーなるんだろうね、その訴え。にしても、訴えときゃ良いって言う風潮だよね。」

 そういえば、この先生からそういう「訴えてやる!」話題をよく聞くんだけども?

「そうですね。」

「だろ?」

「特に産婦人科は多いですね。」

 ・・・・・二人の産婦人科医、苦笑。

「・・・・そ・・・そうだね・・・・

 すいません、再び口が滑りました
 そんな話題をしている最中、外回りをしていたチビモグラさんが

「先生!診断と術式を!!!」

 と確認を求める元気な声。空気読んでね・・・
 先生は淡々と

「癒着剥離とー、筋腫核出とー・・・・」

 一つ一つ話すんだけど、2倍の速度でチビモグラさんの周囲に「?」マークが増えていく・・・・

「だだだ・・・大丈夫?分かってる?」

 助け舟を出したら、苦笑いをしながらメモした紙をおずおずと私に見せてくる。そこには先生が話した最初の病名しかかいてない

「えっとね、これと・・・○○と・・・・△△と・・・」

「・・・・字・・・・字が分からないです!!!」

「だから、この字・・・・こうしてこうしてこう書く・・・」

「・・・・え・・・???? ・・・・これ?・・・これですか?」

「んーーー、違う違う!火にこう・・・・」

「あー!!! こう?・・・・こう?」

「そうそう、それそれ!!!」

 手術介助をしながらしていたそんな会話を聞いていた先生が、

「何?一年目なの?」

 と聞いてくる。
 ぎょっ・・・絶対嫌味をいうんだわ!!!
 覚えろよ!とか怒るんだわ!!!

 と思って口答え対応策を考えていたら

「で、字は分かったの?」

 ほえ?

「分かりましたよ。」

「ま、なかなか頑張っとるね!」

 ・・・・・はい?そのお言葉、そのお口から出てきました?

 よっしゃ!!! ここが切り込み時!!!

「そーですよ!!!! 頑張ってるんです!!! だからどんどん褒めてあげてくださいね!」

「えー? 褒める事は必要なの?」

「必要です!医者の世界じゃ知らないですけど、看護師の世界では褒めることは大切です。」

「でも、僕が褒めたって仕方ないだろう。」

 ま〜〜〜、ご謙遜を!!!

「いいえ!!! そんなことないですよ!意外に先生から褒められるのは嬉しいんですよ。」

「そう?何で?」


「だって、怒られるのは先生からだもん。」


「そりゃそうだ

 世の先生方、このブログをここまで読んでくれていたら、

 頑張ってる一年目はどんどん褒めて下さい!!!!


       ・・頑張ってる10年目も時には・・・・よろしく・・・・


 頑張ってる自分を認めてもらえる喜びは、計り知れないものですyo!
 人は人として生きて、人として死んで行きたい生き物なんですyo!

  

 書いてたら、すげー長くなっちゃったここまでスクロールしてくれて、ありがとうございます。腱鞘炎には気をつけてくださいね!!

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