〜近畿☆瀬戸内☆うまうま交響楽団 ♪

アクセスカウンタ

zoom RSS 前を向いて歩こう。

<<   作成日時 : 2008/12/15 22:38   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

 クリスマスソングが町中に響いて、家々のイルミネーションが美しさを競うように華やかになっています。福山では交番の隣の大木にもイルミネーションが光っていて、お祭り騒ぎの日本って平和だなぁと思う次第です。

 昨晩寝る前に何気なくテレビを見ていたら、スーダンでの国際支援の活動報告をしていました。日本で集めた寄付金がどのように使われていくか、また国際援助が抱える色々な問題点、その国際支援をビジネスに変えていく人間の図太さ・・・色んな角度から取材していました。
 以前私は海外青年協力隊にも応募したことがあります。東京まで面接を受けに行った事もあります。国際協力の素晴らしさを思い、参加したいと息巻いていた20代を過ぎ、現実を見る30代の今。

 テレビ番組では、国際支援のあり方を考えさせられました。

 お金だけでは駄目なんです。

 私達は日常生活で、『お金』以外の大事な事に一杯気付けているのに、対外的な場面では結局お金で済ませてしまってる。

 大事な事は、もっと他にある。

 己の隣人を愛せと諭された学生時代を思い出しました。

 お金だけでは駄目なこともある。

 けれど、気持ちだけでも駄目な事もある。

 『支え』って、一本じゃないんですね。
 心も、物も、全部支えだったりする。
 一本の柱で作られた家なんてないから、
 一本の支えだけで成り立つ人道支援もない。

 自分一人で色んな支えが出来るわけではないから、やっぱり沢山の人のそれぞれの支えって必要な訳で

 ということは、やっぱり、

 あなたが必要

 という事に行き着くのかもしれません。
 
 テレビ番組でもあったけれど、何をしていいか分らない時は、販売価格の一部が寄付される商品を目指して購入するのがいいのかもしれませんね。

                           

 人と分ける、支えあうって、医療の世界でも同じ。チーム医療って言葉があるくらいですしね。
 そんな中、仕事終わりに図書室でパソコン仕事をしていたら、オペ室の2年目ナース二人が難しい顔して入ってきました。

「あら、どーしたん?」

 普段図書室なんて来ない二人なので、声をかけると、

「来年の看護研究に向けて、テーマを探しに来たんです。」

 あぁ、そうか!3年目の看護研究はもう始まっているんだね。
 
「看護論文集って、どこにあるんですかぁ〜〜〜???」

 絶対に広いとはいえない図書室の何処に何があるかも分からない二人とりあえず看護学会の論文集が置いてある棚を教えたけれど、二人の会話を聞いていたらなんだか違う方へ話題が流れていく。

「ナッちゃんはする事決めてたでしょ?」

 と声をかけると、

「はい!それについての論文を探してるんですけど・・・」

「じゃ、サッちゃんは?」

「それが・・・」

 若手2名のうち、一人は以前私と看護研究について話していたとき、私がしてみたかった「カンガルーケア」を提案し、症例を挙げて実践する事にしたんです。患者さんとの一対一での関わりを、カンガルーケアを通じて構築するんです そしてカンガルーケアが、そのままうちの病院に定着すればいいのになぁという願いを込めて。
 ただ、関係部署が多いので、私は看護研究として行うには重い腰が上がらなかったんですが、社交家の彼女にはうってつけだ!と思って勧めたら、案の定とっても食いつきがよく、そのままそれで進める事にしたようです。

 当院初のカンガルーケア!

 個人的にとっても楽しみにしてます。
 そしてもう一人の2年目は、その話をしていたときに席をはずしていたので、私は関わってあげる事ができず、未だにテーマを何にしたらいいのか分からない状態で、ぱらぱらと捲る論文にもあんまり興味がないみたい。

「サッちゃん、何したいん?」

 と聞いても、あんまり言葉が出ない様子。やりたい事が漠然としているんじゃないかな。
 うちの病院は意外と問題点が少ないのが自慢。研修会などで上がる議題や疑問にも引っかかる事がなく、他院より随分「やってるなぁ!」という印象です。だから忙しいって言うのもあるんだけど

「問題となることが少なくて・・・・」

 彼女は決まらないテーマにうんざりした様子です。

「ん〜〜、とっつきやすいのは小児科なんだけど。」

 私は援護射撃 3年目の看護研究はベテランの看護研究と違い、症例研究が主体。難しい論文というより、自分の看護の展開を論文にまとめるというのが目的なんですが、最近は何だかこぞって皆「看護用具」の是非についてやるので、看護研究というより図画工作みたいなもん。私はこれが嫌なので、後輩にもちゃんとした研究を勧めます。

「小児科のプレパレーションは大流行だけど・・・」

「オペに関する事ですか?」

「そうそう。今は母親とかの家族同伴で手術室に入るでしょ。それをプレパレーションで、一人で頑張れるように関わるとか。」

「あぁ〜〜〜!!!」

 後輩の顔がパーッと明るくなりましたが・・・・

「でもねぇ、プレパレーションをきちんと実行できている施設は少ないからねぇ。うちだって、以前看護研究を誰かがしてたけど、なんちゃってプレパレーションだし。あれが今でも成功を収めているっていうなら考えるけど。」

「・・・・・そうですね・・・」

 ナッちゃんの方が最近の小児科ナースの看護研究に疑問を投げていました。

「小児科の手術は前日入院で関わりが少ないですしね。」

「そうだね。外来からの関わりって言うのも難しいし でも、小児の手術には改善点が一杯あるんだよ。」

 私は自分が取り組んでいる術前オリエンテーションが全然進まない事を思い出しました。
 やばい・・・

「どーしよーーー!!!」

「成人だとしたら、難しい症例の患者さんとの関わりとか。」

「・・・・難しすぎてオペ中止になったりします。」

 そりゃ・・・・あるな

「じゃ、逆に症例を沢山とるのを頑張るとして、腰椎麻酔の患者さんの心理とか。」

「えっ?」

 ?マークを飛ばしながらも、私の曖昧なイメージに食いつくサッちゃん。
 どうやら、腰椎麻酔患者さんに対する「何かしてあげたい」気持ちはもともと持っていた様子

 背中に注射をされるのが腰椎麻酔。自分の見えないところで突然行われる(声はかけますよ)麻酔だし、患者さん自身にも色々協力してもらわないと何度も針を刺すことになりかねない麻酔。だからこそ、一発できちんと入ったり、患者さん自身が「思ったより大丈夫だった。」と言ってもらえることは嬉しいんです。

 きっとサッちゃんもそう言う事を感じていたんだと思います。私のなんとなーしの方向付けで、自分の考えをすらすら話し出しました。

「分りましたー!そういう方向で考えてみます!」

 丁度私が腰椎麻酔の患者さんに向けてのパンフレットを作っていたときだったので、

「よかったらそれを完成させるといいよ。」

 と丸投げしておきました。私的にはパンフレットはもう完成しているんだけど、中々実際に使える状況ではなかったので、日の目を見るなら誰の手からでもいいよね! それに研究がくっ付いて来るなら、効果の評価もばっちり出来るし
 二人とも、素敵な論文が出来ると嬉しいです。その論文を持って異動になる二人だから、手術場の最後をきちんとした形で残してあげたいな。

                           

 カンガルーケアについては考えていただけで何の調査もしていなかったので、こっちも後輩に丸投げ状態。ごめん、口ばっかりの先輩で

「小児科の先生と産科の先生や助産師さんには、ちゃんと研究の趣旨を話して協力してもらうんだよ。」
 と話したら、

「小児科の先生は誰に?」

 というので、

「・・・・科長の先生じゃない?」

「産科の先生が信頼してる先生って誰でしたっけ?出来るならその先生がいいです。」

 君、中々考えるところが深いな

「だって、オペ場で怒鳴られたらいやです!」

「・・・・じゃ、○○先生かなぁ・・」

「あぁ!そうですね!」

「でもあの先生、産科のカイザーが行われる時間は外来してるから、立会いは難しいよ?」

「ええーーーーっっっ!!!!」

「もう一つ下の△先生じゃない?」

「でも、何も出来ないから怒られたり??」

 ・・・・・・・読みが深すぎる

「じゃ、○○先生にとりあえず聞いてみてあげるよ。どの先生に立会いを頼んだらいいかとか。いい返事が来るかどうか分らないけど。カンガルーケアの子供側の注意点とかもね。」

「うまうまさん、仲良しでしたよね!お願いしまーーーすっ!!!!」

「仲良しって言うか・・・話はするって位だけど

 と言う事で、○○先生にはメールをしておきましたが・・・・助けてくれるのかくれないのか・・・・。小児科医はいつも忙しいから

 駄目ならどこかで捕まえるしかないな・・・・

 
 二人の看護研究の行方は、実はとっても楽しみだったりします。



 若さって、素敵だなと思う私。
 打算がない、無垢な真っ直ぐさが、本当に眩しい後輩です。

 看護師になってよかったと、君たちがいつもそう思えますように・・・

 

にほんブログ村 犬ブログ 犬 闘病生活へ
にほんブログ村

にほんブログ村 病気ブログ 看護・ナースへ
にほんブログ村

2011.10.21より参加しています。ぽちっと応援よろしくお願いします。

初心者なので、どの記事にもどちらも載りますです。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
前を向いて歩こう。 〜近畿☆瀬戸内☆うまうま交響楽団 ♪/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる