〜近畿☆瀬戸内☆うまうま交響楽団 ♪

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zoom RSS 優しさって、なぁに?

<<   作成日時 : 2009/01/08 22:42   >>

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 パソコンの調子がおかしいのか、キーボードの調子が良くないのか、最近、ブログ更新の新規作成に拒否られることしばしば。キーボード叩きすぎなのかな・・・

 今日の仕事、メッチャ大変でした。朝一番から人工骨頭置換術。それも、いつもは麻酔科管理なのに、今日は自科麻酔 麻酔管理は看護師に任されるという事態。
 人工骨頭置換術は、側臥位での手術です。横向きでじっとしているって、しんどいんですよね。 「横向きでしか眠れない」という人もいるかと思いますが、夜なら勝手に寝返りが打てますけど、手術の場合はそうも行かない。寝返りなんて出来ないし、大体無理だし 麻酔ってそういう基本的な欲求すら達成できなくなるんですよ。
 幸いな事に、患者さんは以前にも反対側の足を同じ手術で直した事がある方。とっても話が出来、言いたい事もちゃんと言ってくれる、やってほしいこともチャンと言ってくれる。代わりにという訳ではないのですが、こちらのして欲しい事もちゃんと理解してくれる方でした。大腿骨などの手術では、矢張り高齢の方が多くなるので、ちょっとした認知症のある方も多いんです。もともとそうでなかったにしても、病院で寝たきりになると、それがたった一日であったとしても、大変大きな切っ掛けになりがちです。
 人間、自分の足で歩けて居た人が歩けなくなるっていうのは脳にも影響がでるほど凄いことなんですね。それに、病院の環境ってどこか束縛感ありますし・・・。拘束と変わりない感じ

 患者さんの多大な協力のお陰で、何事もなく手術は終わりました。 「本当に凄い仕事よね、看護師さんって。」って、難しい格好で自由を制限された患者さんから言われ、「今は○○さんの方がずーっと凄い仕事してるんですよ〜と笑い合ってました。執刀の先生は私達の会話を聞きながらニコニコ笑ってるし。

 患者さんにとっては、限られた視界の中で右へいったり左へいったり、ばたばたしながら大きな音を立てる私が取っても忙しそうに見えたんだと思います けどね、実は違うの たまたま後輩が直接介助をしていたので、その指導をしていただけです。まぁ、大腿骨の手術には色々やる事も多いんですがね。決してこの方の手術だったから大変だったというわけではなく、逆に楽だった方です。

 けれど、それで終わらないのがモグラーず巣穴の木曜日 一件目の手術を終えて、患者さんを見送り、部屋を片付けようと思ったら既に

「うまうまさん!次の手術が始まりそうよ!」

 主任さんから声をかけられました。

 次って・・・・主任さんの担当手術のこと?

「まぁ!何を悠長に!うまうまさんたちの担当手術よ!その先生の一件目の手術、もう終わりそうなのよ!」


 ふんぎゃ〜〜〜〜っっっ!!!!


「もう終わるんですかーーーーっ!?」

 時計は11時半を差していました。予測では、もう少しかかる予定だったのよ!

 私が次に付く予定の手術は、オペタイム3時間

 今から始まったら、確実ご飯が食べられない

 既にこの時点で、脱水と低血糖で真っ直ぐ歩けない。

 頭痛がする

 因みに、当病院、モグラーずの手術室では、オペの入室時間が決まっていません。朝一番の方は決まっているんですが、そこからは状況によりけり 患者さんの順番だけが決まっていて、終わったら呼ぶ、終わったら呼ぶという感じです。なので、この交代時間をどれだけ短くするかに全てがかかっています。
 なので、担当手術の一個前の手術の進行状況を確認しながら、医師の確保と主治医の様子を鑑み、次の手術を準備、入室となるわけです。このタイミングが難しい
 
 たまに、時に、こんな風に、いつも、大概、一個前の手術の状況が分らない、ということにもなります。まぁ大体いつもそうなんだけど 主任さんや師長さんがサジ加減してくれるので、回っているようなもの。同じ先生の手術にばかりつくというわけではないので、別の先生の手術に介助につきながら、別の先生の手術の進行状況を把握するのは至難の業です。今日もお陰で、一件目の自分の担当手術が終わったら、二件目の担当手術が迫っていた!ということに成ったわけです。(ついでに言えば、この2件の手術は、主治医も執刀医も違います。)

 私は直接介助だったので、外回り担当の後輩と

「とりあえずご飯を食べよう!部屋は後で準備だ!」

 と、二人慌ててご飯に行き、コップ一杯のお茶で流し込むようにご飯を食べ、速攻で歯磨きし、準備にかかったときには、次の手術の呼び出し時間まであと10分!!!!!!

「手洗いするから、誰かパック開けてーーーーー!!!」

「入室するから、誰かフリーしてーーーー!!!!」

 の状態

 毎回こんな感じで、私だけではなくモグラーず全員がこんな感じで、毎回手術準備してます。立て続けに3件の手術に付いて、その合間なし!というのも珍しくありません。お陰で片付けの器械が山のように溜まりますが。

 二件目、私が直接介助についた手術は、肩関節鏡での腱板縫合術。最近は肩関節にも関節鏡の技術が飛躍的な進歩を遂げていて、たった4.5個の小さな傷で、肩関節の動きを回復させる事ができます。
 聞いていると、肩の痛みって意外としんどいようです。前にも書いた覚えがありますが、四十肩、五十肩などで、肩の痛みを「仕方ない」と思っている方も多いんです。けれどそんな方たちの殆どが、手術で痛みをとったり、動きを回復させる事ができたりするんです。
 その手術の一つが、今日の手術。

 難しい事は私もうろ覚えでしかないのでかけませんが、関節鏡の手術は、思ったよりもずーっと介助が楽です。簡単に言えば、執刀医一人しか手術操作が出来ないので、主要な腕は多くても2本。その一本はカメラ操作をしているので、器械を使うのは一本の腕のみ。なので、右手であれ、左手でこれ、という風に器械を準備して矢のように渡す事も必要なし。
 ただそれだけに、阿吽の呼吸は必要。

 私は無理だけど・・・

 必要な器械を無言で渡していたら、先生も無言で受け取るようになり、




 静まり返る手術室。




 さぶい・・・・




 後輩や麻酔科医は上着を着込み始めるし




 その手術の終わり、助手の先生が手を降ろし、執刀の先生が開いていた傷を縫合していた時、

「なぁなぁ、最近師長さん、怒ってなかった?」

 と聞く。
 
「・・・・・・・師長さん?」

「師長さんでも、主任さんでも・・・」

 先生の声はちょっと尻すぼみになって、曖昧に言葉を濁しました。

 心当たり、あるけど?

「そうですね。怒り狂ってました。」

「・・・・・やっぱりね。」

「だって、あの事でしょ?」

「・・・・・うん。」

 『あの事』・・・。

 悪夢です

 ここで話してもきっと伝わりにくいと思うんですが、手術場の混乱する状況を知っているはずのとある医師が、手術運営に関する会議の中で、

「スタッフが足りないのは知るか。そっちの問題。

 手術をするのに医師を待たせるな。」


 とほざいた事件です
 少し前から、ローテーションや産休などで、モグラーずスタッフは人数が大幅に足りません。なのに同じだけの手術件数か、又はそれ以上の件数をこなさざるを得ません。だって、入ってるんだから
 なので、最後の患者さんの手術は20時や、時にはそれ以上に遅くなる事も。看護師はもとより、医師も残って手術に付きます。医師はそれから病棟の仕事、書類仕事などをこなし、大概うちの整形外科医は日付が変わる前に帰れればいい方。

 手術場でも、部屋数が無限にあるわけでもないので、一件の手術の後には部屋を掃除しなければなりません。それから次の手術の準備をしたりするわけです。少なからず時間はかかります。その間看護師はフル稼働 掃除や準備をしている間は、患者さんを迎える人出すらないので、入室はストップ 医師はただ部屋と人が開くのを呑気に待ってる。手伝う訳ではありません
 その時間を、医師は「待たされている」と感じるようです。その事を延々と、医師から会議で叱責された師長さんと主任さん。

 帰ってきて怒り爆発だったんです。

 確かに、平の私も「はぁ〜〜!?」という感じ。私達が頑張ってる事も、働いている事も、忙しい事も、医師にはお構いなしなんだなぁと思った次第です。

「結局医者は医者なのよ。」

 というのが主任さんの持論。チームだ、スタッフだ、などと言っているけれど、結局自分達の都合のいい考え方をするのだと言う事。まぁ、みんなが皆こうじゃないんですけど・・・・

「先生、あの会議に出てたんですよね?」

 皮膚縫合を手伝いながら(と言っても、糸きりだけど)、執刀していた先生に聞きました。

「うん。ビックリした。」

「でしょうね。私達も後から聞いてビックリでしたもん。」

「でもね・・」

 その先生は、どういったらいいのか分らないといった風に言葉を濁しながら、

「あの先生も、悪気があるわけじゃないんだよ。いつも、看護師さんたちを早く帰らせてあげたいって言ってるから、その気持ちが素直に出ただけなんだよ。」

 はぁ〜〜〜!?


「それがどうやったら『知らない』発言になるんですか!?」

「ん〜〜〜、あの先生は単に、発言と気持ちが繋がっていないだけなんだよ。」

 どういうこっちゃ?

「つまり、早く帰してあげたいって言う優しさが、手術早くしろってことになるけど、早くするためにはスタッフが足りないって事については、自分は関係ないってことですか?」

「うんうん、そういう感じ。だから、悪気があっていってることじゃないと思うんだ。」

 どういう解釈をしたら、この状況で「悪気」がないと言えるのだ!?

「ふぅ〜〜〜〜ん。」

 私が気のない返事をするので、この先生も

「分りにくいんだけどね・・・・」

 と言って笑ってました。
 
「どうしたらいいのかねぇ・・・・」

 といいつつも、この先生もあんまり考えていないことは確か 期待しないもん
 けれど、こういう先生は大概自分の手術件数をセーブする術を知っています。つまり、時間内に終われるだけ、自分の一日の力量分だけの手術を予定します。時間がかかってもとにかくやるんだ!という先生は、無理やりこじ入れて夜中まで手術していますが、そういう考えなら付いていくしかありませんけどね。

 手術場の事きっと説明しても中々イメージが付きにくいかと思います・・・・ごめんなさい。

 ただ、人に対する優しさって難しいなぁと思った次第です。

 人に何かをやってあげるって難しいなぁと思ったり、
 人に何かをしてもらうって難しいなぁと思ったり。

 優しさってなんかなぁ・・・・

 客観的に測れるものじゃないから、やっぱりそれぞれの考え方の違いが浮き彫りに成ります。主観って、難しいです。人は気を使ったり使われたり、それが時に裏目に出たりもしますし。深読みしすぎて分らなくなる、みたいなこともありますよね。
 
 患者と医療者の関係って、気を使うよりも言い合う関係の方がいいと思います。私も、患者さんからちゃんと言ってくれたほうが安心します。こちらがちゃんと責任を果たすと、それに対して還ってくる患者さんの反応が嬉しいですしね。信頼関係って、気を使ったり雰囲気を読んで作られるものじゃなくて、ちゃんと言葉を交わして、素直に欲求を話して、希望を叶えて叶えられて生まれるもの。相互作用で育まれるものですよね

 恋愛もそうかな、なんて思ったり

 打てば響くって言葉、私は好きだな。


 人を思えばこそ、ちゃんと反応として返してあげるのがいいんでしょうね。
 
 笑ったり、怒ったり、泣いたり、言葉にしたり、抱きしめたり。

 相手を思えばこそ、相手のアクションに「反応」してあげないとね。



 子供って、そういうところが上手だな



 ん?

 イライラ話、仕事話から、何でこんな話題になっちゃったんだ?

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