〜近畿☆瀬戸内☆うまうま交響楽団 ♪

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zoom RSS 分からなさすぎる。

<<   作成日時 : 2012/08/01 22:28   >>

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 お久しぶりです、こんにちは。今日から八月ですが・・・・・続く言葉は見つかりません。学生でもないので夏休みの心配をすることもなく、暑さ寒さもこれはもうどうしようもなく。と言ってしまったら、私の生活は冒頭のあいさつにも事欠くような無味乾燥としたものであることが証明されたわけです。

 ・・・・仕方あるまい。
 物凄く仕事が忙しい。

 実は、原罪の私の勤める病院の、救急外来の在り方が変わってきました。システムも変わったし、なんというか管理体制も少しずつ変わってきていて、皆がそれについていけていないというか、足並みがそろってないせいで、ところどころにほつれとか苛立ちとか思いやりの欠如とか、ほんまに凄い状況になってきているのです、しかも、患者さんはうなぎのぼり。

 先生たちもしんどいのは始めだけで、面倒くさいことになると大体看護師に無茶振りするので先生たちはいい気なもの。看護師たちは半数以上が「辞めてやる!」の心境で毎日仕事をしているものだから、イライラマックス。
 しかも、仕事がとにかく多い。忙しい。

 お陰でおばちゃん腐ってるナースの私はどうなるかと言うと、愚痴や文句が多くなり・・・毎日陸に上がったマグロのようにどろどろとした腐臭を漂わせているのです。

 あぁ、もうだれか何とかして!!!!という感じ。しかし、何とかしてくれるのは誰でもよくない!!!正しく全うで正義に満ちた誰かであってほしい…。

 ばたん・・・・

                     ♪

 という訳で、何というか体力的にも精神的にも人生この上ないというくらい腐ってるうまうまさんですが、そのうえで

「勉強会があったんだから分かるでしょ。」

 と、たった一度の、それも30分そこらの、しかも私は忙しくて出れていない勉強会をしただけで、ポーンと救急外来に人工呼吸器がやってきました。というか、今までなかったのが不思議なんだけども、いや、在ったんだけどむちゃちんまりしたものだっただけで。で、新しいのが来た。
 見たこともないような呼吸器。

 しかも、一切の取扱説明書がなく、本体と回路がぽツーンと。




 オマエ、喧嘩売ってる?




 ・・・・・私が売りたい。
 普通、人工呼吸となる大それた命に関わるようなものを、数られた人しか出れていない数か月前の勉強会一回きりで真っ裸で連れてくるやつがあるか?それでもって使えないと

「脳無し。」

 と四方八方からそれはとんでもなく鋭いとげが刺さってくるのは、どうか?

 以前の病院の事を出してはいけないのでしょうが、人はエラーをするもので、新しい機械を使うときは誰でもが素人なのである、という当然の考え方が以前の病院にはあったので、緊急の時に助けになるすべてのものがそろっていました。まるで「当然」のように、裸一貫で人工呼吸器がやってくることなどなく、取扱説明書なり、組み立ててある回路のデモなり写真なり、解離説明書なり、テプラでの必要最低限の設定項目の張り出しなり、サポート体制が出来ていました。

 だからこそ、全ての人が慌てることなく新しい機械を使う事が出来たものです。絶対緊急時には混乱する、熟練した人間がいつも居るとは限らない、そうした危機管理体制がきちんとできていた病院でしたし、個人の力量の差にも寛容でしたし、寛容だからこその徹底したサポート体制が引ける考え方が整っていました。だからこそ安心して働いいてられる、というものでしょう。

 けれども、今の病院はどうでしょう?

 機械の取り扱い一つに於いても、緊急時に必要な簡易マニュアルや、全ての人が一定のレベルで使用できるサポートなどなく、機械が使えない人は無能、ただそれだけなのです。

 勉強会が一回あったし、受けているのだから使えるはず、という空恐ろしい考え方!!!!!私はこれが苦手です。

 冷静であれば、どれだけでも考える時間があれば、使う事はできます。けれども、緊急の特別な場面で、人は使い慣れない機会を一瞬で理解して一瞬で使う事が出来るでしょうか?

 普段、普通車を運転する人の目の前に業務用トラックを置いて、さぇつ変え、今すぐ動かして仕事をしろ!と言ったって困るものでしょう。ゆっくり考えながらの時間がない時、人は誰だって『出来ない』と言うに決まっています。それを

「個人の勉強がなっていない。」

「無能だ。」

 と責めることに、一体なんの意味があるのか、私はさーっぱり。

 この感覚が、今の病院にはありあり。一年で一回使うかどうかのものにさえ、取扱説明書は皆無です。いつも使っている者さえ分からなくなった時に縋るのは人の頭の中のメモ帳だけなのだから、驚きです。それを危機管理という点で看れば、恐ろしい。とにかく恐ろしい。こういう小さなストレス、脅威にさらされて仕事をしているのだから、多分普通に仕事をするよりもずーっと辛いものです。
 
 比べてはいけないのですが、以前の病院より設備も規模も大きくなって、たくさん勉強できるはずなのに、全然成長も出来ていない気がするし、働きにくいし、何がどうなってるか分からないしって気になるのは、こういうところなのかもしれません。すべてが個人の能力にかかっていて、誰もそれを評価もしなければレベルを上げようとも思わず、その差に文句は言うけれども間違いなく働くためにサポートする考えがまるでない。

 ポツンと佇む呼吸器を見て、思うのです。

 使える人にとっては物凄い機械なのかもしけないけれど、使えない人にとっては無用の長物。そして使えない人に当たってしまった時、救命に差が出てしまう現実。

 それをこの病院は丸で何とも考えていないうえ、それがいかにも個人の怠慢のような物言いしかできない上司。

 言い訳ではなく、人は様々な物事に囲まれていて、いつも同じことを考えていられるわけではありません。同じ環境にいるわけでもなく、優先順位がいつも同じであるわけでもないのです。そのうえで、全ての機械や制度、設備、病院の何もかもを自分の頭一つで覚えろと言うのは無理な話です。

 スタッフの働きにくさは、実はこういうところなのかもしれません。
 何をするにも、「分からない」けれどもこうする、という不安感。正しい事が何なのか分からなくなる現場の不安定感。
 それをどう解決していいのかわからない先行きの不透明感。

 はっきりと、あからさまに、

『分からないのはおかしい。』

 と言い切る上司。
 分からないことに理解を示さず、分からないことに助けを差し出さない。
 自分で如何にかしろ、の一点張り。

 皆が使えなくては、設備も機材も意味がない、という事に気づかない。
 皆が同じように使え、考えてこそのチーム。

 
 ・・・長続きするとは思えません。

 というか、未来が見えない。

 希望を持って転職して来たのに、最近の私はしんどいとか辛い事ばかり。


                      ♪

 という訳で、ME機器の話です。と言っても、詳しい事は全然なのですが。

 医療業界で使う電気機械などの事を、ME機器と呼びます。小さなものでは電子血圧計から、大きなものは人工呼吸器、透析の機械などまで。私も詳細はなかなか知らないのですがね。手術室にいた頃は、本当にいろんな機械に対峙していましたけれども。

 看護師の内には、パソコンなどの機械が苦手な人もいるし、年を食っている人は矢張り機械がダメ、という人も多いです。だけれども、呼吸器をつけ、電気メスを使い、モニターを駆使して患者さんのケアにあたる訳ですよ。

 上記の話ではないのですが、「苦手」という事を「無能」とするのは如何なもんでしょう。出来ない人、分からない人はいるものですし、機械の話になると途端に真っ白になってしまう人もいるはずです。とにかく、色んな人が居るのだという事を、上に立つ人間は知るべきですし、危機管理という面ではそこが一番重要なものです。

 ME機器は特殊な管理と使い方、メンテナンスが必要なものもありますし、使い方が間違っていれば患者さんの命にもかかわるものが多いです。

 だからこそ、緊急の、突然の場面でスムーズに使える知識と経験は誰しも必要ではあります。必要だけれど、いつまでも維持していくには、真面目にそういう機会にいつでも当たらないと無理な話です。能力の問題ではなく。
 それこそ、一年に一回使うかどうかの機械に対して熟練と言われるには、よほどの事がないと無理。人々はどうにかこうにか使える、という状態で綱渡り的に使っているというのが本音だったりします。

 そういう時に大事になるのが、一つの考え方です。


 どんなときにも
 どんな状況でも
 どんな人でも
 一定のレベルで使用できる

 
 という事。人によって能力に差があるのは、確かな事です。その患者さんがどの医師に、どの看護師に当たるかどうかで生死が分かれる、というのはシャレにならないけれど、ありえうる話です。実際ある事です。悲しいけれど。

 それでは、ホンマにシャレにならん。

 なので、機械についてはそれを失くすため、どんな人でも一定レベル以上で使う事が出来る『仕様』というのが大事です。

 それは、使い方の簡易マニュアルだった李、定期的な勉強会だったり、機械自体の在り方の問題だったり、使い方の手順の事だったり、危機管理ができていればどうとだって克服できるものです。

 人間には個性がありますが、機械には一定の使い方が決まっています。対峙する人間が同じレベルの考え方で対峙できれば、なーんの問題もないのです。
 なので、緊急時に使えるように対策を練るのは、危機管理として大事な事。

 呼吸器であれば、回路をセットしておく、電源を明記しておく、設定方法のマニュアルを簡単につくる、そのうえで取扱説明書記近くに於いておく、メーカーの対応電話番号を張り出しておく、そうした対応は大事だと私は考えます。
 変な表現ですが、とりあえずの設定でその場を凌ぎながら、説明書やメーカーの対応電話などでより高度な設定と管理をしていく、というのは医師にとっても大事な経験の一つです。
 誰しもが初めての場面があるもので、その時に頼れる人が誰もいないなど、ありえない!と私は思うのです。だから、私が初めての時にも誰かがいて欲しいと思う。人は相談できる相手がいると、強くなります。ほんまに、3人寄ればなかんとやらの世界ですよね。

 危機管理というのは、こういうところにも出て来ます。

 どんな業種でも、機械を扱うとき、それがどんなものであれ、きちんとその器械の能力が発揮できるように使うのはもっともな正義です。そのために必要な知識は確かに大事です。けれども、それ以上に、どの人も同じように使える、という環境は大事。悪い言い方ですが、医師でない人でも一発で扱える環境、というのはME機器の理想だと私は思うのです。

「使ったことないから。」

 と言って患者を診ない医師が居るんだからさぁ・・・。

『分からない。』

 って言って逃げてしまう医師が居るわけだからさぁ。

 こういう意思をサポートするためにも、看護師の必要とする知識はどんどん増えていって、単に私はそれについていけてないだけなのだけれども・・・。



 人工呼吸器や救命器具や、様々な設備を誇らしげに言う上司。けれどもそれを誰が使うかなんて何にも考えてなくて、どう使うかも考えてなくて、使うために何をしたらいいのかも考えてなくて・・・。

 自分が使えるから、それだけの理由で相手を「無能」扱いにする考え方の低次元さ。

 いや、私が言われたわけではないんだけども・・・・。
 意地でも使うけれども、私・・・。

 なんというか、チームワークって、人と人だけじゃなく、人と物の関係も大事だと思う毎日なのでありました。




 ため息。
 

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