〜近畿☆瀬戸内☆うまうま交響楽団 ♪

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<<   作成日時 : 2013/02/15 03:12   >>

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 2月に入って、時間があっという間です。とくに休みの時間が。
 特筆すべき速さで休日が過ぎていきます。

 というのも、ずーっと寝ているからなんですけど。3連休の週末は仕事で、仕事の後少しだけ実家に帰っていたんですが、帰っている間に犬の散歩以外で外出することはなく、顔も洗わず過ごした数日間。一歩も家を出ませんでした。わんことずーっと寝っぱなし。これにはさすがのわんこも嫌気がさしたみたいで、最後らへんは布団に入ろうとすると、またかよって顔をされました。

 12歳の老犬より眠る、崖っぷち腐女子です。

                      

 最近というか、年明けてからというもの、あまり仕事にやる気が戻らず、気が付いたら悪い所とか嫌なところばかり見ているような気がして、スランプに陥ってるうまうまさんです。
 最近この頻度が酷く、お陰で日常生活も物凄い事になっていて、ブログを更新することもとにかく面倒、買い物も面倒、出勤も面倒、何もかも嫌!!!!ってな具合で過ごしています。

 仕事はそうはいっても出勤してしまえば普通に頑張ります。
 ただ、仕事場の嫌なところばかりが目について、なんでこんななんだろう?なんでこんなことするんだろう?なんでこんな風にするんだろう?って、「あー、嫌だ!」ってばかりです。

 この間の夜勤は重症ベッドがほぼ埋まっていたので、受け入れる症例にも限りがあり、とにかく落ち着いた夜ではあったのですが、それならば○○をしよう、という気になるスタッフと一緒ではなく、気が付いたら座ってしゃべっていたり、ぼーっとしていたりのスタッフで、何というかだらけ気味?

 それも何となく嫌で、自分が一生懸命になって動いていることが馬鹿らしいんだけど、「あなたたちと同じにはなりたくない!」って気分になって、躍起で動いていると一人疲れているって現実です。

 こういう自分、凄く嫌なんだけど・・・。
 仕事は仕事でちゃんとやりたい!

 とあるスタッフが、重症患者さんの救急搬送依頼を受けて居たんです。かなり高度救命が必要な感じの患者さんで、多分病床的に無理だろうなーと思うような症例でした。うちで受け入れが無理そうなのは分かっていたので、すぐに判断して次の所を探して貰うのが時間的なロスも最小限に出来るのですが、いつまでもだらだらと状況を聞いていて、「受け入れられない患者さんの状態を聞いていないで、つぎの病院を探してあげるべきでは?」と思う自分もいたり・・・。で、結局断る事になるんだけど。
 
 その患者さんを受け入れ慣れないってことで断り、ホットラインをきった後で、その方が一言・・・

「こんなんじゃ、やりがいないよねー。」

 たまたま、現地研修に来ていた学生さんが、夜勤の泊りをしていたのです。その学生さんたちに向けての言葉のようでしたが、




 はぁ?




 ときた途端、カチンと来てしまい、





「やりがいは何時だってどこにだってあります!!! 無いなんていえないはずですよ! 大事なのは救急車だけじゃないです! 当然じゃないですか!」



 とキレていた・・・。

 暇だからやりがいがないって一笑されて、緒が切れた感じ。
  

 まぁ、私だって暇だったら暇だなーって思うし、何かやりたいなーって思うし、そんな時に救急車受け入れとかだったら張り切るし、大したことない患者ならなんで今頃って思うし、聖人君子ではないんだけど、日頃からこいつヤル気あんのか?という位適当な仕事をしている人からそういう風に言われると、もうダメでした…・。

 こういうところが、空気読めないというか・・・・体調不良というか、どん底状態というか・・・・。

 セーブが効かない人間です。
 頑張ってる事を誰かが見てくれてるなんて嘘だよなって思う次第であります。

 そうこうしてたら、真夜中に急変あり、外来から病棟へヘルプで呼ばれました。
 訪室時に患者さんが心肺停止に陥っていたのを発見、という状況で、たまたま外来でその連絡を受けたのが私。周りを見ても、医師は行くけど看護師はいない。病棟管理業務ではあったのですが、PHSと簡易血液ガス測定器をつかんで病棟まで走るはめに。

 病室に行ってみると、人手要因で呼ばれた医師・看護師がわらわらわらわら。
 こりゃ、人がいっぱいいるからいいかーと思っていたら、外来で一緒に夜勤をしていた研修医が、

「ルートないっ!」

 とか叫んでいる訳です。勿論、薬を行くためのルートがないってことです。だってねー、病棟で退院を待つだけの患者さんが、日ごろから点滴して動いてるわけないしねー。

「ないなら血管確保しようよ。」
 
 ってなことなんだけど、誰も動かない。というか、動けない。緊急のCPAの場面では、病棟の看護師さんはおろおろするだけか、記録に回ってしまうので、応援で来た看護師で動くしかないのですが、何をしていいか分からない人たちばかりなのです。夜は経験年数の若い看護師さんの勤務が多いので、勿論こういった場面もそうそう当たる訳ではない。
 
 走ってくる最中、絶対必要となるであろう駆血帯をひっつかんできたワタクシ。腐って溶けようともここは救急ナースとして働かなければ!ってか、患者さん救わなきゃ!人手があっても猫の手になってはだめだわっ!!!

 傍らの救急カートから、ぐわしっと留置針をひっつかみ、その場しのぎでシリンジを持ち、

「どいてください! 私ルート取ります! 先生は蘇生を!」

 と、おろおろしながら血管を見つめていた研修医をどかし・・・・・・・たはいいものの、




 この患者さん血管無い――――――!!!!!





 ひやひやしながらもとりあえず正中にルートキープ。
 ・・・・したはいいけど、だれもつなぐボトルを用意してくれてない。


「ルート取れたから、誰かボトル作ってくださーい!」

 とか言ってたら、傍らに立っていた外科医からそっと差し出された




 ヴィーンF。(←点滴。CPAの第一選択)



 

 ・・・・・・・・・・・・・控えめ過ぎる。

「あ、どーも・・・・」

 といいつつ受け取るが





 ルートがついてねーじゃねーか!!!!!




 そう、ボトルのみポツンと渡されて、ペットボトル状態。そこから点滴として体に入れるためのルートが(よくドラマでぽてぽておちてるあれ。)ない!!!!!

「ルートないやんけ!」

 ってツッコミは後にして、

「先生、ついでにそこの点滴ルートのセットくださいな。」

 と、立ってる者は外科医でも使え。
 片手で正中に取った貴重な留置針が抜けないように支え、片手でボトルに点滴ルートをぷっさし、ルート内の空気を抜き・・・・ってしてたら、

「手伝います!」

 とやってきてくれた誰か。

「血管確保できました!」

 と叫んだら、

「ボスミン!」

 となり、

「ボスミン吸って―!」

 となり、慌ててガチャガチャやる音がして。

 そうこうしているうちにAEDは自動解析するのでちょくちょく「患者から離れてください」とかいうし。

 うるせーよ! どうせショック必要ないんだからCPR続けさせろ!ってな勢いのERチーム。 

「AED無視して―!」

 AEDも、ほぼこういう時には用の長物。モニターあるのになんでパット張ったのさってな雰囲気。

 ボスミンのショットと点滴負荷で心拍再開、自発呼吸も回復。
 採血でとった簡易ガス分析結果が出るわけですよ。

「ガス結果、カリウム8.。」

 誰かが結果を読み上げるのを聞いて、

「カルチコールとメイロン準備してくださーい! 観察室に患者さん運びましょー。」

 わたわたと動いてくれる応援スタッフの誰に言うでもなく声をかけて、患者さんを個室に運びいれていたら、救急カートの中をごそごそとやりながら、二人でわたわたしている看護師さん。

 手には確かにカルチコールとメイロン。

「カルチコールは10mlのシリンジで原液で用意してください。メイロンは20mlじゃなくて250mlの方。でもいらなくなりましたのでいいです。」

 ERで働いているとCPAの患者さんの対応は大抵ルチーンワークのようなものになりがちです。蘇生のアルゴリズムで動きながらルート取って、採血してガス分析してって感じです。カルチコール、メイロンも普通に使うのでどれをどう準備するか分かりますが、病棟ではたらていてるとそうはいきません。

 メイロンという薬液だって、250mlと20mlがある事を知っている人だって少ないかもしれません。
 ガス結果を聞いて、何をどう準備するか分かる人は、少ないものです。

 それぞれ声を上げて指示をするのですが、矢張りその指示を理解出来るかどうかなのだと思います。

 よく、他のスタッフがこういう緊急の蘇生現場に出向いて、

「病棟のスタッフは全然動けない!何にもしない!見てるだけ!」

 と、ぷんぷん怒りながら帰ってくるのがいつもの事でしたが、久しぶりに自分が出向いてみると、分からないから動けるはずがない、というイメージが強く、何もかもにもたもたしているのを見ていると、こちらの指示の出し方が間違っていたのだし、ましてや現場が違う、というのも念頭に入れておくべきことなんだというのも気づかされます。

 1言って5分かる人は、そりゃERで働いてますって。ERで働いてたら、1言って8くらいまで分かって欲しいけど。心肺蘇生は看護師2は必須の技術ではあるけれど、技術と知識は比例も反比例もしません。

 動かないのではなく、動けない。どう動いていいか分からない。
 指示されたことが何を言っているかはわかるけど、どうしたらいいのか分からない。

 血ガスと叫ばれて血液を渡されても、簡易測定器を使ったことがなければわからない。
 まずルートを取る、という事は知っててほしいけど、誰がしたらいいのかわからない。
 カリウムが高いと言われたって、どうしたらいいのかわからない。
 自発呼吸が戻ったと聞いて、だからどうしたらいいのか分からない。

 これは、仕方ない事。だって、経験がないんだから。
 だから、こういう場面でリーダーが大事になる。
 的確に指示をする、というのはそういう事なんだと気付く訳です。

 ERが暇だからぼんやり仕事していた自分に、いい刺激になりました。

 患者さんがひとしきり落ち着いたところでERは撤収しました。何というか、不思議な体験でした。ぼーっとしていた自分に、患者さんが大事な事を教えてくれたような気がしました。

 どんな状況でも、周りを見ることは大事だし、分からなくて動けなかった看護師さんに悔いを残させないためにも、自分がきちんと使命を全うするためにも、必要な事は言葉を削ってはいけないし、『分かっているだろう』という思い込みもダメなんです。

 チームワークって、そういう事なんだろうなと。
 なんというか、言葉に出来ない感覚的なものなんですが、患者さんから『理解する』ことの本質を教えてもらったような気がします。
 そこにいた皆に、大切な事を教えてくれる、患者さんっていつもそういう存在。

 その方は凄く凄く、命を張ってくれた先生でした。
 意識が戻るかどうかは分からないけれど、病状は安定しつつあります。


 ERにいると、こういうことを見失います。皆それぞれ『分かっている』と思う人たちだからなのか、それが地ヘムなのかはまだわからないけれど・・・。分かっているんだけど分からない事って、生活の中で沢山あるんですよね。分かったつもりでいるっていう事ではなくて、知っているんだけど分からない事っていう事なんです。

 手術室でお腹の手術をしていた時も、解剖学に載っていたイラストと実際のお腹の中は全然違うって事も、知っていたけど知らなかったことの一つ。でも、知っているに越したことはない事。

 看護師っていう職業は、そういう感覚が多いのかもしれないけれど、それを一つ一つ乗り越えながら、苦節1〇年の私もまだ、成長中。(←横に?)


 だから、「やりがいがない」っていわれたら、なんかカチンときたのかも。
 暇だねーとかなら良かったのかな。確かに暇だったし。


 蘇生をしながら患者さんの情報を聞いたら、すらすら答える病棟の看護師さん、それは凄い事だと感心したな。50人近くいる患者さんのたった一人を聞いたのに、間髪入れずに答えてくる、やっぱり病棟の看護師さんは一番患者さんに近い所にいるんだなと思いました。ERの私は所詮応援なんだよね。結局、私やったの血管確保しただけだしねー。



 まだまだ教えてもらいたいことがあるから、この患者さんには頑張ってほしいなぁ…。
  

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