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zoom RSS あぁ、生理学。

<<   作成日時 : 2014/05/13 13:38   >>

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 いやぁ、気が付いたら春が過ぎて夏になろうとしてますがな。

 なかなか書く暇がなく、バタバタと過ごしていました。2013年はとにかく忙しい一年でして、崖っぷちナースうまうまが曲がりなりにも看護師としてつとめさせてもらっているあいしーゆーとかいう場所も、そりゃまたバラエティ豊かににぎわっていたのです。

 一年、部署が変わってもう分けわかめ。のうまうま。一年があっという間というより、これほど長い一年もなかったような気がしますがな。

 その間に新しい看護師が増え、中途採用者が増え、なんとまぁ、私お姉さん看護師になってしまいましたよ。なーんにもわかってないんだけど。

 いまだに、救急医からは使えない看護師ナンバーワンを支持されていると自負できます。

 えぇえぇ、もちろん、使えない看護師ですよ。

 私のモットーは、現状維持だったりしますから。患者さんの力を余分に使うことなく現状維持を心掛けていたら、患者さんの治癒力で治っていくんだ!という、最も的であいまいで、他力本願なモットーを心掛けています。

 この一年、何枚のインシデントレポートを書いたことか‥‥とほほ。

 でもインシデントですから。ヒヤリハットですから。
 まぁ、こんだけ看護師として生きてれば、実はアクシデントだって沢山あるんですけどね…。頑張ってはないけど乗り越えてきましたわ。同じ失敗はしてない!と、経験年数を盾にして言える。というか、自慢できることが経験年数しかない、ともいうけど。

 さて、本題。

 新しく社会人になり、新しく看護師になったピヨピヨさんにつぐ。というか、全ての若い看護師に告ぐ、または看護という事に悩める看護師に告ぐ、という感じですが。

 まぁ、とはいってもこんな崖から転げ落ちたような看護師の私が何を言えるわけでもないんですが、いろんな部署を回って今まさに何故かICU.CCUなるところに生息している身として、今まで何を看てきたんだろう?という思いにとらわれた一年であったので、新鮮な一念を無駄にしないよう、若い看護師に伝えたいことがあります。

 一部の人たちはもうそんなの完ぺきよーって思う人もいるでしょうが、看護師ってとかく「病気」や「障害」に目を向けがちです。私は教育のシステム上、「セルフケア」を大事にする看護教育を受けてきたので、「患者さん本位」の見方を習った気がします。どこの学校に行くか、誰に習うかで、看護師としての根本が変わってくるのが不思議なところですが、それでも現場に出ると、

「治療の必要な病気」の患者さん

 を看るため、どうしても「病気であること」に目が行きがちです。看護師さんにかかれば、些細なことが大きくなってしまうという事だってあります。まぁ、一番重大な事を考えながら動くというのは鉄則ですからね。特にER。

 でも、なんで異常ってわかるの?

 ってことですよ。

 一番簡単な例でいえば、心電図。現在循環器病棟でバリバリ心電図解析をしている看護師さん、ベテランさんから見たら「なんでわからないの?」という事もあるでしょうが、看護師さんの苦手トップ3に入るであろう心電図。

 心電図をみた時、何を考えます?

 「どこが異常」かを見つけてませんか?
 「何の病気の心電図だろう?」って、見てません?

 それって「異常」の色眼鏡だって、気づいてます?

 ってことですよ。
 異常が分かるようになるためには、「正常」が分からなければどうにもならないという事。もうこれは口を酸っぱくしてどこでも言われている事ですが、現場に出でるととかく病気の勉強や異常の勉強ばかりに偏りがち。

 心筋梗塞の患者さんを受け持って、全然わからなくて困ったから、心筋梗塞の勉強をしよう!

 これは正しい事だけど、心筋梗塞が分かっても、正常な心臓の動きや何のために心臓があるのか、何をする器官なのか、どう役立っているのか、じゃあ心臓ってなんで動いてるのか、説明できる人は少ないのですよね。

 ダメっていう事は分かるけど、なぜだめかわからない、というのも同じかな。

 ICUなる部署に来て、一番にわかったことは、自分がいかに「正常」を曖昧にしているかという事なんですよ。今まで人間をいっぱい見てきて、看護してきたのに、正常な人間ってほとんどいないわけですよ。だから、一番わかってないのは正常な事なんだなって。

 というか、正常が分からないと異常が分からないんです。

 話は心電図に戻って、たとえば正常な心電図を見せて、「どう?」と聞いても、異常を見つけてくる看護師のほうが多いんじゃないでしょうか。正常な心電図を正常だと自信を持って言える人、なかなかいないんですよね。まぁ私も語尾をにごすほうですけど。わかんないし。

 正常な人間は、社会生活の中で沢山かかわっている、というのはまた別の話。

 腎臓の働きがなんなのか、腎臓って何のためにあるのか、肝臓って何の働きをするのか、何のために大事なのか、なかったらどうなるか、そういう臓器の「正常」もそうだし、ホルモンや血液や、髄液だったり、神経だったり、正常ってなんだ!?ってつきつめて考えることの大事さ、本当に痛感します。

 ICUに移動になってからというもの、勉強をしていると「正常」を知らないと異常の状態が分からないことに気づきます。もともと原理・原則から入る私ですが、歳をとったのと焦っていたので、勉強が「異常」から入りすぎて全然頭に入ってこなかったんですよね。言ってることが分からないし、勉強したことが患者さんに生かせない。

 なんでだろうって思ったら、「正常」が分かってないからなんですよね。それも、「腎臓は尿を作るところ」とかいう猿みたいなことではなくて。酸塩基平衡にどうかかわっているかとか、ろ過率とか限外ろ過とか、ボウマンのうとか糸球体とか…そういうところね。もちろん、それが医療者の目線ですから。
 勉強したらものすごく面白い事なんだけど、仕事しながらだともうこれが苦痛で苦痛で。それでまた頭に入らないっていう事にもなるんだけど。

 なので、花の学生の皆様・・・って、このブログ放置されすぎててどんだけの人が読んでくれているかわからないけど、

 学生時代は勉強は「解剖生理」にもどることが大事です。というか、今の時期は大学でも「解剖学」や「生理学」を習う時期。医療系大学でも、結構さらっと過ぎてしまう科目だけど、これが現場に出たらとてつもなく大事なのです。

 声を大にして言う。

 解剖生理学、神様!!!!

 考えてみれば、人間を知るのに病気を習う事はんないもんね。解剖生理学が基本。
 解剖は結構すぐにわかるんですよ。自分に置き換えていけばいいんだし。大概の人は胃は胃のところにあるし、おなかの中にあるし。胃が縦隔にはまってる人はいないし。おしっこが口から出る人はいないし。

 というわけで、この時期半年近くブランクが空いてしまったけど、うまうまさんが伝えたいことは、


 正常を知ろう!

 正常を正常と判断できるようになろう!


 という事っすよ。特にICUで勉強したい人、解剖生理の神になろう!!!
 そしたら、先生の言ってることもさらっとわかるし、オペ記録なんて読んだだけでわかるし、もちろん病態が分かりやすく解きほぐしやすい。

 ICUに入る患者さんは、全身が複雑に悪いのですよ。一か所の異常で入るわけではないので、さまざまな病態が入り組んでいるんですよ。ぐっちゃぐちゃに絡まってカチカチになったその病態を一つずつ紐解いていかなければならないんだけど、生理学が分かっていれば、それが分かりやすくなるというものです。

 どんな勉強をしたとしても、正常が分からなければどうにもならないってことです。


 足は歩くこと以外にも役割があるでしょ。

 指は物を持つのに便なこと以外にもあるし。

 指はなんで5本あるの? とか。

 目は2つなの? とか。

 見えるってどういうこと? とか。


 人間ってホンマに繊細で大胆な生き物ですよ。




 さて、深夜あけのうまうまさんは寝よう。

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